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第5章 夏休み編

第142話「梅刺奴欺の後輩」

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さらに1時間後…



梅澤: …


守里: あれ、この辺って…チラッ


梅澤: シッ!



おぉっと、香蓮様がお怒りだ笑

どれだけ、美月に家バレしたくないんだよ笑



美月: アパートが多くなってきたね。


守里: うん。もうちょっと奥に行ったら、高層マンションも見えてくる。


美月: へぇ~やっぱりオフィス街が近いから?


守里: そうそう。


美月: ってことは、住んでる人は、ほぼ社会人?


守里: う~ん、どうなんだろう?



これは、実際に住んでる人に聞いた方が良いんだけど…



守里: チラッ…


梅澤: プイッ…



守里の視線から逃れるように、梅澤はそっぽを向く。


ですよね。



守里: 笑


美月: ?…オフィス街か、行ったことないな~


守里: 僕もあんまり行ったことない。


美月: 香蓮は?


梅澤: 私もまぁ、そこまでって感じ。


美月: そっか。なんかさ、オフィス街ってすごい謎じゃない?


守里: 謎…確かに、学生の僕達からしたら、よく分からないところだよね。


美月: 夜はきらびやかで、すごい綺麗なんだけど…


梅澤: 別に中は、そこまできらびやかじゃねぇぞ。


美月: え?


梅澤: 外面はキラキラしてて、綺麗かもしれないが、中で行われている会議とか取引とかは、そんな良いもんじゃないってこと。


守里: なるほど。それも知り合いから聞いた話?


梅澤: あぁ。知り合いとも呼べないような奴らからな笑


美月: そうなんだ。



と、オフィス街の方を見ながら、歩いていると…



守里: もうこんな時間か。



携帯で時間を確認すると、11時であった。



梅澤: 予想以上に遅れてんな。


美月: 今、半分ぐらいでしょ?


梅澤: これじゃあ、確実に昼は超える。


守里: ゆっくり歩きすぎたか。


美月: でも、若月さんは、あんまり時間気にしてないみたいだったし。大丈夫だって!


守里: まぁ、そうだね。


梅澤: うん。


美月: じゃあ、お昼は…


「あ、いた!」


「梅澤先輩!!!!」



住宅街に、梅澤を呼ぶ声が響く。



梅澤: なっ!


守里: え?


美月: 誰?



3人は声が聞こえた方向を見る。



??1: 梅澤先輩!


??2: 張ってた甲斐がありました!!



香蓮の知り合いか。


なんとなく、雰囲気からしても、そうだな。

ヤンキーっぽい…



梅澤: てめぇら、何してる?


??2: 梅澤先輩を待ってたんです!


梅澤: なんのために?


??1: それは…梅澤先輩に目を覚ましてもらうためです。


梅澤: 目を覚ましてもらう?何言ってんだ。


??1: 去年、風紀委員に伸されてから、梅澤先輩は狩りをやめて、大人しくなりました。


梅澤: あぁ。


??1: 別にそれは構わなかったんです。負けた奴が勝った奴の言うこと聞くのは普通だし。あの鋭く震えるようなオーラは消えてなかったですし。


??2: でも、最近は違うじゃないですか!なんか丸くなったというか…



なるほどな…

確かに、最近、いや美月と仲良くなってから、香蓮は随分と笑顔が増えて、優しくなった。


それが、この子達は気に食わないのか。



梅澤: …で?


??1: 元の梅澤先輩に戻ってください!


??2: また、一緒に荒くれた男達を潰しに行きましょう!


梅澤: 別に、お前らと一緒にやってたつもりは無い。


??2: 梅澤先輩にはなくても、私達にはあるんです!


梅澤: はぁ…


美月: か、香蓮、お友達?



美月は少しビビっているのか、恐る恐る梅澤に聞く。



梅澤: コイツらは、能高の1個下の"松高美結まつたか みゆ"と"林原瑠奈はやしばら るな"。


美月: あ、後輩ちゃんか。



それを聞いて、安心する美月。



守里: 香蓮と一緒に行動してたんだ。


梅澤: いや、私の後をチョロチョロついて来てただけ。


美月: ふ~ん…


林原: お前らが、梅澤先輩を誑かしたんだよな!


松高: 最近、梅澤先輩と仲良さそうに話してる奴らがいるってのは聞いてたんだ。


梅澤: 誑かす…だと。


林原: 探す手間が省けたよ。お前らを潰せば、梅澤先輩は元に戻るはず!



いやいや、それは…



松高: まぁそれか、梅澤先輩と金輪際、関わらないなら、怪我しないで済むけど。


美月: はぁ?そんなこと出来るわけないでしょ!香蓮と私達は、大親友なんだから!ね?守里!


守里: う、うん。



これ、どうなるんだ?


