縁の鎖

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王城の暮らし

おてんば姫は健在

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王妃のがゴリ押しされた後、ジュエリアは乳母のアルミナにお茶会での出来事を話していた。

「ほほほほほ。おてんば姫はご健在のようですね。」
「王妃様のお人柄は昔からなの?」
「ええ。昔から自分の意思をしっかりと持つお方でしたよ。少し行動力があり過ぎるところがありますが…ふふふふ。」
「もーう!笑い事じゃないのよ!3日に一度、王妃様とお茶をするなんて…。しかも、と呼ぶ練習のためだなんて…。王妃様もお忙しい方のはずよ?私がいつまでもとお呼びできなければ、ずっとお付き合いいただく事になりそうなのよ!」
「ふふふふふ。お付き合いいただけば、よろしいではありませんか。王妃様もそれはそれで楽しまれると思いますよ。」
「もーーーう!アナの意地悪!緊張で胃に穴が開いてしまうわ!」



5年ぶりの穏やかな日々を、噛み締めて夜が更けていった。

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