賢者の幼馴染との中を引き裂かれた無職の少年、真の力をひた隠し、スローライフ? を楽しみます!

織侍紗(@'ω'@)ん?

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第百二十三話 母と娘

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 僕たちは村長の家を出て、早速ロザリーバレーに向かった。道中は森の中を通り抜けた。森の中を突っ切るということで、途中までキッドランドの村人たちも何人か一緒だったけど、中心部近くで別れたのだった。
 ただ、やっぱり最短距離である森の中を通るのは早いようで、行きに比べると半分近く時間を短くする事が出来た。だから、当初の予定通り日が沈む前にロザリーバレーに辿り着く事が出来た。
 ロザリーバレーに付くと、すぐにアマンダ先生は立ち止まって振り返る。

「ミリアはアインス君たちを連れて家に帰ってて、私は詰め所に寄るわ。場合によっては村長にも報告しないといけないし、遅くなるかもしれない。だから私の事は気にしないで休んでて」

「……うん……わかったぁ……ぼくたちのことは心配しないでぇ……気を付けて言ってきてねぇ……」

 そしてアマンダ先生はそう言って僕たちと別れて詰め所に向かった。

「……じゃあ案内するねぇ……こっちよぉ……」

 その後、僕たちはミリアさんと共に家に向かったのであった。
 ミリアさんが家の扉を開けると中にはオデッサさんが居た。オデッサさんはミリアさんの姿を見るなり立ち上がって喜んだ。

「ミリア! 無事だったんだね!」

「……お母さまぁ……ただいまぁ……」

 オデッサさんは勢いよく駆け寄ってミリアさんをぎゅっと抱き締めた。そこには愛する娘の無事を純粋に喜ぶ母親の姿があったのだった。
 しばらく抱き締めた後、オデッサさんはミリアさんの背後に居た僕たちに気付き、声をかける。

「ああ、ごめんよ。気づかなくて。あんたたちもお帰り」

「ただいま」

「ただいま戻りました」

「ただいまですわ」

 戻りを喜ぶ挨拶をかけたオデッサさんに僕たちは各々言葉を返したのであった。

「あれ? そう言えばアマンダはどうしたんだい?」

 するとオデッサさんは一人足りないことに気が付いた。オデッサさん自身のもう一人の娘、アマンダ先生の姿が無いのだから当然のことだった。だから、僕たちにそう問い掛けたのだった。

「アマンダ先生は今回の事件について話さないといけないと詰め所に行きました。時間がかかるかも? みたいな話はしてましたよ」

 オデッサさんの問いに僕はそう答えた。

「ああ、なるほど。事件は解決したのかい? ならそれも当然の事だね。皆に報告しないといけないからね」

 オデッサさんはうんうんと何度も頷いていた。すると、ピタリと止まり、オデッサさんは違和感を覚えたような表情で首を傾げる。

「あれ? ってことはアマンダがいなくてもミリアは大丈夫なのかい? 男の子もいるけど……」

 男性恐怖症のことは当然、オデッサさんは知っている。母親だしね。だから、不思議に思うのは無理もない。と僕は思った。
 だからオデッサさんは腕の中のミリアさんにそう話しかけるたのだけれども、そのオデッサさんの言葉にミリアさんは答えを返した。

「……うん……大丈夫ぅ……」

「なにかあったのかわからないけど……そうかい、そうかい……」

 オデッサさんは嬉しそうに何度も頷いていた。すると、なにかを思い出したかのように抱き締めていたミリアさんを離し、僕たちにこう言った。

「ああ、ごめんよ。こんな所で立ち話をさせちゃって。とりあえず中に入って」

 と、中に入るように促された僕たちは家の中に入ったのだった。
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感想 7

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みんなの感想(7件)

いまだき かんき

読んでいて楽しいのでブクマしましたが……題名詐欺では?

「賢者の幼馴染」と「引き裂かれた」で読者が思うのは、想いあう幼馴染の恋人同士が無理矢理遠距離恋愛状態になり、擦れ違いながらも懸命に……というドラマではと思います。で、大体は、・勇者が屑で手籠めにされる・幼馴染がおのぼりの為に絆されて裏切り反動で思い上がる・主人公を思い続けて逆境に耐える、に3つの流れに多くは考えて読み始める筈では。ですが、主人公、早くも勝手な思い込みで捨ててますよね、どう見ても自分から。
このままでいかれるなら、賢者の少女が・誤解され方が酷いので怒ってしまった為にまともな話ができなかった・荷物を解いていなかったばかりに翌朝大人に攫われるかの様に馬車に乗せられ誤解を暇すらなかった、的な話が閑話でもいいので必要かと思います。

あと、折角指摘を頂いたのです。題名の誤字?直しましょう。意図があっての使用なら、レスにて書きましょう。物語風に言えば、国王参加のパーティーで鼻くそが付いたままの人物にこっそりそれを指摘したら「私の顔のどこに鼻くそが付いていると言うのです」と大声で返事している様なものです。同じ事に気付いた方や感想欄を見に来た方からすれば、呆れられますよ?

まあ、きつい事を書きましたが完結まで読みたい作品だったので述べさせて頂きました。出禁でしょうか?本音は勘弁して頂きたいのですが……なろうやアルファーは比較的読み易い形態ですので、読者も厳しいです。最近は指摘=BANの作者様も多く、結果的に読者数が伸びずエタる作品も増えています。悪口雑言にも、時には真実の一欠けらがある場合もあります。せっかく感想欄を開けているのですから、もっと伸びる先はあるでしょう。勿体ないなと言うのが本音です。
出来ましたらこれは非公開で願います。

解除
紅
2021.11.09

初感想失礼致します。
第10話のプレインスネーク以降は、改稿途中なのでしょうか。次の話にいくと話が飛んでいます。
話がしっかりしているので類推することは出来る為読めることは読めるのですが、毎回「んっ?」と疑問が浮かんでしまい気になってしまいます。
改稿途中でしたら駄文失礼しました。

解除
ノン
2021.11.09 ノン

HOTランキングから来ました

誰にも認識されない=透明人間?
と思ったら違ったので、一安心です。


21話と22話が同じ内容となってしまっているので、修正お願い致します

解除

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