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スカーレットの場合
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目を覚まして体を起こしたら鏡が壁に付いていて鏡に映る自分に驚いた。
「どうなってるの!?」
「何かございましたか?スカーレット様?」
「何でも無いです。」
(どうなってるの?ていうか、此処何処!?有紗は!?)
周りを見渡すとテーブルの上にてがみを見つけ、ベットから降りた。
メイドのアンジュは私の行動を気にせず、着替えの準備をしてくれていた。
その間に手紙を開いて呼んだ。
『親愛なる未来へ
驚かせてしまってすまない。私はこの世界の神だ。今の君の身体はこの世界の君自身だ。その子は生まれた時から魂が無い状態だった。同じ魂である君を入る事にしたんだ。その子の身体で幸せになれば元の世界に戻れるようになってるから頑張って。
後、君と一緒にいた子もこの世界に居るからね。
この世界の神より』
私は有紗もいると知り、安心した。
(何処かで有紗に会えるかも。)
「スカーレット様、着替えの準備が出来たので着替えましょう。リビングで旦那様と奥様がお待ちですよ。」
アンジュに言われ、ベッドから降りて着替えさせてもらった後、リビングに向かった。
「何か読まれていましたが何を呼んでらっしゃったのですか?」
「友達からの手紙。」
「ローズマリア様からの手紙でしたか。失礼しました。お嬢様は、ローズマリア様と本当に仲が宜んですね。」
「うん。(ローズマリアって誰!?)」
アンジュに連れられリビングに着いた。
「スカーレット。明日の事なんだが。」
「明日?」
「明日、第一王子の婚約者候補を集めるパーティーが開かれる。参加するか?」
「参加する。ローズマリアも来るなら行く。」
(ローズマリアが誰だか知らないけど、もしかしたら有紗が居るかも。)
スカーレットは参加を望んだ。
「どうなってるの!?」
「何かございましたか?スカーレット様?」
「何でも無いです。」
(どうなってるの?ていうか、此処何処!?有紗は!?)
周りを見渡すとテーブルの上にてがみを見つけ、ベットから降りた。
メイドのアンジュは私の行動を気にせず、着替えの準備をしてくれていた。
その間に手紙を開いて呼んだ。
『親愛なる未来へ
驚かせてしまってすまない。私はこの世界の神だ。今の君の身体はこの世界の君自身だ。その子は生まれた時から魂が無い状態だった。同じ魂である君を入る事にしたんだ。その子の身体で幸せになれば元の世界に戻れるようになってるから頑張って。
後、君と一緒にいた子もこの世界に居るからね。
この世界の神より』
私は有紗もいると知り、安心した。
(何処かで有紗に会えるかも。)
「スカーレット様、着替えの準備が出来たので着替えましょう。リビングで旦那様と奥様がお待ちですよ。」
アンジュに言われ、ベッドから降りて着替えさせてもらった後、リビングに向かった。
「何か読まれていましたが何を呼んでらっしゃったのですか?」
「友達からの手紙。」
「ローズマリア様からの手紙でしたか。失礼しました。お嬢様は、ローズマリア様と本当に仲が宜んですね。」
「うん。(ローズマリアって誰!?)」
アンジュに連れられリビングに着いた。
「スカーレット。明日の事なんだが。」
「明日?」
「明日、第一王子の婚約者候補を集めるパーティーが開かれる。参加するか?」
「参加する。ローズマリアも来るなら行く。」
(ローズマリアが誰だか知らないけど、もしかしたら有紗が居るかも。)
スカーレットは参加を望んだ。
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