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閑章2
第113話「Birthday Girl 日向子」
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期末テスト初日
学校
守里: 祐希、ちゃんと寝てきた?
祐希: もちろん!バッチリ!
守里: シャーペンは?
祐希: ここに!
守里: 消しゴム。
祐希: はい!
守里: シャー芯入れ。
祐希: ある!
守里: よし、テストの準備はOKだね。
祐希: あとは、これまでの成果を出すだけ!
守里: 頑張ってよ。日向子に勝って。
祐希: うん!守里先生のためにも!
守里: この前の中間を除いて、今のところ飛香先生との勝負は18戦9勝9敗だから、今回は負けるわけにはいかない。
祐希: 日向子に勝つ!!
これから始まるテストに向けて、気合いを入れる2人。
日向子: 私も祐希ちゃんには負けない!
飛香: 私達が勝つ。
そこに、日向子と飛香も参戦する。
守里: 飛香先生、調子はどうですか?
飛香: うちの日向子はやる気マンマン。今回はもらった笑
守里: なるほど笑。それなら、うちの祐希も最高調ですので。
飛香: ほほう。
守里: 楽しみにしててください笑
飛香: 良いだろう。
守里: あ、ちなみに今回は、僕も勝ちに行くから。
飛香: 笑、受けて立つ。
日向子: なんか、守里と飛香、これまで以上にバチバチしてるね。
祐希: 確かに。
日向子: いや~ほんと、今回の勉強期間はキツかった…
日向子は飛香にしごかれた2週間を思い出して、目から光を消す。
祐希: 相当大変だったんだね。祐希も辛かった…毎日勉強漬けで…
日向子: このテストが終われば、夏休みまですぐ…頑張ろう、祐希ちゃん!
祐希: うん!!
こうしてテストが始まった。
◇◇◇◇◇◇◇
3日後…
剣崎: よし、これで期末テスト終わり。みんなよく頑張った、お疲れ様。週末は遊ぶなり、家でゆっくりするなり、自分を労わってね。じゃあ、学級委員号令!
川嶋: 起立!礼!
「ありがとうございました!」
剣崎: はい、ありがとうございました。
ガラガラ
守里: 結果は来週か…
飛香: そのぐらいだろうね。
守里: 今回は自信あるよ笑
飛香: 私も笑
守里: へぇ。
飛香: ってか、こんな会話してる場合じゃない!早く行かないと。
守里: あ、そうだ!春時、美月!
美月: はいはい。
春時: 分かってるって笑、場所は…
守里: 僕のバイト先。
飛香: やっといける。
春時: これまでは、中々行く機会がなかったからな笑
美月: 行ったことなかったの?
飛香: うん。
守里: あとは…祐希~
祐希: zzzzz
飛香: 寝てる。
美月: テスト終わってからぐっすり。
守里: はぁ、テスト前は、ちゃんと授業中も起きれてたんだけどな…
春時: まぁ、もういいじゃないか。テスト終わったんだし。
守里: だね笑
美月: もう行くんでしょ?早く起こさないと。
飛香: ほら、この前みたいに。
守里: 分かったって笑
守里は席を立ち、祐希のそばに。
祐希: zzzz
守里: おーい、祐希~
耳元で呼びかける。
祐希: う、う~ん…zzz
守里: 約束のアレ行くよ。
祐希: !…zz
守里: 焼き芋が待ってるぞ~
祐希: 焼き芋!!!
守里: 祐希、準備して。
祐希: はっ!そうだった。
祐希は急いでカバンに物を詰め始める。
守里: これでOK。みんなも行こ。
飛香: うん。
美月: もう準備完了。
春時: あとは…
祐希: あそこで話してる…
守里: 日向子だけ。
全員が、東野と秋吉と談笑してる日向子を見る。
守里: ここからはスピード勝負。
春時: だな。
飛香: 祐希、もう行ける?
祐希: もちろん!
美月: こんなの初めて。
守里: 行くぞ!!
そうして守里達は、日向子の元へ。
日向子: あ!守里!どうしたのって!え?!
