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第9章 飛香編
第305話「志帆の成長」
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川嶋: よし!それでね!みんなをここに呼んだ理由なんだけどもね!
昼休みに生徒会室の隣の会議室で、昼食会をしている面々に向けて、途中で話を逸らされないようにか、ものすごく語気を強めて話す川嶋。
川嶋: みんなに、生徒会役員になって欲しいの!
美月: …ニヤッ……え、えぇぇぇえええ!!!!
鹿川: ?……あ笑……うっそぉぉお!!!!
早水: いや、わざとらしいな笑
美月: 笑、そう?
川嶋: ま、ここに呼んだ時点で、みんな分かってたんだろうけど。
美月: そりゃあね。
灰崎: 放送で呼ばれた名前と、生徒会室に呼ばれたってことを考えれば、誰でも分かるよ。
鹿川: え~私は分からなかったよ!桃ちゃんに教えてもらうまでは。
早水: 桃ちゃん、教えてもうたんや笑
倉田: こんな流れになるなんてことは、予想できないからね。
祐希: ……zzz
川嶋: 祐希、寝ない!!
祐希: はっ!…うん!で、祐希達に役員になって欲しいのは、分かったけど、なに?
川嶋: いや、なにって……それを承諾してくれるかどうかを聞きたいの。
祐希: なるほど……
美月: ふ~ん……
と、祐希と美月の2人は、川嶋の言葉に対して、すぐに肯定の言葉は出さなかったが…
倉田: 私は構いませんよ。
灰崎: 僕も。
鹿川: じゃあ、私も!
元生徒会役員の3人は、それを予め決めていたように、すぐに答えた。
川嶋: っ!ありがとう。
鹿川: 生徒会役員としては先輩だから、任せて!!
灰崎: そうだね。何か、仕事で分からないことがあったら聞いて。多分、大体のことは、この3人の誰かが答えられると思うから。
川嶋: うん。
早水: まずは、3人獲得やな笑。で、美月ちゃんと祐希ちゃんは?
美月: ふ~む……志帆さんや。
祐希: 志帆さんや。
川嶋: ………なに?
2人の口調から、面倒な展開になると予感した川嶋は、少し嫌な顔をしながらも、自分の誘いを承諾させたいという思いで、向き直る。
美月: 志帆さんは、そんなに私達に役員になって欲しいのかね。
祐希: 欲しいのかね。
川嶋: うん。なって欲しいよ。2人には、私が立候補するか迷ってた時や、選挙活動の時みたいに、近くで私を支えて欲しいから。
美月: ふむ……どうしますか?祐希さんや。
祐希: どうしますかね~美月さん。
川嶋: お願い。
そう言って、川嶋は頭を下げる。
美月: 笑、良いよ。
祐希: しょうがない。手伝ってあげよう。
川嶋: っ!…ほんと、ありがとう。
美月: もう~頭なんか下げないでよ!茶番を早めに終わらせないといけなくなったじゃん!笑
川嶋: じゃあ、頭を下げて正解だった笑
美月: あ~そんなこと言うなら、やっぱり……
川嶋: 笑、言質は取ったのでね。しかも証人は私の他に、4人もいる。
早水: ありがとな、美月ちゃん、祐希ちゃん。役員になってくれて。
鹿川: やった!!2人と生徒会の仲間になれた!!
美月: くっそ~笑。そう言われちゃったら、やっぱ辞めよう茶番は使えないじゃん。
祐希: 残念だな~
笑いながらそう言う2人に対して、川嶋も笑顔でこう返した。
川嶋: 私には仲間がいるから。2人の茶番にずっとは乗せられないよ笑
美月: …そっか笑
祐希: へぇ~笑
早水: お、ちゃんと、志帆ちゃんに仲間判定されてて嬉しいわ。
川嶋: そりゃ、同じ生徒会役員なんだから、もう仲間でしょ。逆に、そう思ってなかったの?
早水: いや、そういうわけやないんやけどな笑
鹿川: ここにいる全員、みんな仲間!!
