94 / 318
第4章 白仮面編
第94話「一歩を踏み出す方法」
しおりを挟む
放課後
風紀委員室
豊永: 情報提供、ありがとうございます。
守里達は学校に帰って来て、すぐに豊永達に連絡を取った。
そして、終礼の時間も使って放課後、風紀委員室で報告をすることになった。
櫻宮: いえ、私達もこの事件に足を突っ込んだ以上、解決に協力しないとですから。
豊永: その情報は回って来てましたけど、明日ですか…
角田: 時間がもう少ないな。
若月: 警察では、どう考えているんですか?
豊永: それは、白仮面達を捕まえる方法?
若月: はい。
角田: そりゃあ、とにかく大人数で質量攻めするつもりだよ。逃げられないように。
豊永: 大雑把に言うとそんな感じで、その薬の譲渡を確認した瞬間に、駐車場に止めた覆面車で待機していた警察官達で捕まえるつもりです。
愛衣: 数はどのくらいいるんですか?
角田: ざっと50人ぐらいだ。
葵波: え、そんなに?
豊永: はい。ここで確実に止めないとですから。
若月: ですね。
角田: あ、君達は来たらダメだからな。分かってると思うが。
若月: …
豊永: 私達が止めたにも関わらず、色々と調査してくれて、ちゃんとした成果を出して下さったことは、感謝しています。ただ、結果として誰も怪我をしていなかったので、これまでは咎めませんでしたが、今回はこれまでとは話が違います。
角田: 首突っ込んだら、ほぼ100パーセント危険な目に遭うからな。
葵波: …
愛衣: …
豊永: 私達警察は一般市民を守るために存在するんです。そのためにこうやって動いているのに、貴女方が怪我をしてしまったら、元も子もないじゃないですか。
梅澤: でも…
豊永: とにかく、ダメです。今回ばかりは家で、私達警察を信じ、白仮面達が捕まるのを願っていて下さい。集会は夜遅くにありますしね。
梅澤: …
豊永: ということで、私達は失礼します。
角田: 守里も絶対に来るんじゃないぞ~
守里: …
美月: …
美月が守里の手を握る。
守里: …分かっています。
角田: なら良い。じゃあな。
そうして、豊永と角田は学校を去った。
櫻宮: お2人の言う通りだよ。今回ばかりは危なすぎる。
若月: あぁ。
櫻宮: 下手したら、マジでヤバいからね。
若月: うん。
櫻宮: 本当に分かってるの?!若!!
若月: だから、分かってるって!!
櫻宮と若月が目を合わせる。
そして、美月も守里の手を握る自身の手に力を込める。
守里: …
櫻宮: 本当に、無茶だけはやめて。私はまだ若が必要なんだから。
若月: 笑、分かったから。そんな眉間に皺を寄せて、怖い顔するなって。
櫻宮: …絶対にダメだよ。葵波も愛衣も。
葵波: 了解。
愛衣: 今回は警察に任せる。
櫻宮: うん。
美月: 香蓮もだからね。
梅澤: …分かってる。
美月: ほんと?
美月は香蓮の目を見つめる。
梅澤: ったく、そんな大きな目で見られたら、固まっちまいそうだぜ。
美月: は~?どういうこと?
梅澤: 珠美が言ってたように、美月は威圧担当がお似合いだ。
美月: …そうですか!なら、香蓮が行かないように、ずっと威圧し続けてあげる。
そう言って美月は香蓮の目を見つめ続ける。
梅澤: ちょっやめろって笑
美月: やめるもんか!!
新里: はぁ…緊張した…
珠美: え?なんで?
新里: だって、初めてだよ。警察の人と一緒の空間にいたの。それにちょっと怖かったし。
珠美: そうかな~
守里: 優太君は今日疲れっぱなしだね笑
新里: はい…もうヘトヘトです。
守里: 今日は早めに寝な笑
新里: はい。
珠美: 寝たら、すぐ回復するよ!!
新里: そう願っとく…
守里: うん、そうし…
珠美: はっ!!!
守里: 珠美、どうした?
珠美: ヤバいです!!もうバイトに行かないと!!
守里: え?
守里は時間を確認する。
現在の時刻16時38分…
守里: ヤバい!!!!
あと、20分ぐらいしかない!!
クソ、遅れるわけにはいかない…
あの悪魔に何されるか…
守里: 皆さんすみません、ここら辺で抜けます!!!
珠美: 珠美もです!!