飛香が日向子のカバンを持ち、春時が椅子を引いて、守里が手を引っ張り、日向子を立たせる。
そして、美月が日向子の机の中を見て、教材が残ってないかを確認する。
東野: あの~これは…
祐希: 毎年恒例のアレ。
秋吉: 笑、だよね。
東野: もう私達はやったから、あとは幼なじみ達で楽しんで笑
秋吉: 美月ちゃんも!
美月: うん!
日向子: え?!なに~!!
守里: ってことで、2人ともバイバイ。
春時: じゃあな。
飛香: また来週。
東野: うん。またね。
秋吉: バイバーイ!
日向子: どこ連れてくの~
こうして守里達一行は、学校を出て、カフェBINGO!に向かった。
◇◇◇
カフェBINGO!
ガチャ
守里: こんにちは。
奈々未: 来たわね、守里君。
日向子: 奈々未さん!
奈々未: 日向子ちゃんも、守里君に腕を引っ張られ、飛香ちゃんから背中を押されて。おつかれ笑
日向子: ほんとにですよ!
飛香: ごめんって笑
春時: まぁ、こうするしかないんだから。
日向子: もう、なんなの~笑
守里: とか言いつつ、自分でもわかってるくせに笑
日向子: ヘヘヘ笑
美月: ここまであからさまだとね笑
祐希: 毎年同じ日にやってるし。
奈々未: ほんと、仲が良いのね。あなた達。
守里: はい笑。それで席は?
奈々未: あそこ。
そう言って、カフェの端っこに案内する奈々未。
守里: じゃあ、日向子真ん中で、みんな適当に座って。
飛香: うん。
春時: おう。
祐希: 祐希ここが良い。
美月: じゃあ、私ここ。
そうして全員が座り…
日向子: ニコニコ笑
守里: 奈々未さん、お願いします。
奈々未: 分かった。
奈々未がキッチンの方へ行き、ケーキを運んで来る。
そして…
守里: 日向子!
「お誕生日おめでとう!!」
全員が日向子の誕生日を祝う。
日向子: 笑、ありがとう!!みんな!!
飛香: ほら、火消しな。
日向子: うん!!スー
日向子が息を吸い始める。
日向子: 日向子ブレス!!!フゥーーー
テーブルに置かれたホールケーキのロウソクの火に向かって、息を吹く。
美月: え、勢い強くない?
祐希: いつもだよ。
守里: 日向子は全力でやるから。
奈々未: 笑、じゃあ切ってくるから。先に色々やっときな。
守里: ありがとうございます、奈々未さん。
奈々未: 笑、いえいえ。あと店長にも。
守里: ですね。
「奈々未さん、店長さん、ありがとうございます!」
全員が声を揃えて言う。
奈々未: ここまで揃うと、逆に引く笑。でも嬉しいわ笑
店長: ニコニコ
そうして奈々未はキッチンの方へ。
日向子: いや~みんなも、毎年ありがとね!!
守里: 笑、お互いにやってるんだから、当たり前だよ。
飛香: 昔からだし。
美月: 私は初めてだけどね笑
春時: 笑、これからは一緒だって。
美月: ありがと笑
祐希: あのケーキ美味しそうだったな~
守里: 祐希はそっちかい笑
春時: もうちょっと待っとけ笑
祐希: はーい。
飛香: 今のうちにプレゼント渡しとく。
守里: あ、そうだね。
美月: うん。
守里達は各々カバンの中から、日向子へのプレゼントを取り出す。
日向子: うわ~みんな、ありがとう!!
守里: 家で開けてよ笑、なんか恥ずかしいし。
日向子: 分かってるって!
飛香: いや~今度の私の誕生日が楽しみだな~
春時: もうそれを考えてんのかよ笑
飛香: 笑
守里: 1番近いのは、美月だね。
美月: 笑、楽しみにしとく。
日向子: 豪勢にやろう!!
春時: だな。
祐希: 場所は守里の家?
守里: うん。おそらく。
飛香: だったら、あの子達も呼ぶ?
春時: 後輩達か。
守里: 良いね。美月もそれで良い?
美月: うん!祝ってもらえるだけでも嬉しい!!
守里: 笑、そっか。
日向子: 楽しみになってきた!
春時: おう。ってか一応、今日の主役は日向子だから笑
守里: だね。めいいっぱい日向子のお祝いをしよう。
美月: うん笑
飛香: もちろん。
祐希: はーい!
to be continued
学校
守里: 祐希、ちゃんと寝てきた?