祐希: 仲間!!
鹿川: 仲間だ!!
祐希: 仲間だ!!
2人は、席を立ち上がって、拳を天に突き上げる。
灰崎: いや、どういうノリ?笑
鹿川: みんな仲間ノリ。
祐希: みんなもやろ!
美月: 良いよ!
早水: ええで!
川嶋: いや、やらないから。最初の話が終わったから、次の話に移るよ!役職決め!!
先に立ち上がった2人に続いて、立ち上がろうとした美月と早水を止めるように、川嶋が声を上げた。
灰崎: 笑、強引に行ったか。
川嶋: 今のところ、私が会長、正羅ちゃんが監査。そして、美月が副会長。
美月: え、私が副会長?
川嶋: うん。美月の力を存分に生かすなら、副会長という役職が良いと思うから。
早水: 元役員の3人からしたら、どう思う?
灰崎: 美月さんが副会長か……僕もそれが良いと思うな。美月さんの演技力と人の機微を読み取る力は、対人交渉において最も力を発揮するだろうから。
倉田: なるほど。確かにそれだと、副会長が最適だ。
鹿川: 私も賛成!
川嶋: って、みんなは言ってるけど……任されてくれない?
という真剣な表情の川嶋の言葉に…
美月: …まだ不安ではあるけど……うん。了解。私が副会長になるよ。
決意を持った顔で美月はそう答えた。
川嶋: ありがと。それで、元役員の3人は、同じ役職の方が良いよね?
灰崎: そうだね。同じ役職の方が、仕事はより効率的に行えると思うから。
川嶋: なら、桃ちゃんが庶務、謙心君が議長、まゆちゃんが書記ってことで良い?
鹿川: OK!!
灰崎: 良いよ。
川嶋: 桃ちゃんも、良い?
倉田: うん。ただ、1つ聞いておきたいのが、前生徒会のように後輩育成にも力を注ぐ…つまり、1年生を多めに入れるのかどうかなんだけど…
早水: どうする?志帆ちゃん。
川嶋: …先代みたいに、半数を1年生にってまではしないけど、1人も1年生がいないってことにはしない。
倉田: 分かった。じゃあ、私とまゆちゃんのところには1年生を入れるようにしよう。そうすれば、仕事の効率を落とすことなく、後輩育成もできるでしょ。
早水: お、そりゃナイスアイデアや。
倉田: まゆちゃんはどう?1年生の面倒を見れる?
鹿川: 見れる!!
倉田: なら、そういうことで。
早水: ってことはや。まだ決まっていない、書記1人と庶務1人は1年生がなるんなら、祐希ちゃんは自動的に会計ってことになるけど、良いんか?
祐希: 良いよ~
美月: 祐希が会計……というかそもそも、祐希ってパソコン使えんの?
祐希: 使えな~い。
美月: ……ほんとに、会計で大丈夫なの?
川嶋: まぁ、どの役職であっても、パソコンは使うからね。でも、もう1人の会計は頼もしい人にやってもらわないと。
早水: かつ、ダラける祐希ちゃんの尻も叩ける人やんな笑
祐希: え、祐希、お尻を叩かれるの?
川嶋: 寝てたらね。
祐希: おぉ……気をつけなければ…
叩かれる未来を想像した祐希は、自分のお尻を優しくさする。
川嶋: 笑。会計知識は引き継ぎ資料があるから、大丈夫とすると、理想としては、数字処理とパソコンの扱いに長けてて、仕事を真面目にやってくれる2年生。誰か良さげな人、知らない?
灰崎: う~ん……真佑さんは?
鹿川: え~っとね~~数学が得意で、パソコンが使える人でしょ~~あ、桃ちゃん!!
灰崎: いや、確かにそうだけど笑。桃子さん以外で。
鹿川: ふ~む……
倉田: ……1人、いる。
みんなが考え込む中、倉田がそう言った。
川嶋: え?