松高さんも林原さんも、引きそうにないし…

美月も絶対に譲らないだろう。


いや、そんなことよりも…

梅澤様が…


我慢の限界みたいだ。



林原: なら、やるしかないな。行くよ、美結。


松高: うん。


美月: ムー


守里: はぁ…



この2人には、香蓮が見えてないのか?


しかも、ここで美月に怪我をさせたりでもすれば…

確実に半殺しだぞ。


ほら、来る…



梅澤: てめぇら!!!!いい加減にしろ!!!!!


林原: ヒッ


松高: う、梅澤先輩!



梅澤が怒鳴る。



美月: っ!!


梅澤: さっきから、好き勝手言いやがって…別に美月達に誑かされたわけでもねぇし、そもそも、私は変わってない!!


松高: でも、事実として、暴れるのもやめた上、仲良さげに風紀委員の仕事を、この人達とやってるんですよね…?



梅澤の圧にビビりながらも、松高は言い返す。



梅澤: あぁ。楽しくやらせてもらってる。


美月: 笑(楽しいんだ。)


林原: だ、だったら…


梅澤: 確かに、お前らから見て、私は変わったかもしれねぇ。でもな!それはコイツらのせいじゃねぇ!私の意思によるもんなんだよ!!!


松高: …


梅澤: それに、なんでお前らにそんなこと言われなきゃなんねぇんだ!!


松高: それは…


林原: 私は…憧れてたんです!


梅澤: あ?


林原: 男共に、女一人で立ち向かっていく梅澤先輩に…梅刺奴欺に憧れてたんですよ!!!私は!!


松高: 私もです!


梅澤: …


林原: それなのに…梅澤先輩は変わってしまった…


松高: …


梅澤: お前らは私を、元のように戻したいのか?


林原: …はい。また、あの時みたいに、梅澤先輩と…


梅澤: だったら、それは私とお前らの問題だ。コイツらは関係ねぇ。


松高: この人達がいないところだったら、何やっても良いってことですか?梅澤先輩を元に戻すために。


梅澤: あぁ。


林原: …分かりました…じゃあ、私達は失礼します。絶対、梅澤先輩の目を覚まさせますから。


松高: …失礼します。



そう言って、2人は去ろうとするが…



守里: いやいや、おかしいでしょ。


林原: あ?


梅澤: 口を挟むなよ、守里。さっき言ったろ、これは私と2人の問題だって。


守里: うん。じゃあ、聞きたいんだけど、お二人さん…いや、松高さんと林原さんは、どうやって香蓮の目を覚まさせるわけ?


林原: …それは…


松高: 今から考えます。


守里: でもさ、どっちみち、香蓮を梅刺奴欺の頃に戻すには、僕達から引き離す必要が出てくるって、2人は考えつくと思うんだよ。というか、そうするつもりなんじゃない?2人は。


林原: …


松高: …


梅澤: チッ…


守里: じゃあ、僕達に関係ないことは無いよ。だって、2人は僕達の親友を奪うつもりなんでしょ?だから、僕達にも口を出す権利はある。ね、美月。


美月: うん!!!貴女達に、香蓮は奪わせない!!



2人に指を指し、カッコよくポーズを決める美月。



松高: 梅澤先輩…この人達もここまで言うんですから、別にやっても良いですよね?


林原: 先輩でも容赦はしません。


梅澤: だから!


守里: 香蓮、落ち着いて。3人も。


美月: でも、守里。


守里: 僕に良い案があるから。


梅澤: 良い案?


松高: …


守里: 2人も風紀委員に入れば良い。


林原: は?何言って…


守里: 2人は要するに、強くてカッコいい、梅澤先輩と一緒に行動したい、梅澤先輩を近くで見ときたいんでしょ?


松高: …はい。


守里: だったら、風紀委員になって、香蓮と一緒に見回りでもなんですれば良い。


林原: いや、私達は、今の梅澤先輩じゃなくて、昔の、敵をバッタバッタと薙ぎ倒していく梅澤先輩と…


守里: 笑、2人は香蓮の風紀委員の仕事ぶりを見たことないでしょ。


松高: 見たことないです。


守里: すごいよ、香蓮は。昔ほどとは、言えないかもだけど。


美月: めちゃくちゃ頼りになるんだよ!ちょっかいかけてくる他校のヤンキーだったり、変質者を一瞬で制圧しちゃうんだから。


林原: そ、そうなんですか?


守里: うん。男の僕なんかよりもね笑


美月: 男の中でも守里は、強くない方でしょ笑


守里: 笑、それは言わない約束。


松高: …風紀委員に入れば、そんな梅澤先輩を近くで見れるってことですか。


守里: そう。


松高: …


林原: う~ん…


守里: この話を聞いた上で、もう一度聞くよ。2人とも、風紀委員に入らない?