祐希: もちろん!バッチリ!
守里: シャーペンは?
祐希: ここに!
守里: 消しゴム。
祐希: はい!
守里: シャー芯入れ。
祐希: ある!
守里: よし、テストの準備はOKだね。
祐希: あとは、これまでの成果を出すだけ!
守里: 頑張ってよ。日向子に勝って。
祐希: うん!守里先生のためにも!
守里: この前の中間を除いて、今のところ飛香先生との勝負は18戦9勝9敗だから、今回は負けるわけにはいかない。
祐希: 日向子に勝つ!!
これから始まるテストに向けて、気合いを入れる2人。
日向子: 私も祐希ちゃんには負けない!
飛香: 私達が勝つ。
そこに、日向子と飛香も参戦する。
守里: 飛香先生、調子はどうですか?
飛香: うちの日向子はやる気マンマン。今回はもらった笑
守里: なるほど笑。それなら、うちの祐希も最高調ですので。
飛香: ほほう。
守里: 楽しみにしててください笑
飛香: 良いだろう。
守里: あ、ちなみに今回は、僕も勝ちに行くから。
飛香: 笑、受けて立つ。
日向子: なんか、守里と飛香、これまで以上にバチバチしてるね。
祐希: 確かに。
日向子: いや~ほんと、今回の勉強期間はキツかった…
日向子は飛香にしごかれた2週間を思い出して、目から光を消す。
祐希: 相当大変だったんだね。祐希も辛かった…毎日勉強漬けで…
日向子: このテストが終われば、夏休みまですぐ…頑張ろう、祐希ちゃん!
祐希: うん!!
こうしてテストが始まった。
◇◇◇◇◇◇◇
3日後…
剣崎: よし、これで期末テスト終わり。みんなよく頑張った、お疲れ様。週末は遊ぶなり、家でゆっくりするなり、自分を労わってね。じゃあ、学級委員号令!
川嶋: 起立!礼!
「ありがとうございました!」
剣崎: はい、ありがとうございました。
ガラガラ
守里: 結果は来週か…
飛香: そのぐらいだろうね。
守里: 今回は自信あるよ笑
飛香: 私も笑
守里: へぇ。
飛香: ってか、こんな会話してる場合じゃない!早く行かないと。
守里: あ、そうだ!春時、美月!
美月: はいはい。
春時: 分かってるって笑、場所は…
守里: 僕のバイト先。
飛香: やっといける。
春時: これまでは、中々行く機会がなかったからな笑
美月: 行ったことなかったの?
飛香: うん。
守里: あとは…祐希~
祐希: zzzzz
飛香: 寝てる。
美月: テスト終わってからぐっすり。
守里: はぁ、テスト前は、ちゃんと授業中も起きれてたんだけどな…
春時: まぁ、もういいじゃないか。テスト終わったんだし。
守里: だね笑
美月: もう行くんでしょ?早く起こさないと。
飛香: ほら、この前みたいに。
守里: 分かったって笑
守里は席を立ち、祐希のそばに。
祐希: zzzz
守里: おーい、祐希~
耳元で呼びかける。
祐希: う、う~ん…zzz
守里: 約束のアレ行くよ。
祐希: !…zz
守里: 焼き芋が待ってるぞ~
祐希: 焼き芋!!!
守里: 祐希、準備して。
祐希: はっ!そうだった。
祐希は急いでカバンに物を詰め始める。
守里: これでOK。みんなも行こ。
飛香: うん。
美月: もう準備完了。
春時: あとは…
祐希: あそこで話してる…
守里: 日向子だけ。
全員が、東野と秋吉と談笑してる日向子を見る。
守里: ここからはスピード勝負。
春時: だな。
飛香: 祐希、もう行ける?
祐希: もちろん!
美月: こんなの初めて。
守里: 行くぞ!!
そうして守里達は、日向子の元へ。
日向子: あ!守里!どうしたのって!え?!
飛香が日向子のカバンを持ち、春時が椅子を引いて、守里が手を引っ張り、日向子を立たせる。
そして、美月が日向子の机の中を見て、教材が残ってないかを確認する。
東野: あの~これは…
祐希: 毎年恒例のアレ。
秋吉: 笑、だよね。
東野: もう私達はやったから、あとは幼なじみ達で楽しんで笑
秋吉: 美月ちゃんも!
美月: うん!
日向子: え?!なに~!!
守里: ってことで、2人ともバイバイ。
春時: じゃあな。
飛香: また来週。
東野: うん。またね。
秋吉: バイバーイ!
日向子: どこ連れてくの~
こうして守里達一行は、学校を出て、カフェBINGO!に向かった。
◇◇◇
カフェBINGO!
ガチャ
守里: こんにちは。
奈々未: 来たわね、守里君。
日向子: 奈々未さん!
奈々未: 日向子ちゃんも、守里君に腕を引っ張られ、飛香ちゃんから背中を押されて。おつかれ笑
日向子: ほんとにですよ!
飛香: ごめんって笑
春時: まぁ、こうするしかないんだから。
日向子: もう、なんなの~笑
守里: とか言いつつ、自分でもわかってるくせに笑
日向子: ヘヘヘ笑
美月: ここまであからさまだとね笑
祐希: 毎年同じ日にやってるし。
奈々未: ほんと、仲が良いのね。あなた達。
守里: はい笑。それで席は?
奈々未: あそこ。
そう言って、カフェの端っこに案内する奈々未。
守里: じゃあ、日向子真ん中で、みんな適当に座って。
飛香: うん。
春時: おう。
祐希: 祐希ここが良い。
美月: じゃあ、私ここ。
そうして全員が座り…
日向子: ニコニコ笑
守里: 奈々未さん、お願いします。
奈々未: 分かった。
奈々未がキッチンの方へ行き、ケーキを運んで来る。
そして…
守里: 日向子!
「お誕生日おめでとう!!」
全員が日向子の誕生日を祝う。
日向子: 笑、ありがとう!!みんな!!
飛香: ほら、火消しな。
日向子: うん!!スー
日向子が息を吸い始める。
日向子: 日向子ブレス!!!フゥーーー
テーブルに置かれたホールケーキのロウソクの火に向かって、息を吹く。
美月: え、勢い強くない?
祐希: いつもだよ。
守里: 日向子は全力でやるから。
奈々未: 笑、じゃあ切ってくるから。先に色々やっときな。
守里: ありがとうございます、奈々未さん。
奈々未: 笑、いえいえ。あと店長にも。
守里: ですね。
「奈々未さん、店長さん、ありがとうございます!」
全員が声を揃えて言う。
奈々未: ここまで揃うと、逆に引く笑。でも嬉しいわ笑
店長: ニコニコ
そうして奈々未はキッチンの方へ。
日向子: いや~みんなも、毎年ありがとね!!
守里: 笑、お互いにやってるんだから、当たり前だよ。
飛香: 昔からだし。
美月: 私は初めてだけどね笑
春時: 笑、これからは一緒だって。
美月: ありがと笑
祐希: あのケーキ美味しそうだったな~
守里: 祐希はそっちかい笑
春時: もうちょっと待っとけ笑
祐希: はーい。
飛香: 今のうちにプレゼント渡しとく。
守里: あ、そうだね。
美月: うん。
守里達は各々カバンの中から、日向子へのプレゼントを取り出す。
日向子: うわ~みんな、ありがとう!!
守里: 家で開けてよ笑、なんか恥ずかしいし。
日向子: 分かってるって!
飛香: いや~今度の私の誕生日が楽しみだな~
春時: もうそれを考えてんのかよ笑
飛香: 笑
守里: 1番近いのは、美月だね。
美月: 笑、楽しみにしとく。
日向子: 豪勢にやろう!!
春時: だな。
祐希: 場所は守里の家?
守里: うん。おそらく。
飛香: だったら、あの子達も呼ぶ?
春時: 後輩達か。
守里: 良いね。美月もそれで良い?
美月: うん!祝ってもらえるだけでも嬉しい!!
守里: 笑、そっか。
日向子: 楽しみになってきた!
春時: おう。ってか一応、今日の主役は日向子だから笑
守里: だね。めいいっぱい日向子のお祝いをしよう。
美月: うん笑
飛香: もちろん。
祐希: はーい!
to be continued
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