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第7章 文化祭編
第216話「悪魔と文化委員長との対面」
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カフェBINGO!
守里: 店長、いただきます!
珠美: いただきます!!
店長: はーい。橘さんも、どうぞ。
奈々未: ありがとうございます笑
店長: 友達からの電話?
奈々未: はい、そうです。
店長: あの関西弁の子かな?
奈々未: 聞こえてました?笑
店長: 笑、随分と声が大きいからね~
奈々未: すみません。
店長: いやいや笑。元気があって良いじゃない。
奈々未: 笑、では、いただきます。
店長: うん笑
更衣室での電話を終わらせた奈々未も、守里と珠美と同じ席に着き、賄いを食べ始める。
奈々未: ねぇ、守里君と珠美ちゃんは、文化祭何やるの?
守里: 出し物ですか?
奈々未: いや、それ以外にもやるなら、教えてくれて良いけど笑
守里: やらないです笑
奈々未: で、クラスの出し物は?
守里: えーっと…
わざわざ奈々未さんが、しかも関西弁のお友達…大我先輩のお姉さんとの電話を終えたこのタイミングで、文化祭のことを聞いて来たということは…
来るな、これは。
奈々未: 笑、さゆりんから、ちょうど誘われてさ。もちろん、君のお姉さんも一緒に。
守里: やっぱり。
珠美: 珠美のクラスはですね、コスプレカフェです!
奈々未: へぇ~珠美ちゃんは、何のコスプレをするつもりなの?
珠美: 今のところ、黒猫になりそうです!
奈々未: 珠美ちゃんの黒猫姿…見てみたいわ。ね?守里君。
珠美: 楽しみですか?!守里先輩!
守里: う、うん。
珠美: よぉ~し!珠美、頑張ります!!
奈々未: 笑、それで、守里君のクラスの出し物は?
守里: …
まだ企画段階だから、どうなるかは分からないけど…
奈々未: なに?私に教えたくないの?笑
守里: いや…
もし、僕が執事担当になった場合、ちょっと…
奈々未: ふ~ん…守里君もコスプレ系なのかな?
やばい、このままだと僕が口を割らなくても、当てられてしまう!
奈々未: 守里君のクラスは、日向子ちゃんに、飛香ちゃん。それと美月に祐希っていう、可愛い子達がたくさん集まってるわけだから、必ず男子達からメイド喫茶の案は出てくると思うんだよ。
守里: …
反応するな僕!
言葉や表情に反応を出したら、一瞬でやられる!
奈々未: ただ、単純にその案が通るとも思えない……
守里: ゴクン…
奈々未: …もしかして、執事喫茶?それか、執事喫茶とメイド喫茶を合わせたヤツとか。
守里: …残念ながら違います。
うっわ…マジか…
普通に当てたよ、この人。
奈々未: 嘘だね。私の予想が当たっちゃったか。
守里: 嘘じゃないです。
奈々未: ふ~ん…っていうか、私に隠したところで、結局文化祭には行くんだから、隠しても一緒でしょ笑
守里: た、確かに…
奈々未: 笑、守里君は執事やるの?
守里: 今のところ、分からないです。
奈々未: あら、認めるんだ。
守里: だって、もう無理ですから。
この人に隠し通すのは。
奈々未: だから、やってみないと分からないじゃない笑
もう負け同然です。
奈々未: まぁね~笑
守里: はぁ…
もはや人じゃないな…
あく…
奈々未: ん?
守里: …なんでもないです。
奈々未: ジー
珠美: あ!奈々未先輩のところの、学祭はいつなんです?
守里: ふぅ…
奈々未: 笑、私のところは、もうちょっと後だよ。11月の頭。
珠美: 行っても良いですか?
奈々未: もちろん、大歓迎よ。守里君もね。
珠美: 守里先輩、一緒に行きましょう!
守里: 珠美と?まぁ良いけど。
珠美: やった!!
奈々未: 笑(ほぉ~随分と自然な流れで……成長したわね、珠美ちゃん。守里君の修学旅行中に、色々と教えた甲斐があったわ。)
店長: ニコニコ笑
◇◇◇◇◇◇
翌日
昼休み
中庭
守里: じゃ、僕は一足先に行くね。
春時: おう。
飛香: 文化委員室だっけ?
守里: そうそう。
柿谷: 私達のお手伝いをよろしくお願いします!笑
守里: うん笑
紗耶: 先輩、頑張ってください!!
菊山: また明日!
桜: モグモグ…いってらっしゃい。
守里: 笑、いってきます。
そうして、守里は文化委員長の待つ場所へと向かった。
文化委員室
コンコン
「あ、来たかな。どうぞ。」
ガラガラ
守里: 失礼します。
麻里: やぁ、森崎君。久しぶり。
守里: すれ違うことはあっても、こうやって話すのは、あの検討会議の時以来ですか。
麻里: そうだね。元気にしてた?
守里: はい笑
麻里: それなら良かった。あと、陽芽叶とは仲良くやってる?
守里: もちろんですよ。
麻里: いや~ほら、陽芽叶ってさ、なんかちょっと普通じゃない雰囲気を持ってるじゃん。
守里: 普通じゃない雰囲気…ですか?
麻里: うん。お姫様感があるというか、上品な雰囲気をさ。だから、転校してすぐの頃は、心配だったんだよね。でも、森崎君とすぐに仲良くなれたみたいで、安心したよ。
守里: 笑、幼なじみですから。
麻里: 知ってる笑
守里: あ、やっぱり伊藤先輩も知ってたんですね。
麻里: もちろん。この学校に陽芽叶が転校するってなった時に、葵波と聞いたんだ。
守里: へぇ~って、中々、陽芽叶が認めてくれないから、ずっと疑問なんですけど、陽芽叶ってガチのお姫様というか、お嬢様なんですか?
麻里: 笑、昔、陽芽叶の家にも行ったことがあるって聞いたんだけど、覚えてないの?
守里: いや、大きい家だったのは覚えているんですが、僕も小さかったですし、相対的に大きく見えてただけなんじゃないかって思って。
麻里: 残念ながら、私の口からは教えられないかな笑。ま、陽芽叶の家にはすぐ行く機会があるだろうけど、頑張って、本人から直接聞き出したら?
守里: 笑、了解です。それで、僕にお願いしたい仕事ってなんです?
麻里: まず最初に言っとくけど、今のところお願いしようとしてる仕事は、そこまで大変じゃないから、安心して。
守里: ん、今のところ?
麻里: 笑、そう、今のところ。ま、それは良いから、森崎君にお願いしたいのは、文化祭の舞台会場となる体育館の準備だよ。
守里: 準備と言うと、飾り付けですか?
麻里: もちろんそれもやってもらうけど、力持ちの森崎君に主にやってもらいたいのは、舞台装飾の製作と設置。
守里: なるほど。他の文化委員達と協力して、それをやればいいんですね。
麻里: うん。来週の月曜日の昼休みに、体育館組の会議があるから参加して。ちゃんと向こうには、森崎君のことは話してるから。
守里: はい。
麻里: よし、私が話したかったことはこのぐらいなんだけど、森崎君の方から聞きたいことある?
守里: う~ん…今のところ、特にはないです。
麻里: 笑、そう。ってかさ、陽芽叶も葵波も同じ伊藤で分かりづらいだろうから、私のことは下の名前で呼んで。その代わりに、私も守里君って呼ぶから。
守里: 分かりました。麻里先輩。
麻里: うん笑。じゃ、また今度ね。
守里: はい。失礼します。
ガラガラ
守里: ふぅ…
去年の文化祭での体育館のステージを見た感じ、結構大変そうだな~
まぁでも、楽しそうだし、頑張ってみるか!
と、前向きな気持ちで、守里はこれからの事を考えながら、教室へと向かうのであった。
to be continued
バイト終了後
カフェBINGO!
守里: 店長、いただきます!
珠美: いただきます!!
店長: はーい。橘さんも、どうぞ。
奈々未: ありがとうございます笑
店長: 友達からの電話?
奈々未: はい、そうです。
店長: あの関西弁の子かな?
奈々未: 聞こえてました?笑
店長: 笑、随分と声が大きいからね~
奈々未: すみません。
店長: いやいや笑。元気があって良いじゃない。
奈々未: 笑、では、いただきます。
店長: うん笑
更衣室での電話を終わらせた奈々未も、守里と珠美と同じ席に着き、賄いを食べ始める。
奈々未: ねぇ、守里君と珠美ちゃんは、文化祭何やるの?
守里: 出し物ですか?
奈々未: いや、それ以外にもやるなら、教えてくれて良いけど笑
守里: やらないです笑
奈々未: で、クラスの出し物は?
守里: えーっと…
わざわざ奈々未さんが、しかも関西弁のお友達…大我先輩のお姉さんとの電話を終えたこのタイミングで、文化祭のことを聞いて来たということは…
来るな、これは。
奈々未: 笑、さゆりんから、ちょうど誘われてさ。もちろん、君のお姉さんも一緒に。
守里: やっぱり。
珠美: 珠美のクラスはですね、コスプレカフェです!
奈々未: へぇ~珠美ちゃんは、何のコスプレをするつもりなの?
珠美: 今のところ、黒猫になりそうです!
奈々未: 珠美ちゃんの黒猫姿…見てみたいわ。ね?守里君。
珠美: 楽しみですか?!守里先輩!
守里: う、うん。
珠美: よぉ~し!珠美、頑張ります!!
奈々未: 笑、それで、守里君のクラスの出し物は?
守里: …
まだ企画段階だから、どうなるかは分からないけど…
奈々未: なに?私に教えたくないの?笑
守里: いや…
もし、僕が執事担当になった場合、ちょっと…
奈々未: ふ~ん…守里君もコスプレ系なのかな?
やばい、このままだと僕が口を割らなくても、当てられてしまう!
奈々未: 守里君のクラスは、日向子ちゃんに、飛香ちゃん。それと美月に祐希っていう、可愛い子達がたくさん集まってるわけだから、必ず男子達からメイド喫茶の案は出てくると思うんだよ。
守里: …
反応するな僕!
言葉や表情に反応を出したら、一瞬でやられる!
奈々未: ただ、単純にその案が通るとも思えない……
守里: ゴクン…
奈々未: …もしかして、執事喫茶?それか、執事喫茶とメイド喫茶を合わせたヤツとか。
守里: …残念ながら違います。
うっわ…マジか…
普通に当てたよ、この人。
奈々未: 嘘だね。私の予想が当たっちゃったか。
守里: 嘘じゃないです。
奈々未: ふ~ん…っていうか、私に隠したところで、結局文化祭には行くんだから、隠しても一緒でしょ笑
守里: た、確かに…
奈々未: 笑、守里君は執事やるの?
守里: 今のところ、分からないです。
奈々未: あら、認めるんだ。
守里: だって、もう無理ですから。
この人に隠し通すのは。
奈々未: だから、やってみないと分からないじゃない笑
もう負け同然です。
奈々未: まぁね~笑
守里: はぁ…
もはや人じゃないな…
あく…
奈々未: ん?
守里: …なんでもないです。
奈々未: ジー
珠美: あ!奈々未先輩のところの、学祭はいつなんです?
守里: ふぅ…
奈々未: 笑、私のところは、もうちょっと後だよ。11月の頭。
珠美: 行っても良いですか?
奈々未: もちろん、大歓迎よ。守里君もね。
珠美: 守里先輩、一緒に行きましょう!
守里: 珠美と?まぁ良いけど。
珠美: やった!!
