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第9章 飛香編
第324話「美月の成果」
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伊衛能病院
守里: こんにちは。
美月: こんにちは~
幸村: あ、森崎君に美月さん。こんにちは。
春時から連絡をもらい、生徒会室から飛び出した美月は、何とか正門前で守里と合流し、共に伊衛能病院までやってきた。
そして、その道中で、美月はとあることにすごく驚いていた。
幸村: 12月になって、気温が急激に下がりましたが、体調は崩していませんか?
守里: はい。大丈夫です。
幸村: 笑、それは良かったです。
美月: …
やっぱ、かなり変わったよね。
ロボットっぽさが完全に抜けたわけじゃないけど、前よりも、表情が変化するようになったし、普通に会話をするようになってる。
前は、あんまり喋らなかったし、ほとんど無表情から表情が変わらなかったのに。
何があったんだろう…
いや、これぞ、私達の愛の力と言うやつなのでは…
幸村: 美月さんは?
美月: っ!!は、はい、私も大丈夫です。
幸村: そう笑。では行きましょう。
防衛団戦闘部1級団員兼看護師の幸村から、特別入院棟入場許可証を受け取った2人は、幸村に続いて、エレベーターに乗り込む。
幸村: あちらを向いていてくださいね。
守里: はい。
美月: はい…
改めて考えれば、この後ろ……まぁ、こっち側の扉が開くんだけど…とにかく、こうやって幸村さんに背中を向けさせられるのは、特別入院棟への行き方を私達に教えないためなんだろうな。
幸村: …先月は、美月さんは忙しかったんですか?
美月: え?まぁ、そうですね。学校の方で色々とあって。
幸村: そうなんですね。いえ、先月は森崎君1人でいらっしゃったので。
美月: 守里は、病院に行くことを事前に教えてくれませんから。教えてくれてれば、何としてでも予定を開けてたんですけど笑
守里: 先月は無理があったでしょ。美月、ずっと忙しかったし。
美月: いや、それは守里も同じね。
幸村: ……笑、お疲れ様です。
チーン
幸村: では、どうぞ。
美月: はい、ありがとうございます。
守里: ありがとうございます。
エレベーターが開き、守里と美月は幸村を残して、森崎優茉の病室に向かって歩き出す。
美月: …
相変わらず、人がいないな~
前回来た時は、1人男の人に会ったけど、その人も……
もう退院しちゃった…みたい?…かな。
病室の外から見て、なんとなくだけど。
誰もいない無機質な廊下を歩き、その中間辺りにある病室の扉を開ける。
ガラガラ
守里: 失礼します。
美月: 失礼します。こんにちは、まいまいさん。
扉を開けると、広い病室の中央にベッドが1つだけ置いてあり、そこには守里の姉である森崎優茉が、点滴を繋がれて横になっている。
病室に入った2人は、壁際にある椅子をベッドの近くに運び、そこに座った。
守里: 早速、この1ヶ月にあったことを話すね。まず1番話したいことは……チラッ
いつも通りに、前に来た時から今日までにあった出来事について話し始めた守里は、隣に座る美月を見る。
美月: え、私?
守里: そりゃそうだよ。なんと、美月が能高の生徒会副会長になったんだ。すごくない?
美月: ……笑、今の会長に選んでもらっただけなんですけどね。
守里: いや、確かにそれはそうなんだけど、前に来た時に言ったように、美月は今の会長…川嶋志帆っていう子なんだけど、その子の選挙活動を、美月は一生懸命に手助けして、その結果が、生徒会副会長に選ばれたってことだと思うんだ。姉ちゃんもそう思わない?
美月: ちょっと笑、私のことを褒めすぎ。
守里: だって、副会長に美月が任命されたのは、僕も嬉しかったから、姉ちゃんにも伝えたくて。
美月: …そっか笑。あ、じゃあそれで言えば、ほんと守里はすごくて。
守里: え、次は僕の話?
美月: 当たり前じゃん。まいまいさんは、大好きな弟である守里の話を1番聞きたいだろうし。
守里: そうかな~
美月: 絶対そうだよ。まいまいさんは……学校でも守里のことを話すぐらいに、守里のことを大好きだったんだから。
ここで、美月は考えていた行動に出る。
先週、新井から聞いた森崎優茉の情報を守里に伝えることで、無理やりにでも守里の記憶を取り戻させようと美月はする。
守里: え、学校でも?
美月: うん。聞いたことなかった?
守里: うん……姉ちゃんは、聞けば答えてくれたけど、あんまり自分から学校のことは話さなかったから。というより、僕の話をよく聞いてくれてたからさ。
美月: なるほど……
まいまいさんは、自分の話をするよりも、守里の話を聞きたかったんだな。
美月: じゃあ、学校でのまいまいさんのことは、私が教えてあげる。
守里: 美月が?……なんで、姉ちゃんの学校でのことを美月が知ってるの?
