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第9章 飛香編
第317話「何事もなかったかのように」
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翌日
朝
教室
ガラガラ
飛香: …
日向子: あ!あっしゅん、おはよう!!
飛香: っ…おはよう。
守里: ?、おはよう。いつもより元気ないけど、どうした?
美月: え、そう?飛香はいつもこんなもんじゃない?
自分の席に座っている守里と、その周りで喋っていた日向子と美月が、教室に入ってきた飛香に挨拶をする。
飛香: 別に何もないよ。ただ、昨日あんまり眠れなかっただけ。
守里: ほんと?
飛香: ほんと。
美月: あら~飛香さん、夜更かしはお肌の天敵ですわよ笑
日向子: 天敵ですわよ!
飛香: …あっそ。教えてくれてどうも。でも、深夜でも構わずインスタントラーメンを食べちゃう美月さんには、言われたくないけどね。
美月: なっ!一体誰から……ギロッ
守里: ……
美月: 裏切ったな~守里!!
グイグイ
肩を掴んで、守里の体を前後に揺さぶる美月。
守里: ちょっ、ごめんって笑。たまたま会話の流れで、ポロッと言っちゃったんだよ~
美月: こんの~
飛香: 笑、可哀想な守里。こんなのが近くにいたら、もう……嫌だよね笑
美月: っ!!
守里: 別に嫌ってことは…
美月: ごめんね~守里。美月ちゃん、別に怒ってないからね~
ナデナデ
今度は、守里の頭を両手で撫で回し始めるが…
守里: いや、マジで撫でるのはなし!
ペシッ
すぐに、守里の手に弾かれる。
美月: え~ちょっとくらい良いじゃん!
日向子: じゃあ、わしゃわしゃは!
美月: わしゃわしゃ?
日向子: ほら!大型犬を愛でるような感じで…
守里: 却下。
日向子: えぇ!!別に良いじゃん!!って、無理やりやっちゃえ!!とぉっ!
守里: わっ!こら!それは、わしゃわしゃじゃなくて、こちょこちょ…わははははは笑
日向子: ほらほらほら!これでも喰らえ~!!
コチョコチョコチョ
守里: くははは笑…マジで……やめ……ははは笑
美月: ムー、私もやる!
守里: え?!美月まで!
日向子: 美月ちゃん!一緒に守里を倒そう!!
美月: 笑、おっけ~
コチョコチョコチョ
守里: やめて~!!わははははは笑
飛香: ……
と、飛香がじっと見守る中、日向子&美月と守里による、くすぐりの攻防が行われていると…
ガラガラ
陽芽叶: ん…笑、朝から楽しそうなこと、やってんじゃん。
扉を開けて、陽芽叶が教室の中に入ってきた。
陽芽叶: ふぅ~暖まる~
飛香: おはよ。
陽芽叶: おはよ~~
日向子: 陽芽叶ちゃん!おはよう!!
美月: おはよう!
陽芽叶: 笑、朝からこちょこちょタイムですか。
日向子: うん!
守里: もうそろそろマジで…はははははは笑
美月: 私の個人情報を、勝手に話した罰だ~
陽芽叶: 個人情報?
飛香: 美月が深夜にインスタントラーメンを食べてるって話。
陽芽叶: あぁ、なんだそのことか。意外と知られてるやつじゃん。
美月: え?!そうなの?
陽芽叶: うん笑
美月: ギロッ!!
守里: いや、それは僕じゃない!僕は春時にしか話してない!
美月: ほんとかな?
守里: ほんとほんと!だから、その流れるように指を動かしている手を下ろして!
美月: う~む……
飛香: 笑、もしかしたら、春時と私がそれを話してた時に、杉浦辺りが聞いてたかもな~
美月: 杉浦君?……問いたださねば!!
守里: はい、じゃあ一旦退けて。
美月: いや!それとこれとは、話が別だね!まだ罰の執行タイム!
守里: くっ、誰か助けてくれ~
飛香: 面白いから、私は傍観で笑
日向子: じゃあ、私も!
そう言って、日向子は守里から離れ、飛香の隣に立つ。
飛香: チラッ…
日向子: ん?どうしたの?あっしゅん。
飛香: …いや、別になんでもないよ。
日向子: そっか!
美月: さてさてさて、守里よ。覚悟はできてるな?!
守里: …これ以上やるんなら、僕も本気で抵抗させてもらうけど、良い?
美月: へぇ~守里は、女の子に乱暴しちゃう人なんだ~
守里: うわ、ずっる。
美月: さぁ!大人しく、こちょこちょの罰を受けるがいい!
そうして、椅子に座ったままの守里に、美月の手が再び触れようとしたが…
陽芽叶: 守里、助けて欲しい?
隣の席に荷物を置く陽芽叶がそう言い、守里は喜びの表情で、すぐにそれに縋った。
守里: お願いします!助けてください!陽芽叶様!
美月: ちょっと、陽芽叶。邪魔しないでよ~
陽芽叶: でも、守里から助けを求められちゃったら、助けないわけにはいかないな~~ということで、美月、こっちに来て。
そう言って、陽芽叶は小さな紙切れを、守里に見えないように、美月の顔先に突き出した後、扉の方に向かう。
美月: ……しょうがないな~~守里、また後でね。
守里: いや、後でもなしで!
という守里の言葉を聞きながら、美月も陽芽叶の後を追った。
守里: にしても、あの美月が簡単に引き下がるとは……さすが陽芽叶。
日向子: やっぱ、陽芽叶ちゃんは強いね!!
飛香: 陽芽叶が強いというか……まぁ、そういうことになるのかな笑
1人になった守里の元に、傍観していた飛香と日向子が集まり、話し始める。
守里: ところで、2人の勉強の調子はどうなの?期末テストが来週に迫ってるけど。
日向子: えーっとね……あっしゅんどうなの?!
飛香: あ、そういえばそうだった。完全に忘れてた。
守里: ってことは、まだ2人は何の準備もしてない感じ?
飛香: まぁ、そうなるね。でも、日頃の積み重ねがあるから。ね、日向子。
日向子: うん!守里と祐希ちゃんの方はどうなの?
守里: ちゃんとやってるよ。それこそ昨日、祐希はBINGO!で勉強してたし。
日向子: おぉ、BINGO!で勉強……
飛香: 寝てなかった?笑
守里: そりゃ寝てる時もあったよ。でも、僕か奈々未さんがすぐに起こしてたから。
飛香: そのついでに、また奈々未さんに手伝ってもらってたんじゃない?
守里: 笑、それはどうだろう。
飛香: うわぁ、ずる~
守里: 他の人の手を貸してもらうのもありってなったじゃん。
飛香: そうだけどさ~
守里: それに、祐希は役員になって、中々勉強の時間が取れなくなったんだから、勘弁して笑
飛香: 笑、日向子。私達は、私達の力だけで頑張るよ!
日向子: おう!!
守里: 気合い入ってるね~笑
日向子: じゃあ早速!明日明後日は、私かあっしゅんの家で勉強会だ!!
飛香: え、マジ?
日向子: マジ!!
飛香: はぁ…いきなり過ぎでしょ……
日向子: ダメ?…キラキラ
飛香: ………分かったよ。でもその代わり、ちゃんと勉強するんだよ。
日向子: わっかりました!!!
守里: 家で勉強会か……今週末は師範が留守みたいだから………祐希とやるか。
と、飛香と日向子のやり取りを見て、守里がそう考えていると…
ガラガラ
教室の扉が開き、厚手のコートにマフラーに手袋と重装備をして、眠たそうに目を手で擦る小さい女子と、手袋だけという比較的軽装備でその背中を押す男子が、部屋の中に入ってきた。
to be continued
朝
教室
ガラガラ
飛香: …
日向子: あ!あっしゅん、おはよう!!
飛香: っ…おはよう。
守里: ?、おはよう。いつもより元気ないけど、どうした?
美月: え、そう?飛香はいつもこんなもんじゃない?
自分の席に座っている守里と、その周りで喋っていた日向子と美月が、教室に入ってきた飛香に挨拶をする。
飛香: 別に何もないよ。ただ、昨日あんまり眠れなかっただけ。
守里: ほんと?
飛香: ほんと。
美月: あら~飛香さん、夜更かしはお肌の天敵ですわよ笑
日向子: 天敵ですわよ!
飛香: …あっそ。教えてくれてどうも。でも、深夜でも構わずインスタントラーメンを食べちゃう美月さんには、言われたくないけどね。
美月: なっ!一体誰から……ギロッ
守里: ……
美月: 裏切ったな~守里!!
グイグイ
肩を掴んで、守里の体を前後に揺さぶる美月。
守里: ちょっ、ごめんって笑。たまたま会話の流れで、ポロッと言っちゃったんだよ~
美月: こんの~
飛香: 笑、可哀想な守里。こんなのが近くにいたら、もう……嫌だよね笑
美月: っ!!
守里: 別に嫌ってことは…
美月: ごめんね~守里。美月ちゃん、別に怒ってないからね~
ナデナデ
今度は、守里の頭を両手で撫で回し始めるが…
守里: いや、マジで撫でるのはなし!
ペシッ
すぐに、守里の手に弾かれる。
美月: え~ちょっとくらい良いじゃん!
日向子: じゃあ、わしゃわしゃは!
美月: わしゃわしゃ?
日向子: ほら!大型犬を愛でるような感じで…
守里: 却下。
日向子: えぇ!!別に良いじゃん!!って、無理やりやっちゃえ!!とぉっ!
守里: わっ!こら!それは、わしゃわしゃじゃなくて、こちょこちょ…わははははは笑
日向子: ほらほらほら!これでも喰らえ~!!
コチョコチョコチョ
守里: くははは笑…マジで……やめ……ははは笑
美月: ムー、私もやる!
守里: え?!美月まで!
日向子: 美月ちゃん!一緒に守里を倒そう!!
美月: 笑、おっけ~
コチョコチョコチョ
守里: やめて~!!わははははは笑
飛香: ……
と、飛香がじっと見守る中、日向子&美月と守里による、くすぐりの攻防が行われていると…
ガラガラ
陽芽叶: ん…笑、朝から楽しそうなこと、やってんじゃん。
扉を開けて、陽芽叶が教室の中に入ってきた。
陽芽叶: ふぅ~暖まる~
飛香: おはよ。
陽芽叶: おはよ~~
日向子: 陽芽叶ちゃん!おはよう!!
美月: おはよう!
陽芽叶: 笑、朝からこちょこちょタイムですか。
日向子: うん!
守里: もうそろそろマジで…はははははは笑
美月: 私の個人情報を、勝手に話した罰だ~
陽芽叶: 個人情報?
飛香: 美月が深夜にインスタントラーメンを食べてるって話。
陽芽叶: あぁ、なんだそのことか。意外と知られてるやつじゃん。
美月: え?!そうなの?
陽芽叶: うん笑
美月: ギロッ!!
守里: いや、それは僕じゃない!僕は春時にしか話してない!
美月: ほんとかな?
守里: ほんとほんと!だから、その流れるように指を動かしている手を下ろして!
美月: う~む……
飛香: 笑、もしかしたら、春時と私がそれを話してた時に、杉浦辺りが聞いてたかもな~
美月: 杉浦君?……問いたださねば!!
守里: はい、じゃあ一旦退けて。
美月: いや!それとこれとは、話が別だね!まだ罰の執行タイム!
守里: くっ、誰か助けてくれ~
飛香: 面白いから、私は傍観で笑
日向子: じゃあ、私も!
そう言って、日向子は守里から離れ、飛香の隣に立つ。
飛香: チラッ…
日向子: ん?どうしたの?あっしゅん。
飛香: …いや、別になんでもないよ。
日向子: そっか!
美月: さてさてさて、守里よ。覚悟はできてるな?!
守里: …これ以上やるんなら、僕も本気で抵抗させてもらうけど、良い?
美月: へぇ~守里は、女の子に乱暴しちゃう人なんだ~
守里: うわ、ずっる。
美月: さぁ!大人しく、こちょこちょの罰を受けるがいい!
そうして、椅子に座ったままの守里に、美月の手が再び触れようとしたが…
陽芽叶: 守里、助けて欲しい?
隣の席に荷物を置く陽芽叶がそう言い、守里は喜びの表情で、すぐにそれに縋った。
守里: お願いします!助けてください!陽芽叶様!
美月: ちょっと、陽芽叶。邪魔しないでよ~
陽芽叶: でも、守里から助けを求められちゃったら、助けないわけにはいかないな~~ということで、美月、こっちに来て。
そう言って、陽芽叶は小さな紙切れを、守里に見えないように、美月の顔先に突き出した後、扉の方に向かう。
美月: ……しょうがないな~~守里、また後でね。
守里: いや、後でもなしで!
という守里の言葉を聞きながら、美月も陽芽叶の後を追った。
守里: にしても、あの美月が簡単に引き下がるとは……さすが陽芽叶。
日向子: やっぱ、陽芽叶ちゃんは強いね!!
飛香: 陽芽叶が強いというか……まぁ、そういうことになるのかな笑
1人になった守里の元に、傍観していた飛香と日向子が集まり、話し始める。
守里: ところで、2人の勉強の調子はどうなの?期末テストが来週に迫ってるけど。
日向子: えーっとね……あっしゅんどうなの?!
飛香: あ、そういえばそうだった。完全に忘れてた。
守里: ってことは、まだ2人は何の準備もしてない感じ?
飛香: まぁ、そうなるね。でも、日頃の積み重ねがあるから。ね、日向子。
日向子: うん!守里と祐希ちゃんの方はどうなの?
守里: ちゃんとやってるよ。それこそ昨日、祐希はBINGO!で勉強してたし。
日向子: おぉ、BINGO!で勉強……
飛香: 寝てなかった?笑
守里: そりゃ寝てる時もあったよ。でも、僕か奈々未さんがすぐに起こしてたから。
飛香: そのついでに、また奈々未さんに手伝ってもらってたんじゃない?
守里: 笑、それはどうだろう。
飛香: うわぁ、ずる~
守里: 他の人の手を貸してもらうのもありってなったじゃん。
飛香: そうだけどさ~
守里: それに、祐希は役員になって、中々勉強の時間が取れなくなったんだから、勘弁して笑
飛香: 笑、日向子。私達は、私達の力だけで頑張るよ!
日向子: おう!!
守里: 気合い入ってるね~笑
日向子: じゃあ早速!明日明後日は、私かあっしゅんの家で勉強会だ!!
飛香: え、マジ?
日向子: マジ!!
飛香: はぁ…いきなり過ぎでしょ……
日向子: ダメ?…キラキラ
飛香: ………分かったよ。でもその代わり、ちゃんと勉強するんだよ。
日向子: わっかりました!!!
守里: 家で勉強会か……今週末は師範が留守みたいだから………祐希とやるか。
と、飛香と日向子のやり取りを見て、守里がそう考えていると…
ガラガラ
教室の扉が開き、厚手のコートにマフラーに手袋と重装備をして、眠たそうに目を手で擦る小さい女子と、手袋だけという比較的軽装備でその背中を押す男子が、部屋の中に入ってきた。
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