櫻宮: う、うん。分かった。
若月: 気をつけろよ。
葵波: じゃあな。
愛衣: また今度ね。
新里: さようなら。
梅澤: …じゃ。
美月: バイト、頑張ってね~
ガラガラ
守里達は全速力で、学校を出てカフェBINGO!へと向かった。
◇◇◇
カフェBINGO!
ガチャ!!
守里: ハァハァ…こんにちは。
珠美: …ハァハァ…こんにちは!!!!
奈々未: ギリギリセーフね。1分前。
店長: あれ?走って来たんだ。お疲れ様。
守里: はぁ…間に合って良かった…
珠美: 疲れました~
奈々未: ほら、早く着替えてきなさい。
守里: ちょっと、待ってもらっても良いですか…
奈々未: せっかく、私への悪口を無視してあげようかなって思ってたのに…
守里: すぐに着替えさせて頂きます!!!!!!
守里は一瞬で更衣室に入る。
やっぱり怖いわ…
なんで遠隔でも僕の心が読めるんだよ…
奈々未: 別に読んでないって笑
扉の向こうから奈々未の声が聞こえる。
守里: ブルブル…ヤバすぎ…
そうして、守里と珠美は制服に着替え、通常通りに働く。
3時間後…
守里: ありがとうございました。
ガチャ
店長: よし、これで今日も終わりかな。
奈々未: そうですね、20時ですし。
店長: 珠美ちゃん、表のアレ裏っ返して来て。
珠美: 了解です!!!「CLOSE」にして来ます!!
ガチャ
店長: じゃあ、僕は賄い作るから、後片付けよろしく。
守里: はい。
奈々未: 守里君はテーブル拭いて。
守里: 分かりました。
フキフキ
明日、どうしようか…
美月には止められたけど…
僕は行きたい。
この事件が解決するのを、ただ家で待っとくことなんてできない。
でも、僕が行ったところでどうなる。
また、あの時みたいに動けないで、他の人に頼ってしまうことになるんじゃないか?…
守里: …
フキフキ
奈々未: ちょっと、守里君。いつまで、同じテーブルを拭いてるのよ。
守里: あ、すいません。
奈々未: …
30分後…
守里: 店長、ご馳走様でした。
店長: いえいえ。
守里は食べ終わったお皿を、店長に渡す。
珠美: 美味しかったです!
店長: そう?良かった。
奈々未: 店長は料理だけは最高ですから。
店長: ちょっと橘さん。それどういうこと?
奈々未: 褒めてるんですよ。
店長: そ、そうか…
守里: じゃあ、帰りますね。
店長: う、うん…
珠美: あ、少し待ってて下さい!
そう言って珠美は、トイレに向かう。
奈々未: …守里君、ちょっと良い?
守里: え?はい。
奈々未が守里を呼ぶ。
守里: どうしたんですか?奈々未さん。
奈々未: あなた、また悩み事抱えてるでしょ。
守里: っ!いや、そんなことは…
奈々未: バレバレなんだけど。
守里: …
奈々未: ったく、変なことに首突っ込んでないでしょうね?
守里: すみません…
奈々未: 守里君は、ほんとなんというか…まぁ良いや。その悩み事ってのはなんなの?私が聞いてあげる。
守里: え?
奈々未: 人に話したら、意外とすぐ解決するかもよ。
守里: …
奈々未さんになら…
守里: …どうしても、肝心な所で1歩を踏み出せないんです。
奈々未: …
守里: 動かなきゃいけないタイミングで、全く力が湧かないんです。
奈々未: そう…
守里: 僕はどうすれば良いんでしょうか…
奈々未: そんなの私に分かるわけないでしょ。
守里: へ?
奈々未: そんな、守里君自身の意識的な問題の答えが、君ではない私に分かるわけないじゃない。
守里: だったら…
奈々未: でも、私の経験上で言えば、そういう1歩踏み出さなきゃいけない場面で大事なことはあるわよ。
守里: それは、なんですか?
奈々未: なんのためにその1歩を踏み出すのか、その問いへの、自分の最も根底にある答えを、再確認して、心の中で強く意識するの。
守里: なんのために踏み出すのか…
奈々未: それをやったら、私はちゃんと1歩を踏み出すことができた。
守里: …
奈々未: 守里君も試してみたら?
守里: ありがとうございます!奈々未さん!!
奈々未: 笑、どういたしまして。
珠美: ただいま戻りました!!
奈々未: じゃあ、帰りましょうか。
珠美: はい!!
守里: はい。
奈々未: 店長、お疲れ様でした。
守里: お疲れ様でした。
珠美: お疲れ様でした!!