美月: その…まいまいさんの友達の人から聞いたの。
守里: ふ~ん……なら、お願い。
美月: うん笑
眠っている本人を目の前に、美月は新内から聞いた森崎優茉についてのことを、守里に話し始めた。
数十分後…
守里: よし。帰ろうか。
美月: うん。
しばらくの間、楽しく話をした2人は、椅子から立ち上がり、扉の方へ。
守里: じゃあね。姉ちゃん。
美月: まいまいさん。また来月。
ガラガラ
美月: ふぅ……
守里: …改めて、ありがとね、美月。姉ちゃんのことを教えてくれて。
美月: 笑、何言ってるの。家族なんだから当たり前。
守里: そう…家族か……
美月: さ、行こう!
守里: うん。
森崎優茉に別れを告げ、病室を出た2人は、再び無機質な廊下を歩き、幸村のいるエレベーターに戻ってくる。
守里: また、お願いします。
幸村: はい。乗ってください。
そして、開いたままのエレベーターに乗り込み、来た時と同じように、幸村がいる、エレベーターのボタンがある方向に背を向けて立つ。
幸村: 今日は、何を話されたんですか?
守里: 今日は、いつものここ最近の出来事を話した後に、美月が姉ちゃんについての話をしてくれたんです。
幸村: 美月さんが?
美月: はい。森崎優茉さんの友達の方と会う機会がありまして。その方に聞いた話を、守里にしたんです。
幸村: それは……森崎君も嬉しかったでしょう。お姉さんの話を聞けて。
守里: はい。とっても嬉しかったです。
チーン
幸村: 笑…どうぞ。
守里: ありがとうございました。
美月: ありがとうございました笑
幸村: また来月ですね。良いお年を。
守里: 良いお年を。
そう言葉を返して、守里は歩き出す。
幸村: 美月さんも、良いお年を。
美月: はい!良いお年を。
と言って、続けて美月も幸村に背を向け…
幸村: …見た通り、森崎君は着実に変わっていっています。そして、先月、直接本人に尋ねたところ、森崎優茉さんについての記憶はほぼ取り戻しています。
美月: っ!!
幸村: ただの看護師である私が言うのもおかしいですが……美月さん、ありがとうございます。あなた達が森崎君の家族になり、その暖かみや幸せを森崎君に伝えたからこその、今の森崎君だと思います。
美月: ……
幸村: これからもどうか、森崎君のことをよろしくお願いします。
美月: …はい!笑
振り向いて、笑顔で大きく返事をした後、病院を先に出ていた守里に追いつくのだった。
◇◇◇◇
その日の夜
七星の家
祐希: ふぅ……お尻痛い……モグモグ
七星: なんでやねん笑…パクッ
生徒会の仕事を終え、疲れて帰ってきた祐希は、姉である七星と共に、テーブルについて、夕食のカレーライスを食べていた。
祐希: いや、同じ会計の子がさ…
七星: 三枝璃果ちゃん?
祐希: うん。その子が作ったお尻叩き装置を、祐希の椅子に取り付けられて、祐希が寝そうになったら、それでお尻を叩かれてさ…パクッ
七星: 笑、なんやそれ。お尻叩き装置って。さすがロボ研の部長やな。
祐希: モグモグ…だよね。昨日、志帆が言ったら、今日の昼には完成させて来たんだもん。
七星: すっご。パクッ…モグモグ……生徒会、大変?
祐希: まぁね。でも……楽しいよ。
七星: そりゃ良かった…パクッ
祐希: ……ってか、守里とはどうなったわけ?
七星: っ…そ、それはやな…
祐希: 飛香に目を覚まさせられたんでしょ?
七星: ……うん。そろそろ動こうと思っとるところや。
祐希: ふ~ん……パクッ…モグモグ
七星: ………ふぅ……
祐希: ……文化祭のやつを使うの?
七星: そのつもり。
祐希: うん…パクッ…モグモグ……
七星: パクッ…モグモグ………直接とメッセージ、どっちがええと思う?笑
祐希: っ…そんなのどっちでもいいよ。どっちにしろ、守里はちゃんと答えてくれるだろうし。パクッ…モグモグ…モグモグ……ご馳走様でした。
七星: 笑、皿は水につけとき。
祐希: 分かってる。
早くカレーライスを食べ終わった祐希は、食器をシンクに持っていき、そのまま脱衣所の方に向かっていく。
七星: ………はぁ……メッセージやろうな~
1人になったリビングで、そう呟いた七星は、早速携帯を取り出し…
七星: さ、ななも覚悟決めよ。
守里へのメッセージを送った。
七星 M: 日曜日の朝10時に駅前集合で、一緒にテーマパークに行こうや
to be continued
守里: こんにちは。
美月: こんにちは~
幸村: あ、森崎君に美月さん。こんにちは。
春時から連絡をもらい、生徒会室から飛び出した美月は、何とか正門前で守里と合流し、共に伊衛能病院までやってきた。
そして、その道中で、美月はとあることにすごく驚いていた。
幸村: 12月になって、気温が急激に下がりましたが、体調は崩していませんか?
