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第4章 白仮面編
第96話「地下駐車場再び」
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5時間後…
守里: じゃあ、おやすみ。
結真: うん。おやすみなさい。
美月: おやすみ!守里。ジーー
奈々未: おやすみなさい。
ガチャ
守里はリビングを出て行き、自分の部屋へと向かった。
結真: 美月は、朝からずっと守里のこと見てるよね?
美月: うん。
結真: なんでなの?
美月: 守里が勝手に変なところに行かないように。
結真: 笑、家にいる時は大丈夫でしょ。
美月: まぁそうなんだけど笑
奈々未: …
結真: 今日、ななみんは私の部屋で寝るよね?
奈々未: うん。そのつもりだけど、その前に、守里君の思ってることを読み取る方法を、美月に教えないと。
美月: あ、そうでした!
奈々未: ってことで、美月の部屋に行っていい?
美月: え…
結真: 笑、早く部屋を片付けて来なさい笑
美月: うん!!
そうして、美月も大急ぎで自分の部屋に向かう。
結真: それで、いきなり泊まりに来るなんて、どうしたの?
奈々未: だから、遊びに来たくなったんだって。
結真: …嘘でしょ。
奈々未: え?
結真: さすがに、ななみんみたくは出来ないけど、私はななみんが言ってることが嘘かどうかぐらいは分かるよ。
奈々未: …
結真: 守里に頼まれた?
奈々未: …はぁ…やっぱり敵わないな笑、昔から。
結真: 1度もななみんに勝てたことは無いって笑
奈々未: 結真は思ってないかもだけど、私はそう思ってる。
結真: ほんと?
奈々未: うん。
結真: だったら、嬉しいな~
奈々未: 笑、なら私は、結真に負けたことない笑
結真: なに~笑
奈々未: 笑
結真: ななみんは、守里に今日泊まりに来てって頼まれたの?
奈々未: うん。まぁちょっと違うんだけど。
結真: 美月を止めて欲しいとか?
奈々未: …正解。なんで分かったの?
結真: 朝からの様子と、さっき言ったことから、守里は行きたい場所があるけど、美月はそこに行かせたくない。多分、守里が行きたい所は危険な所なのかな。
奈々未: 大体そんな感じ。
結真: それで、ななみんは守里から美月を止めといて欲しいって頼まれたのね。
奈々未: 昨日のバイトの帰りに。
結真: でもなんで、ななみんはそれを承諾したの?
奈々未: そりゃあ、可愛いバイトの後輩の頼みなんだから。それに、ここにも来てみたかったし。
結真: また嘘。
奈々未: …守里君から相談を受けてたんだよね。で、それを解決するには守里君の頼みを聞いた方が良いって判断したの。いつまでも悩んでられると、こっちも困るし。
結真: 相談っていうのは…
奈々未: それは言わないわよ。守里君の許可がないと。
結真: だよね…
奈々未: 笑、姉として守里君に頼られなかったのが不満?
結真: ちょっと…
奈々未: ただ、あの子が悩んで、相談しても良いかもって思ったタイミングに、偶然、私がいたってだけ。
結真: 私は守里の姉として、ちゃんとできてるのかな?
奈々未: 笑、大丈夫。守里君、言ってたから。結真姉さんにはいつも助けられてるって。
結真: …
奈々未: 結真らしくないよ。気持ちは強く持たないと。
結真: …そうだね。
奈々未: 頑張れ、会長。
結真: 笑、もう私は会長じゃないよ。風紀委員長。
奈々未: あ、今度さ、みんな呼んでご飯行かない?
結真: それいいね笑
ドタバタ
奈々未: 美月の用意ができたかな。
美月が階段を降りる音が聞こえる。
結真: …最後に聞くけど、守里を止めないことは、守里のためなんだよね?
奈々未: うん。
結真: そっか。ななみんが言うなら、間違いない笑
奈々未: 私達は守里君が無事に帰ってくるのを、待っとけば良いから笑
結真: 分かった。
ガチャ
美月: おまたせしました…ハァハァ
奈々未: 随分と散らかってたみたいね笑
美月: もう綺麗になりましたよ!!
奈々未: じゃあ、行こうか。
美月: はい!
結真: 終わったら、私の部屋ね。
奈々未: 分かってるって笑
美月: お姉ちゃん、おやすみ。
結真: うん。おやすみ。
ガチャ
こうして美月と奈々未は、美月の部屋に入り、話を始めた。
守里の部屋
ピロン
守里: あ、奈々未さんから連絡来た。よし…
守里はベッドから起き上がる。
森田さんに連絡っと…
もう1つの携帯を操作しつつ、窓の前に立つ。
守里: これでOK。
そして窓を開ける。
守里: いってきます。
スタッ
守里は窓から飛び降り、庭に着地する。
やっぱ、やろうと思ったら行けるもんだな…
守里: …さすが、森田さん達。仕事が早い。
家の前の道に、森田達の車を発見する。
そして、そこに駆け寄る。
ウィーン
森田: 大丈夫ですか?坊ちゃん。
守里: はい。あれぐらいなら。
森田: 笑
守里: すみません、無理言っちゃって。
森田: 正直言うと、連れて行きたくはなかったですけど、坊ちゃんの気持ちも分かるんで。
守里: ありがとうございます。
森田: では、乗って下さい。
守里: はい。
ガチャ
矢口: 今から合流する…おう。
ピ
守里: お疲れ様です。矢口さん。
矢口: おぉ、坊ちゃんもお疲れ様っす。
森田: ほら、行くぞ。
矢口: はい。
守里を乗せた車が発進する。
守里: ふぅ…
森田: 御家族にはバレませんでした?
守里: 知り合いに協力してもらって、なんとかって感じです。まぁ結真姉さんにはバレてそうですけど。
森田: そうですか。
守里: ところで、今日、防衛団はどのくらいの人数が集まるんですか?
森田: 20人です。
守里: 結構多いですね。
森田: 今回は上位を捕まえられるチャンスですから。逃すわけにはいきません。
守里: でも、警察に捕獲は任せるんじゃ…
森田: はい。なので今回は追跡が得意な面子を中心に、招集しました。
守里: なるほど。
森田: 追跡が得意な3級が15人と、2級が5人です。
守里: 2級ってことは、いざとなったら戦うということですか?
森田: はい。まぁ人の少ないところまで追い立ててからですけど。
守里: …難しいですね。
森田: そうですね。なので、警察には頑張ってもらわないと。
守里: …
そうして守里達が目的の場所に到着する。
ギフトモール地下駐車場付近
森田: 私達は、車から降りて、もう少し近くで待機しますけど…
守里: 僕も行きます。
森田: ですよね…
ガチャ
矢口: じゃあ、俺は他の奴らとちょっと会ってくるっす。
森田: おう。頼んだ。
守里: 地下駐車場の中には、入れませんもんね。
森田: はい。さすがにバレます。ですが、3級を4人、駐車場に潜伏させて、状況を逐一聞けるようにしてますので。
守里: そうなんですか。
森田: はい。あと、矢口を含めた6人の2級はここ以外の出入口に2人ずつ、残りの3級はそのサポートにつけてます。
この地下駐車場の出入口は4つ。
警察は確か、50人ぐらいは集まるって言ってたから、出入口の封鎖はできるか。
ん、でもモールの方に行く道は…
守里: 森田さん、ショッピングモールの方の出入口には…
森田: 警察が守るそうですよ。まぁモールに続く道は1つで狭いですから、警察だけでも、人数がいれば突破は難しいでしょう。一応3級を1人付けてますけど。
守里: そうですか…
アンチにとって、1番逃げやすいルートはどこだ…
確かに、道幅があって暗い、外に出る4つの出入口が逃げやすい。
でも…
警察と混戦状態になる可能性が高くて、地下駐車場内は人が入り乱れる。
だったら…
う~ん、でも…
守里は頭の中で考える。
モールに続く道がすごい引っかかるんだよな…
守里: …
森田: 坊ちゃん、そろそろですよ。
守里: っ!!そうですか…
守里は携帯で時間を確認する。
23時
森田: 警察が上手くやってくれると良いですけどね。
守里: …
行くしかない。
守里: すみません、森田さん。
森田: なんですか?
守里: モールの方に行っても良いですか?…いや、モールの方に行きます。
森田: え?
守里: ここ、よろしくお願いします!!
森田: ちょっと!!坊ちゃん!!
森田は大急ぎでポケットから取りだしたものを、守里に投げる。
守里: これって…
森田: インカムです。この前も使ったでしょ。それで連絡をお願いします。
守里: ありがとうございます!
森田: 私はここを離れられませんから。頼みます!
守里: はい!!
そうして守里は走って行く。
森田: おい、聞こえるか。坊ちゃんがそっちに行くから、何かあったらサポートしろ。(坊ちゃんの直感なら信じるべきだよな。)
森田はインカムで団員に指示を出す。
森田: さぁ、気引き締めていくぞ。
to be continued
守里: じゃあ、おやすみ。
結真: うん。おやすみなさい。
美月: おやすみ!守里。ジーー
奈々未: おやすみなさい。
ガチャ
守里はリビングを出て行き、自分の部屋へと向かった。
結真: 美月は、朝からずっと守里のこと見てるよね?
美月: うん。
結真: なんでなの?
美月: 守里が勝手に変なところに行かないように。
結真: 笑、家にいる時は大丈夫でしょ。
美月: まぁそうなんだけど笑
奈々未: …
結真: 今日、ななみんは私の部屋で寝るよね?
奈々未: うん。そのつもりだけど、その前に、守里君の思ってることを読み取る方法を、美月に教えないと。
美月: あ、そうでした!
奈々未: ってことで、美月の部屋に行っていい?
美月: え…
結真: 笑、早く部屋を片付けて来なさい笑
美月: うん!!
そうして、美月も大急ぎで自分の部屋に向かう。
結真: それで、いきなり泊まりに来るなんて、どうしたの?
奈々未: だから、遊びに来たくなったんだって。
結真: …嘘でしょ。
奈々未: え?
結真: さすがに、ななみんみたくは出来ないけど、私はななみんが言ってることが嘘かどうかぐらいは分かるよ。
奈々未: …
結真: 守里に頼まれた?
奈々未: …はぁ…やっぱり敵わないな笑、昔から。
結真: 1度もななみんに勝てたことは無いって笑
奈々未: 結真は思ってないかもだけど、私はそう思ってる。
結真: ほんと?
奈々未: うん。
結真: だったら、嬉しいな~
奈々未: 笑、なら私は、結真に負けたことない笑
結真: なに~笑
奈々未: 笑
結真: ななみんは、守里に今日泊まりに来てって頼まれたの?
奈々未: うん。まぁちょっと違うんだけど。
結真: 美月を止めて欲しいとか?
奈々未: …正解。なんで分かったの?
結真: 朝からの様子と、さっき言ったことから、守里は行きたい場所があるけど、美月はそこに行かせたくない。多分、守里が行きたい所は危険な所なのかな。
奈々未: 大体そんな感じ。
結真: それで、ななみんは守里から美月を止めといて欲しいって頼まれたのね。
奈々未: 昨日のバイトの帰りに。
結真: でもなんで、ななみんはそれを承諾したの?
奈々未: そりゃあ、可愛いバイトの後輩の頼みなんだから。それに、ここにも来てみたかったし。
結真: また嘘。
奈々未: …守里君から相談を受けてたんだよね。で、それを解決するには守里君の頼みを聞いた方が良いって判断したの。いつまでも悩んでられると、こっちも困るし。
結真: 相談っていうのは…
奈々未: それは言わないわよ。守里君の許可がないと。
結真: だよね…
奈々未: 笑、姉として守里君に頼られなかったのが不満?
結真: ちょっと…
奈々未: ただ、あの子が悩んで、相談しても良いかもって思ったタイミングに、偶然、私がいたってだけ。
結真: 私は守里の姉として、ちゃんとできてるのかな?
奈々未: 笑、大丈夫。守里君、言ってたから。結真姉さんにはいつも助けられてるって。
結真: …
奈々未: 結真らしくないよ。気持ちは強く持たないと。
結真: …そうだね。
奈々未: 頑張れ、会長。
結真: 笑、もう私は会長じゃないよ。風紀委員長。
奈々未: あ、今度さ、みんな呼んでご飯行かない?
結真: それいいね笑
ドタバタ
奈々未: 美月の用意ができたかな。
美月が階段を降りる音が聞こえる。
結真: …最後に聞くけど、守里を止めないことは、守里のためなんだよね?
奈々未: うん。
結真: そっか。ななみんが言うなら、間違いない笑
奈々未: 私達は守里君が無事に帰ってくるのを、待っとけば良いから笑
結真: 分かった。
ガチャ
美月: おまたせしました…ハァハァ
奈々未: 随分と散らかってたみたいね笑
美月: もう綺麗になりましたよ!!
奈々未: じゃあ、行こうか。
美月: はい!
結真: 終わったら、私の部屋ね。
奈々未: 分かってるって笑
美月: お姉ちゃん、おやすみ。
結真: うん。おやすみ。
ガチャ
こうして美月と奈々未は、美月の部屋に入り、話を始めた。
守里の部屋
ピロン
守里: あ、奈々未さんから連絡来た。よし…
守里はベッドから起き上がる。
森田さんに連絡っと…
もう1つの携帯を操作しつつ、窓の前に立つ。
守里: これでOK。
そして窓を開ける。
守里: いってきます。
スタッ
守里は窓から飛び降り、庭に着地する。
やっぱ、やろうと思ったら行けるもんだな…
守里: …さすが、森田さん達。仕事が早い。
家の前の道に、森田達の車を発見する。
そして、そこに駆け寄る。
ウィーン
森田: 大丈夫ですか?坊ちゃん。
守里: はい。あれぐらいなら。
森田: 笑
守里: すみません、無理言っちゃって。
森田: 正直言うと、連れて行きたくはなかったですけど、坊ちゃんの気持ちも分かるんで。
守里: ありがとうございます。
森田: では、乗って下さい。
守里: はい。
ガチャ
矢口: 今から合流する…おう。
ピ
守里: お疲れ様です。矢口さん。
矢口: おぉ、坊ちゃんもお疲れ様っす。
森田: ほら、行くぞ。
矢口: はい。
守里を乗せた車が発進する。
守里: ふぅ…
森田: 御家族にはバレませんでした?
守里: 知り合いに協力してもらって、なんとかって感じです。まぁ結真姉さんにはバレてそうですけど。
森田: そうですか。
守里: ところで、今日、防衛団はどのくらいの人数が集まるんですか?
森田: 20人です。
守里: 結構多いですね。
森田: 今回は上位を捕まえられるチャンスですから。逃すわけにはいきません。
守里: でも、警察に捕獲は任せるんじゃ…
森田: はい。なので今回は追跡が得意な面子を中心に、招集しました。
守里: なるほど。
森田: 追跡が得意な3級が15人と、2級が5人です。
守里: 2級ってことは、いざとなったら戦うということですか?
森田: はい。まぁ人の少ないところまで追い立ててからですけど。
守里: …難しいですね。
森田: そうですね。なので、警察には頑張ってもらわないと。
守里: …
そうして守里達が目的の場所に到着する。
ギフトモール地下駐車場付近
森田: 私達は、車から降りて、もう少し近くで待機しますけど…
守里: 僕も行きます。
森田: ですよね…
ガチャ
矢口: じゃあ、俺は他の奴らとちょっと会ってくるっす。
森田: おう。頼んだ。
守里: 地下駐車場の中には、入れませんもんね。
森田: はい。さすがにバレます。ですが、3級を4人、駐車場に潜伏させて、状況を逐一聞けるようにしてますので。
守里: そうなんですか。
森田: はい。あと、矢口を含めた6人の2級はここ以外の出入口に2人ずつ、残りの3級はそのサポートにつけてます。
この地下駐車場の出入口は4つ。
警察は確か、50人ぐらいは集まるって言ってたから、出入口の封鎖はできるか。
ん、でもモールの方に行く道は…
守里: 森田さん、ショッピングモールの方の出入口には…
森田: 警察が守るそうですよ。まぁモールに続く道は1つで狭いですから、警察だけでも、人数がいれば突破は難しいでしょう。一応3級を1人付けてますけど。
守里: そうですか…
アンチにとって、1番逃げやすいルートはどこだ…
確かに、道幅があって暗い、外に出る4つの出入口が逃げやすい。
でも…
警察と混戦状態になる可能性が高くて、地下駐車場内は人が入り乱れる。
だったら…
う~ん、でも…
守里は頭の中で考える。
モールに続く道がすごい引っかかるんだよな…
守里: …
森田: 坊ちゃん、そろそろですよ。
守里: っ!!そうですか…
守里は携帯で時間を確認する。
23時
森田: 警察が上手くやってくれると良いですけどね。
守里: …
行くしかない。
守里: すみません、森田さん。
森田: なんですか?
守里: モールの方に行っても良いですか?…いや、モールの方に行きます。
森田: え?
守里: ここ、よろしくお願いします!!
森田: ちょっと!!坊ちゃん!!
森田は大急ぎでポケットから取りだしたものを、守里に投げる。
守里: これって…
森田: インカムです。この前も使ったでしょ。それで連絡をお願いします。
守里: ありがとうございます!
森田: 私はここを離れられませんから。頼みます!
守里: はい!!
そうして守里は走って行く。
森田: おい、聞こえるか。坊ちゃんがそっちに行くから、何かあったらサポートしろ。(坊ちゃんの直感なら信じるべきだよな。)
森田はインカムで団員に指示を出す。
森田: さぁ、気引き締めていくぞ。
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