松高: …少し、相談させてください。


林原: …


守里: どうぞ。



2人は少し離れたところで、話し合いを始める。



梅澤: …ありがとな。守里。


守里: 別に、香蓮のためじゃないし。僕達の大事な友達を奪われないための提案だから笑


梅澤: 笑、そうかよ。


美月: どうなるかな~


守里: ま、ほぼ確実に…


林原: その提案、受けます!


松高: お願いします。


守里: 笑、OK。


美月: ってことは、これからは同じ委員会の仲間じゃん。


守里: そうなるね。これからよろしく。


梅澤: いや、ちょっと待て。まだコイツらが風紀委員に入れるかは分からないだろ。


守里: う~ん、大丈夫だと思うよ。ちなみに、2人は何委員?


松高: 私も瑠奈も体育委員です。


林原: まぁ、仕事に行ったことはないですけど。


守里: 大我先輩なら許してくれるだろうから、すぐに移れると思う。


梅澤: そうか…


守里: ということで、2人はそのまま若月さんのとこに行こう。僕も口聞きするから。


美月: なら行けそうだね。


守里: まぁ、これからの見回りの続きにも付き合ってもらうことになるけど笑


林原: もちろんです!


松高: 構いません。


美月: 笑、やったね!2人とも。


林原: はい!


松高: …よろしくお願いします。


梅澤: じゃあ、さっさと見回りを終わらせよう。


守里: そうだね。


美月: ほらほら、美結ちゃん、瑠奈ちゃん、ついてきて!


梅澤: 笑、美月の先輩面が始まった。


美月: 私、先輩だもん!


梅澤: にしては頼りないけどな笑


美月: 頼れる先輩だって!ね?守里。


守里: う~ん、どうだろ笑


美月: 守里まで~


守里: 笑、これからだって。


美月: そうだよね、頑張る!


林原: 笑、先輩面白いですね!


美月: あ、そう?瑠奈ちゃん。


林原: はい!


守里: ねぇ香蓮。仲良くなれそうじゃない?美月と林原さん。


梅澤: まぁ瑠奈は、ノリがいいから。


守里: ふ~ん…松高さん。


松高: なんですか?


守里: ありがとう。提案を飲んでくれて。


松高: …先輩の提案が、私達の目的達成に、1番近そうでしたから。無理やり、梅澤先輩を先輩方から引き離すにしても、あの先輩を言い聞かせるのは困難するに違いないです。


守里: そっか笑、それは良い読みだよ。美月は思った以上に頑固だから。


梅澤: 美結。その言い方だと、守里を言い聞かせるのは簡単だって思ってるのか?笑


松高: まぁ…喧嘩が弱いことは有名ですので。


守里: え、広まってるの?


松高: はい。


梅澤: だったら、情報が遅い。


松高: え?


梅澤: だって、守里は私よりも強いからな。


松高: は?


林原: マジで言ってるんですか?


梅澤: おう。


守里: いやいや、そんなことないって。


松高: …ふ~ん。


林原: 先輩、強いんですね。


守里: はぁ…


美月: というか香蓮にも、珠美ちゃん以外の後輩の友達いたんじゃん。


梅澤: 誰だよ、それ。


美月: え?瑠奈ちゃんと美結ちゃん。


梅澤: …友達なんかじゃねぇ。ただの知り合い。


林原: そうですよ!梅澤先輩と友達なんて恐れ多い…


松高: ウンウン


美月: でも、ずっと一緒に戦ってたんでしょ?


梅澤: まぁ…そうだな。


美月: だったら、友達だって。


守里: 笑、香蓮。


梅澤: …ってことらしいけど、良いのか?2人は。


林原: あ、いや、その…先輩が良いなら…


松高: お友達になりたいです。


梅澤: ///そ、そうか…じゃあ…友達になってやらんこともない…


守里: どういう言い回し笑


美月: よし!香蓮、それぞれと手を繋いで!


梅澤: なっ…


美月: 友達になった証。


梅澤: …そういうことなら…ほら、手出せ。


林原: は、はい!


松高: お、お願いします。



2人は手を出し、梅澤と手を繋ぐ。



美月: じゃあついでに、私も!


林原: え?は、はい!


松高: どうも。


美月: これで、私も2人の後輩ちゃんと友達!


梅澤: そういうことなら、守里も握手しときな。


守里: いや、僕は別に…


美月: いいから、いいから。



美月は、守里の手を2人の手と無理やり繋がせる。



守里: なんか、ごめんね。


林原: いえいえ、先輩方と仲良くなれるのは、嬉しいことですから!


松高: しょうがないです。


守里: 笑、ありがと。



こうして、守里達は喧嘩の強いらしい後輩2人を友達にしたのだった。




to be continued
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