守里: はい。大丈夫です。
幸村: 笑、それは良かったです。
美月: …
やっぱ、かなり変わったよね。
ロボットっぽさが完全に抜けたわけじゃないけど、前よりも、表情が変化するようになったし、普通に会話をするようになってる。
前は、あんまり喋らなかったし、ほとんど無表情から表情が変わらなかったのに。
何があったんだろう…
いや、これぞ、私達の愛の力と言うやつなのでは…
幸村: 美月さんは?
美月: っ!!は、はい、私も大丈夫です。
幸村: そう笑。では行きましょう。
防衛団戦闘部1級団員兼看護師の幸村から、特別入院棟入場許可証を受け取った2人は、幸村に続いて、エレベーターに乗り込む。
幸村: あちらを向いていてくださいね。
守里: はい。
美月: はい…
改めて考えれば、この後ろ……まぁ、こっち側の扉が開くんだけど…とにかく、こうやって幸村さんに背中を向けさせられるのは、特別入院棟への行き方を私達に教えないためなんだろうな。
幸村: …先月は、美月さんは忙しかったんですか?
美月: え?まぁ、そうですね。学校の方で色々とあって。
幸村: そうなんですね。いえ、先月は森崎君1人でいらっしゃったので。
美月: 守里は、病院に行くことを事前に教えてくれませんから。教えてくれてれば、何としてでも予定を開けてたんですけど笑
守里: 先月は無理があったでしょ。美月、ずっと忙しかったし。
美月: いや、それは守里も同じね。
幸村: ……笑、お疲れ様です。
チーン
幸村: では、どうぞ。
美月: はい、ありがとうございます。
守里: ありがとうございます。
エレベーターが開き、守里と美月は幸村を残して、森崎優茉の病室に向かって歩き出す。
美月: …
相変わらず、人がいないな~
前回来た時は、1人男の人に会ったけど、その人も……
もう退院しちゃった…みたい?…かな。
病室の外から見て、なんとなくだけど。
誰もいない無機質な廊下を歩き、その中間辺りにある病室の扉を開ける。
ガラガラ
守里: 失礼します。
美月: 失礼します。こんにちは、まいまいさん。
扉を開けると、広い病室の中央にベッドが1つだけ置いてあり、そこには守里の姉である森崎優茉が、点滴を繋がれて横になっている。
病室に入った2人は、壁際にある椅子をベッドの近くに運び、そこに座った。
守里: 早速、この1ヶ月にあったことを話すね。まず1番話したいことは……チラッ
いつも通りに、前に来た時から今日までにあった出来事について話し始めた守里は、隣に座る美月を見る。
美月: え、私?
守里: そりゃそうだよ。なんと、美月が能高の生徒会副会長になったんだ。すごくない?
美月: ……笑、今の会長に選んでもらっただけなんですけどね。
守里: いや、確かにそれはそうなんだけど、前に来た時に言ったように、美月は今の会長…川嶋志帆っていう子なんだけど、その子の選挙活動を、美月は一生懸命に手助けして、その結果が、生徒会副会長に選ばれたってことだと思うんだ。姉ちゃんもそう思わない?
美月: ちょっと笑、私のことを褒めすぎ。
守里: だって、副会長に美月が任命されたのは、僕も嬉しかったから、姉ちゃんにも伝えたくて。
美月: …そっか笑。あ、じゃあそれで言えば、ほんと守里はすごくて。
守里: え、次は僕の話?
美月: 当たり前じゃん。まいまいさんは、大好きな弟である守里の話を1番聞きたいだろうし。
守里: そうかな~
美月: 絶対そうだよ。まいまいさんは……学校でも守里のことを話すぐらいに、守里のことを大好きだったんだから。
ここで、美月は考えていた行動に出る。
先週、新井から聞いた森崎優茉の情報を守里に伝えることで、無理やりにでも守里の記憶を取り戻させようと美月はする。
守里: え、学校でも?
美月: うん。聞いたことなかった?
守里: うん……姉ちゃんは、聞けば答えてくれたけど、あんまり自分から学校のことは話さなかったから。というより、僕の話をよく聞いてくれてたからさ。
美月: なるほど……
まいまいさんは、自分の話をするよりも、守里の話を聞きたかったんだな。
美月: じゃあ、学校でのまいまいさんのことは、私が教えてあげる。
守里: 美月が?……なんで、姉ちゃんの学校でのことを美月が知ってるの?