倉田: 2年生で、パソコンが使えて、数字に強く、仕事も真面目にできる人。
早水: おぉ!マジか!
倉田: ただ、その人は所属している部活の部長をしてるから、役員になってくれるかどうかが…
川嶋: いや、聞いてみるだけ聞いてみよう。早速、その人を今すぐ……いや、昼休みもあと少しだから、放課後にここに来るように伝えてもらえない?
倉田: うん。
美月: あ、それなら、書記に相応しそうな1年生には心当たりがあるから、その子も放課後に呼んで良い?
川嶋: その美月基準での、書記に相応しいとは?
美月: 文字が綺麗で、書くのが速くて、あとイラストが上手。
川嶋: ふむ……まゆちゃん。相方としてどう?
鹿川: 私は、文章をまとめるのは得意みたいだけど、あんまり文字を書くのは速くないから、そういう子が入ってくれると、すごい助かるかな。あと、イラストが上手なのはありがたいかも。前は七星先輩に書いてもらってたからね!
川嶋: じゃあ、その美月が言ってる子に、書記を頼んでも良い?まぁ、ちゃんと話してからにはなるけど。
鹿川: 良いよ!…あ、その子って、ツチノコとかに興味ありそう?!
美月: 笑、う~ん……ありそう。
鹿川: やったぁぁあ!!!探検隊の仲間が増えるぞ!!
川嶋: え、ほんとなの?
美月: 分かんない笑
早水: うわぁ~美月ちゃんも、ヒドいことするわ~笑
美月: 大丈夫!その子は強いから!
灰崎: 笑……なら、最後の庶務の1年生は、僕からの推薦で良いかな?
川嶋: 良い感じの子がいるの?
灰崎: うん。
川嶋: なら、お願い。
灰崎: 了解。放課後にここに来るように伝えとく。
早水: 謙心君の推薦する人なら、安心やな笑
美月: え、それって私の推薦する子は不安ってこと?
早水: いや、そういうわけやないけど…
美月: 大丈夫、安心して。めっちゃ、良い子だから。
早水: そっか笑。なら、楽しみに放課後を待つわ。
to be continued
昼休みに生徒会室の隣の会議室で、昼食会をしている面々に向けて、途中で話を逸らされないようにか、ものすごく語気を強めて話す川嶋。
川嶋: みんなに、生徒会役員になって欲しいの!
美月: …ニヤッ……え、えぇぇぇえええ!!!!
鹿川: ?……あ笑……うっそぉぉお!!!!
早水: いや、わざとらしいな笑
美月: 笑、そう?
川嶋: ま、ここに呼んだ時点で、みんな分かってたんだろうけど。
美月: そりゃあね。
灰崎: 放送で呼ばれた名前と、生徒会室に呼ばれたってことを考えれば、誰でも分かるよ。
鹿川: え~私は分からなかったよ!桃ちゃんに教えてもらうまでは。
早水: 桃ちゃん、教えてもうたんや笑
倉田: こんな流れになるなんてことは、予想できないからね。
祐希: ……zzz
川嶋: 祐希、寝ない!!
祐希: はっ!…うん!で、祐希達に役員になって欲しいのは、分かったけど、なに?
川嶋: いや、なにって……それを承諾してくれるかどうかを聞きたいの。
祐希: なるほど……
美月: ふ~ん……
と、祐希と美月の2人は、川嶋の言葉に対して、すぐに肯定の言葉は出さなかったが…
倉田: 私は構いませんよ。
灰崎: 僕も。
鹿川: じゃあ、私も!
元生徒会役員の3人は、それを予め決めていたように、すぐに答えた。
川嶋: っ!ありがとう。
鹿川: 生徒会役員としては先輩だから、任せて!!
灰崎: そうだね。何か、仕事で分からないことがあったら聞いて。多分、大体のことは、この3人の誰かが答えられると思うから。
川嶋: うん。
早水: まずは、3人獲得やな笑。で、美月ちゃんと祐希ちゃんは?
美月: ふ~む……志帆さんや。
祐希: 志帆さんや。
川嶋: ………なに?
2人の口調から、面倒な展開になると予感した川嶋は、少し嫌な顔をしながらも、自分の誘いを承諾させたいという思いで、向き直る。
美月: 志帆さんは、そんなに私達に役員になって欲しいのかね。
祐希: 欲しいのかね。
川嶋: うん。なって欲しいよ。2人には、私が立候補するか迷ってた時や、選挙活動の時みたいに、近くで私を支えて欲しいから。
美月: ふむ……どうしますか?祐希さんや。
祐希: どうしますかね~美月さん。
川嶋: お願い。
そう言って、川嶋は頭を下げる。
美月: 笑、良いよ。
祐希: しょうがない。手伝ってあげよう。
川嶋: っ!…ほんと、ありがとう。
美月: もう~頭なんか下げないでよ!茶番を早めに終わらせないといけなくなったじゃん!笑
川嶋: じゃあ、頭を下げて正解だった笑
美月: あ~そんなこと言うなら、やっぱり……
川嶋: 笑、言質は取ったのでね。しかも証人は私の他に、4人もいる。
早水: ありがとな、美月ちゃん、祐希ちゃん。役員になってくれて。
鹿川: やった!!2人と生徒会の仲間になれた!!
美月: くっそ~笑。そう言われちゃったら、やっぱ辞めよう茶番は使えないじゃん。
祐希: 残念だな~
笑いながらそう言う2人に対して、川嶋も笑顔でこう返した。
川嶋: 私には仲間がいるから。2人の茶番にずっとは乗せられないよ笑
美月: …そっか笑
祐希: へぇ~笑
早水: お、ちゃんと、志帆ちゃんに仲間判定されてて嬉しいわ。
川嶋: そりゃ、同じ生徒会役員なんだから、もう仲間でしょ。逆に、そう思ってなかったの?
早水: いや、そういうわけやないんやけどな笑
鹿川: ここにいる全員、みんな仲間!!
祐希: 仲間!!
鹿川: 仲間だ!!
祐希: 仲間だ!!
2人は、席を立ち上がって、拳を天に突き上げる。
灰崎: いや、どういうノリ?笑
鹿川: みんな仲間ノリ。
祐希: みんなもやろ!
美月: 良いよ!
早水: ええで!
川嶋: いや、やらないから。最初の話が終わったから、次の話に移るよ!役職決め!!
先に立ち上がった2人に続いて、立ち上がろうとした美月と早水を止めるように、川嶋が声を上げた。
灰崎: 笑、強引に行ったか。
川嶋: 今のところ、私が会長、正羅ちゃんが監査。そして、美月が副会長。
美月: え、私が副会長?
川嶋: うん。美月の力を存分に生かすなら、副会長という役職が良いと思うから。
早水: 元役員の3人からしたら、どう思う?
灰崎: 美月さんが副会長か……僕もそれが良いと思うな。美月さんの演技力と人の機微を読み取る力は、対人交渉において最も力を発揮するだろうから。
倉田: なるほど。確かにそれだと、副会長が最適だ。
鹿川: 私も賛成!
川嶋: って、みんなは言ってるけど……任されてくれない?
という真剣な表情の川嶋の言葉に…
美月: …まだ不安ではあるけど……うん。了解。私が副会長になるよ。
決意を持った顔で美月はそう答えた。
川嶋: ありがと。それで、元役員の3人は、同じ役職の方が良いよね?
灰崎: そうだね。同じ役職の方が、仕事はより効率的に行えると思うから。
川嶋: なら、桃ちゃんが庶務、謙心君が議長、まゆちゃんが書記ってことで良い?
鹿川: OK!!
灰崎: 良いよ。
川嶋: 桃ちゃんも、良い?