奈々未: 笑(ほぉ~随分と自然な流れで……成長したわね、珠美ちゃん。守里君の修学旅行中に、色々と教えた甲斐があったわ。)
店長: ニコニコ笑
◇◇◇◇◇◇
翌日
昼休み
中庭
守里: じゃ、僕は一足先に行くね。
春時: おう。
飛香: 文化委員室だっけ?
守里: そうそう。
柿谷: 私達のお手伝いをよろしくお願いします!笑
守里: うん笑
紗耶: 先輩、頑張ってください!!
菊山: また明日!
桜: モグモグ…いってらっしゃい。
守里: 笑、いってきます。
そうして、守里は文化委員長の待つ場所へと向かった。
文化委員室
コンコン
「あ、来たかな。どうぞ。」
ガラガラ
守里: 失礼します。
麻里: やぁ、森崎君。久しぶり。
守里: すれ違うことはあっても、こうやって話すのは、あの検討会議の時以来ですか。
麻里: そうだね。元気にしてた?
守里: はい笑
麻里: それなら良かった。あと、陽芽叶とは仲良くやってる?
守里: もちろんですよ。
麻里: いや~ほら、陽芽叶ってさ、なんかちょっと普通じゃない雰囲気を持ってるじゃん。
守里: 普通じゃない雰囲気…ですか?
麻里: うん。お姫様感があるというか、上品な雰囲気をさ。だから、転校してすぐの頃は、心配だったんだよね。でも、森崎君とすぐに仲良くなれたみたいで、安心したよ。
守里: 笑、幼なじみですから。
麻里: 知ってる笑
守里: あ、やっぱり伊藤先輩も知ってたんですね。
麻里: もちろん。この学校に陽芽叶が転校するってなった時に、葵波と聞いたんだ。
守里: へぇ~って、中々、陽芽叶が認めてくれないから、ずっと疑問なんですけど、陽芽叶ってガチのお姫様というか、お嬢様なんですか?
麻里: 笑、昔、陽芽叶の家にも行ったことがあるって聞いたんだけど、覚えてないの?
守里: いや、大きい家だったのは覚えているんですが、僕も小さかったですし、相対的に大きく見えてただけなんじゃないかって思って。
麻里: 残念ながら、私の口からは教えられないかな笑。ま、陽芽叶の家にはすぐ行く機会があるだろうけど、頑張って、本人から直接聞き出したら?
守里: 笑、了解です。それで、僕にお願いしたい仕事ってなんです?
麻里: まず最初に言っとくけど、今のところお願いしようとしてる仕事は、そこまで大変じゃないから、安心して。
守里: ん、今のところ?
麻里: 笑、そう、今のところ。ま、それは良いから、森崎君にお願いしたいのは、文化祭の舞台会場となる体育館の準備だよ。
守里: 準備と言うと、飾り付けですか?
麻里: もちろんそれもやってもらうけど、力持ちの森崎君に主にやってもらいたいのは、舞台装飾の製作と設置。
守里: なるほど。他の文化委員達と協力して、それをやればいいんですね。
麻里: うん。来週の月曜日の昼休みに、体育館組の会議があるから参加して。ちゃんと向こうには、森崎君のことは話してるから。
守里: はい。
麻里: よし、私が話したかったことはこのぐらいなんだけど、森崎君の方から聞きたいことある?
守里: う~ん…今のところ、特にはないです。
麻里: 笑、そう。ってかさ、陽芽叶も葵波も同じ伊藤で分かりづらいだろうから、私のことは下の名前で呼んで。その代わりに、私も守里君って呼ぶから。
守里: 分かりました。麻里先輩。
麻里: うん笑。じゃ、また今度ね。
守里: はい。失礼します。
ガラガラ
守里: ふぅ…
去年の文化祭での体育館のステージを見た感じ、結構大変そうだな~
まぁでも、楽しそうだし、頑張ってみるか!
と、前向きな気持ちで、守里はこれからの事を考えながら、教室へと向かうのであった。
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