店長: うん、お疲れ様。気をつけて帰ってね~
ガチャ
to be continued
風紀委員室
豊永: 情報提供、ありがとうございます。
守里達は学校に帰って来て、すぐに豊永達に連絡を取った。
そして、終礼の時間も使って放課後、風紀委員室で報告をすることになった。
櫻宮: いえ、私達もこの事件に足を突っ込んだ以上、解決に協力しないとですから。
豊永: その情報は回って来てましたけど、明日ですか…
角田: 時間がもう少ないな。
若月: 警察では、どう考えているんですか?
豊永: それは、白仮面達を捕まえる方法?
若月: はい。
角田: そりゃあ、とにかく大人数で質量攻めするつもりだよ。逃げられないように。
豊永: 大雑把に言うとそんな感じで、その薬の譲渡を確認した瞬間に、駐車場に止めた覆面車で待機していた警察官達で捕まえるつもりです。
愛衣: 数はどのくらいいるんですか?
角田: ざっと50人ぐらいだ。
葵波: え、そんなに?
豊永: はい。ここで確実に止めないとですから。
若月: ですね。
角田: あ、君達は来たらダメだからな。分かってると思うが。
若月: …
豊永: 私達が止めたにも関わらず、色々と調査してくれて、ちゃんとした成果を出して下さったことは、感謝しています。ただ、結果として誰も怪我をしていなかったので、これまでは咎めませんでしたが、今回はこれまでとは話が違います。
角田: 首突っ込んだら、ほぼ100パーセント危険な目に遭うからな。
葵波: …
愛衣: …
豊永: 私達警察は一般市民を守るために存在するんです。そのためにこうやって動いているのに、貴女方が怪我をしてしまったら、元も子もないじゃないですか。
梅澤: でも…
豊永: とにかく、ダメです。今回ばかりは家で、私達警察を信じ、白仮面達が捕まるのを願っていて下さい。集会は夜遅くにありますしね。
梅澤: …
豊永: ということで、私達は失礼します。
角田: 守里も絶対に来るんじゃないぞ~
守里: …
美月: …
美月が守里の手を握る。
守里: …分かっています。
角田: なら良い。じゃあな。
そうして、豊永と角田は学校を去った。
櫻宮: お2人の言う通りだよ。今回ばかりは危なすぎる。
若月: あぁ。
櫻宮: 下手したら、マジでヤバいからね。
若月: うん。
櫻宮: 本当に分かってるの?!若!!
若月: だから、分かってるって!!
櫻宮と若月が目を合わせる。
そして、美月も守里の手を握る自身の手に力を込める。
守里: …
櫻宮: 本当に、無茶だけはやめて。私はまだ若が必要なんだから。
若月: 笑、分かったから。そんな眉間に皺を寄せて、怖い顔するなって。
櫻宮: …絶対にダメだよ。葵波も愛衣も。
葵波: 了解。
愛衣: 今回は警察に任せる。
櫻宮: うん。
美月: 香蓮もだからね。
梅澤: …分かってる。
美月: ほんと?
美月は香蓮の目を見つめる。
梅澤: ったく、そんな大きな目で見られたら、固まっちまいそうだぜ。
美月: は~?どういうこと?
梅澤: 珠美が言ってたように、美月は威圧担当がお似合いだ。
美月: …そうですか!なら、香蓮が行かないように、ずっと威圧し続けてあげる。
そう言って美月は香蓮の目を見つめ続ける。
梅澤: ちょっやめろって笑
美月: やめるもんか!!
新里: はぁ…緊張した…
珠美: え?なんで?
新里: だって、初めてだよ。警察の人と一緒の空間にいたの。それにちょっと怖かったし。
珠美: そうかな~
守里: 優太君は今日疲れっぱなしだね笑
新里: はい…もうヘトヘトです。
守里: 今日は早めに寝な笑
新里: はい。
珠美: 寝たら、すぐ回復するよ!!
新里: そう願っとく…
守里: うん、そうし…
珠美: はっ!!!
守里: 珠美、どうした?
珠美: ヤバいです!!もうバイトに行かないと!!
守里: え?
守里は時間を確認する。
現在の時刻16時38分…
守里: ヤバい!!!!
あと、20分ぐらいしかない!!
クソ、遅れるわけにはいかない…
あの悪魔に何されるか…
守里: 皆さんすみません、ここら辺で抜けます!!!
珠美: 珠美もです!!
櫻宮: う、うん。分かった。
若月: 気をつけろよ。
葵波: じゃあな。
愛衣: また今度ね。
新里: さようなら。
梅澤: …じゃ。
美月: バイト、頑張ってね~
ガラガラ
守里達は全速力で、学校を出てカフェBINGO!へと向かった。
◇◇◇
カフェBINGO!