倉田: うん。ただ、1つ聞いておきたいのが、前生徒会のように後輩育成にも力を注ぐ…つまり、1年生を多めに入れるのかどうかなんだけど…
早水: どうする?志帆ちゃん。
川嶋: …先代みたいに、半数を1年生にってまではしないけど、1人も1年生がいないってことにはしない。
倉田: 分かった。じゃあ、私とまゆちゃんのところには1年生を入れるようにしよう。そうすれば、仕事の効率を落とすことなく、後輩育成もできるでしょ。
早水: お、そりゃナイスアイデアや。
倉田: まゆちゃんはどう?1年生の面倒を見れる?
鹿川: 見れる!!
倉田: なら、そういうことで。
早水: ってことはや。まだ決まっていない、書記1人と庶務1人は1年生がなるんなら、祐希ちゃんは自動的に会計ってことになるけど、良いんか?
祐希: 良いよ~
美月: 祐希が会計……というかそもそも、祐希ってパソコン使えんの?
祐希: 使えな~い。
美月: ……ほんとに、会計で大丈夫なの?
川嶋: まぁ、どの役職であっても、パソコンは使うからね。でも、もう1人の会計は頼もしい人にやってもらわないと。
早水: かつ、ダラける祐希ちゃんの尻も叩ける人やんな笑
祐希: え、祐希、お尻を叩かれるの?
川嶋: 寝てたらね。
祐希: おぉ……気をつけなければ…
叩かれる未来を想像した祐希は、自分のお尻を優しくさする。
川嶋: 笑。会計知識は引き継ぎ資料があるから、大丈夫とすると、理想としては、数字処理とパソコンの扱いに長けてて、仕事を真面目にやってくれる2年生。誰か良さげな人、知らない?
灰崎: う~ん……真佑さんは?
鹿川: え~っとね~~数学が得意で、パソコンが使える人でしょ~~あ、桃ちゃん!!
灰崎: いや、確かにそうだけど笑。桃子さん以外で。
鹿川: ふ~む……
倉田: ……1人、いる。
みんなが考え込む中、倉田がそう言った。
川嶋: え?
倉田: 2年生で、パソコンが使えて、数字に強く、仕事も真面目にできる人。
早水: おぉ!マジか!
倉田: ただ、その人は所属している部活の部長をしてるから、役員になってくれるかどうかが…
川嶋: いや、聞いてみるだけ聞いてみよう。早速、その人を今すぐ……いや、昼休みもあと少しだから、放課後にここに来るように伝えてもらえない?
倉田: うん。
美月: あ、それなら、書記に相応しそうな1年生には心当たりがあるから、その子も放課後に呼んで良い?
川嶋: その美月基準での、書記に相応しいとは?
美月: 文字が綺麗で、書くのが速くて、あとイラストが上手。
川嶋: ふむ……まゆちゃん。相方としてどう?
鹿川: 私は、文章をまとめるのは得意みたいだけど、あんまり文字を書くのは速くないから、そういう子が入ってくれると、すごい助かるかな。あと、イラストが上手なのはありがたいかも。前は七星先輩に書いてもらってたからね!
川嶋: じゃあ、その美月が言ってる子に、書記を頼んでも良い?まぁ、ちゃんと話してからにはなるけど。
鹿川: 良いよ!…あ、その子って、ツチノコとかに興味ありそう?!
美月: 笑、う~ん……ありそう。
鹿川: やったぁぁあ!!!探検隊の仲間が増えるぞ!!
川嶋: え、ほんとなの?
美月: 分かんない笑
早水: うわぁ~美月ちゃんも、ヒドいことするわ~笑
美月: 大丈夫!その子は強いから!
灰崎: 笑……なら、最後の庶務の1年生は、僕からの推薦で良いかな?
川嶋: 良い感じの子がいるの?
灰崎: うん。
川嶋: なら、お願い。
灰崎: 了解。放課後にここに来るように伝えとく。
早水: 謙心君の推薦する人なら、安心やな笑
美月: え、それって私の推薦する子は不安ってこと?
早水: いや、そういうわけやないけど…
美月: 大丈夫、安心して。めっちゃ、良い子だから。
早水: そっか笑。なら、楽しみに放課後を待つわ。
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