美月: その…まいまいさんの友達の人から聞いたの。
守里: ふ~ん……なら、お願い。
美月: うん笑
眠っている本人を目の前に、美月は新内から聞いた森崎優茉についてのことを、守里に話し始めた。
数十分後…
守里: よし。帰ろうか。
美月: うん。
しばらくの間、楽しく話をした2人は、椅子から立ち上がり、扉の方へ。
守里: じゃあね。姉ちゃん。
美月: まいまいさん。また来月。
ガラガラ
美月: ふぅ……
守里: …改めて、ありがとね、美月。姉ちゃんのことを教えてくれて。
美月: 笑、何言ってるの。家族なんだから当たり前。
守里: そう…家族か……
美月: さ、行こう!
守里: うん。
森崎優茉に別れを告げ、病室を出た2人は、再び無機質な廊下を歩き、幸村のいるエレベーターに戻ってくる。
守里: また、お願いします。
幸村: はい。乗ってください。
そして、開いたままのエレベーターに乗り込み、来た時と同じように、幸村がいる、エレベーターのボタンがある方向に背を向けて立つ。
幸村: 今日は、何を話されたんですか?
守里: 今日は、いつものここ最近の出来事を話した後に、美月が姉ちゃんについての話をしてくれたんです。
幸村: 美月さんが?
美月: はい。森崎優茉さんの友達の方と会う機会がありまして。その方に聞いた話を、守里にしたんです。
幸村: それは……森崎君も嬉しかったでしょう。お姉さんの話を聞けて。
守里: はい。とっても嬉しかったです。
チーン
幸村: 笑…どうぞ。
守里: ありがとうございました。
美月: ありがとうございました笑
幸村: また来月ですね。良いお年を。
守里: 良いお年を。
そう言葉を返して、守里は歩き出す。
幸村: 美月さんも、良いお年を。
美月: はい!良いお年を。
と言って、続けて美月も幸村に背を向け…
幸村: …見た通り、森崎君は着実に変わっていっています。そして、先月、直接本人に尋ねたところ、森崎優茉さんについての記憶はほぼ取り戻しています。
美月: っ!!
幸村: ただの看護師である私が言うのもおかしいですが……美月さん、ありがとうございます。あなた達が森崎君の家族になり、その暖かみや幸せを森崎君に伝えたからこその、今の森崎君だと思います。
美月: ……
幸村: これからもどうか、森崎君のことをよろしくお願いします。
美月: …はい!笑
振り向いて、笑顔で大きく返事をした後、病院を先に出ていた守里に追いつくのだった。
◇◇◇◇
その日の夜
七星の家
祐希: ふぅ……お尻痛い……モグモグ
七星: なんでやねん笑…パクッ
生徒会の仕事を終え、疲れて帰ってきた祐希は、姉である七星と共に、テーブルについて、夕食のカレーライスを食べていた。
祐希: いや、同じ会計の子がさ…
七星: 三枝璃果ちゃん?
祐希: うん。その子が作ったお尻叩き装置を、祐希の椅子に取り付けられて、祐希が寝そうになったら、それでお尻を叩かれてさ…パクッ
七星: 笑、なんやそれ。お尻叩き装置って。さすがロボ研の部長やな。
祐希: モグモグ…だよね。昨日、志帆が言ったら、今日の昼には完成させて来たんだもん。
七星: すっご。パクッ…モグモグ……生徒会、大変?
祐希: まぁね。でも……楽しいよ。
七星: そりゃ良かった…パクッ
祐希: ……ってか、守里とはどうなったわけ?
七星: っ…そ、それはやな…
祐希: 飛香に目を覚まさせられたんでしょ?
七星: ……うん。そろそろ動こうと思っとるところや。
祐希: ふ~ん……パクッ…モグモグ
七星: ………ふぅ……
祐希: ……文化祭のやつを使うの?
七星: そのつもり。
祐希: うん…パクッ…モグモグ……
七星: パクッ…モグモグ………直接とメッセージ、どっちがええと思う?笑
祐希: っ…そんなのどっちでもいいよ。どっちにしろ、守里はちゃんと答えてくれるだろうし。パクッ…モグモグ…モグモグ……ご馳走様でした。
七星: 笑、皿は水につけとき。
祐希: 分かってる。
早くカレーライスを食べ終わった祐希は、食器をシンクに持っていき、そのまま脱衣所の方に向かっていく。
七星: ………はぁ……メッセージやろうな~
1人になったリビングで、そう呟いた七星は、早速携帯を取り出し…
七星: さ、ななも覚悟決めよ。
守里へのメッセージを送った。
七星 M: 日曜日の朝10時に駅前集合で、一緒にテーマパークに行こうや
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