ガチャ!!
守里: ハァハァ…こんにちは。
珠美: …ハァハァ…こんにちは!!!!
奈々未: ギリギリセーフね。1分前。
店長: あれ?走って来たんだ。お疲れ様。
守里: はぁ…間に合って良かった…
珠美: 疲れました~
奈々未: ほら、早く着替えてきなさい。
守里: ちょっと、待ってもらっても良いですか…
奈々未: せっかく、私への悪口を無視してあげようかなって思ってたのに…
守里: すぐに着替えさせて頂きます!!!!!!
守里は一瞬で更衣室に入る。
やっぱり怖いわ…
なんで遠隔でも僕の心が読めるんだよ…
奈々未: 別に読んでないって笑
扉の向こうから奈々未の声が聞こえる。
守里: ブルブル…ヤバすぎ…
そうして、守里と珠美は制服に着替え、通常通りに働く。
3時間後…
守里: ありがとうございました。
ガチャ
店長: よし、これで今日も終わりかな。
奈々未: そうですね、20時ですし。
店長: 珠美ちゃん、表のアレ裏っ返して来て。
珠美: 了解です!!!「CLOSE」にして来ます!!
ガチャ
店長: じゃあ、僕は賄い作るから、後片付けよろしく。
守里: はい。
奈々未: 守里君はテーブル拭いて。
守里: 分かりました。
フキフキ
明日、どうしようか…
美月には止められたけど…
僕は行きたい。
この事件が解決するのを、ただ家で待っとくことなんてできない。
でも、僕が行ったところでどうなる。
また、あの時みたいに動けないで、他の人に頼ってしまうことになるんじゃないか?…
守里: …
フキフキ
奈々未: ちょっと、守里君。いつまで、同じテーブルを拭いてるのよ。
守里: あ、すいません。
奈々未: …
30分後…
守里: 店長、ご馳走様でした。
店長: いえいえ。
守里は食べ終わったお皿を、店長に渡す。
珠美: 美味しかったです!
店長: そう?良かった。
奈々未: 店長は料理だけは最高ですから。
店長: ちょっと橘さん。それどういうこと?
奈々未: 褒めてるんですよ。
店長: そ、そうか…
守里: じゃあ、帰りますね。
店長: う、うん…
珠美: あ、少し待ってて下さい!
そう言って珠美は、トイレに向かう。
奈々未: …守里君、ちょっと良い?
守里: え?はい。
奈々未が守里を呼ぶ。
守里: どうしたんですか?奈々未さん。
奈々未: あなた、また悩み事抱えてるでしょ。
守里: っ!いや、そんなことは…
奈々未: バレバレなんだけど。
守里: …
奈々未: ったく、変なことに首突っ込んでないでしょうね?
守里: すみません…
奈々未: 守里君は、ほんとなんというか…まぁ良いや。その悩み事ってのはなんなの?私が聞いてあげる。
守里: え?
奈々未: 人に話したら、意外とすぐ解決するかもよ。
守里: …
奈々未さんになら…
守里: …どうしても、肝心な所で1歩を踏み出せないんです。
奈々未: …
守里: 動かなきゃいけないタイミングで、全く力が湧かないんです。
奈々未: そう…
守里: 僕はどうすれば良いんでしょうか…
奈々未: そんなの私に分かるわけないでしょ。
守里: へ?
奈々未: そんな、守里君自身の意識的な問題の答えが、君ではない私に分かるわけないじゃない。
守里: だったら…
奈々未: でも、私の経験上で言えば、そういう1歩踏み出さなきゃいけない場面で大事なことはあるわよ。
守里: それは、なんですか?
奈々未: なんのためにその1歩を踏み出すのか、その問いへの、自分の最も根底にある答えを、再確認して、心の中で強く意識するの。
守里: なんのために踏み出すのか…
奈々未: それをやったら、私はちゃんと1歩を踏み出すことができた。
守里: …
奈々未: 守里君も試してみたら?
守里: ありがとうございます!奈々未さん!!
奈々未: 笑、どういたしまして。
珠美: ただいま戻りました!!
奈々未: じゃあ、帰りましょうか。
珠美: はい!!
守里: はい。
奈々未: 店長、お疲れ様でした。
守里: お疲れ様でした。
珠美: お疲れ様でした!!
店長: うん、お疲れ様。気をつけて帰ってね~
ガチャ
to be continued
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる