28 / 340
第2章 体育祭編
第28話「春時と飛香の競技観戦」
しおりを挟む
グラウンドの観戦席から、友達と後輩を応援している春時と飛香。
春時: 次はここで、日向子とみなみの400m走だ。
飛香: 今回は移動しなくていいから、楽だわ笑
春時: 2人とも1位だろうな。
飛香: そりゃあ、足の速さ女子トップ2だもん。
春時: みなみは陸上部だから分かるけど、それに匹敵する日向子はほんとに分からん。
飛香: 野生の力ってとこじゃない?笑
春時: 馬鹿力と俊足か、確かに野生の力だわ笑
飛香: 犬好きなんだけど、本人はもっと強い動物みたいだよね。
春時: だね。
「女子400m走を開始します。」
飛香: あ、日向子とみなみ入場してきた。
春時: みなみは気だるそうだな笑
飛香: 日向子はめちゃくちゃ元気ね。
春時: あ、日向子がみなみに、なんか話しかけてる。
飛香: みなみもなんか言い返した。
春時: 日向子の元気が無くなった。
飛香: みなみ何言ったんだろ?
そして競技が始まる。
「次のレースが始まります。」
飛香: みなみの番だね。
春時: うん。みなみ頑張れ!!!
飛香: みなみ!頑張って!!!
パン!
秋吉が良いスタートダッシュを決め、抜きん出る。
春時: お、いいぞ、みなみ!
飛香: このままいけー!!!
「秋吉さん圧倒的です!」
そして、秋吉は1位でゴールした。
春時: やった!
飛香: 流石みなみだね。
秋吉も小さくガッツポーズをする。
春時: 次は日向子か。
飛香: みなみに続いて、1位でゴールして。
パン!
春時: あ!
飛香: あ…
ドテッ
日向子はスタートでずっこけた。
「あーっと南雲さん転んでしまった!!ここから挽回できるか!!!」
春時:これはダメか…
飛香: いや、日向子なら…
日向子はすぐさま立ち上がり走り出す。
春時: 4分の1周は差がついてるな。
飛香: まだまだここからよ。
日向子が徐々に差を詰める。
「南雲さんすごい勢いで追い上げて行きます!」
春時: 日向子!!!頑張れ!!!!
飛香: …すぅ……日向子!!!!頑張れ!!!!!
飛香が声を上げた瞬間…
日向子: ヘヘッ笑
日向子は笑う。
そして、さらに加速する。
春時: うわっすげ…
飛香: もう追いついた…
「とうとう南雲さん、追いつきました!!!!」
日向子は先頭に追いついた。
そして…
「ゴーーーーーール!!!!!!!」
春時: やったーーー!!!
飛香: さっすが日向子!!!
1位で日向子はゴールし…
日向子: あっしゅん!!!!!!!!!!!やったよ!!!!!!!!!!!!!
日向子は、会場中に響き渡るぐらいの大声で叫ぶ。
「南雲さんが何か叫んでいます。あっしゅん?一体なんのことなんでしょうか!!」
飛香: ///
春時: 笑、良かったな、飛香。お前の応援ちゃんと届いてたみたいだぞ笑
飛香: うるさい!
春時: よし!じゃあ次の競技…って、そろそろ俺も出番か。
飛香: って私もじゃん。
春時: なら、お互い頑張ろうぜ。
飛香: うん!
その後、午前の部は進み…
気配切り
異常な気配察知能力と身のこなしで、見事、春時が優勝。
ムカデ競走
スタートで紗耶が張り切りすぎて転倒、その後追い上げるも、第4位。
障害物競走
美月と東野は途中まで順調だったが、フラフープが全くできず、7位と5位。
1200m走
最初に飛ばし、ペース配分はぐちゃぐちゃだったが、流石はバスケ部と言わんばかりの体力で紗耶が優勝。
大玉転がし
桜と柿谷はナイスコンビネーションで上手く運べたものの、単純にパワーが足りず、スピードが全く出なかった結果、3位。
◇◇◇
第3グラウンド外周東側
守里: 今のところ、なんも問題なしだね。
美月: そうだね。
守里: あ、そういえばさ、障害物競走はどうだったの?
美月: 7位だったよ。
守里: そっか、なんかごめん。
美月: いや、いいの、いいの。元々運動苦手だし。
守里: どんな障害物があったの?
美月: えっとね、まず、ボルダリングだったかな。
守里: え、いきなり?
美月: うん。私も最初驚いたよ笑
守里: そこは上手いこと行けたの?
美月: なんか楽勝で行けたんだよね。それで次が、平均台だったかな。
守里: それは、ありがちなやつだ。
美月: うん。その後は、網潜り、一輪車、ホッピング、ボール的当てがあって…
守里: へぇ…
美月: 最後がフラフープだった。
守里: そうなんだ。
美月: そこが上手くいかなくて…結果7位って感じ。
守里: 美月さんフラフープ苦手なんだね笑、意外かも。
美月: え、意外だった?
守里: うん、できると思ってたよ。
美月: 期待に添えなくてごめんね笑
守里: いやいや、可愛いなって思ったよニコッ
美月: ///え…
守里: なんか美月さんはさ、なんでも出来てクールな人って感じがしてたから。ギャップというかなんというか、可愛いって思っちゃった笑
美月: …出来ることなんかないよ…
守里: え…
美月: !!あ、いや、なんでもないよ!
守里: …そう?
美月: うん!障害物競走は7位だったけど、健康ランドでは精一杯頑張るから!!
守里: 笑、分かった、一緒に頑張ろう!!
美月: ってか、そろそろ行かなきゃなんじゃない?
守里: あ、ほんとだ、じゃあ行ってくるね!よろしく!
美月: うん。
そうして守里は自分の競技に向かった。
美月: 守里君には、そう見えてたんだね……でも…逆だよ…
◇◇◇
第3グラウンド
守里: 謎解きか…不安だ。
守里は控え室に入り、競技の開始を待っていた。
守里: あんまり頭が柔らかい方じゃないんだよな…
川嶋: あら、森崎君。もう着いてたのね。
守里: あ、川嶋さん。
川嶋: 風紀委員の仕事してたんでしょ、お疲れ様。
守里: ありがとう。今のところ、なんの問題も発生してないから、大変ではなかったけどね笑
川嶋: それは良いことだ。
守里: うん。これからよろしく。僕、あんまり貢献できないかもだから。
川嶋: でも、生徒会の方々が森崎君を指名したんでしょ。なら絶対なにかあるよ。
守里: やっぱ、そうだよね。
川嶋: 頑張ろう。
守里: うん。
「謎解きを開始します。」
守里: 始まるのか…
川嶋: 行こ、森崎君。
守里: 分かった。
2人はグラウンドに出る。
「これからスクリーンに3つの問題を映します。それぞれの答えを導き出し、三本の鍵を集め、グラウンドの中央にいる先生の元へ持っていってください。」
守里: なるほどな。
川嶋: 早めに問題を解かないとだね。
「さぁ挑戦者達は、この謎を解くことができるのか!!ちなみにこの問題を作ったのは、放送委員長です!!」
5分後…
守里: 川嶋さんスゴすぎ笑
川嶋: そんなことないよ。
なんと、川嶋は問題1と2を瞬殺した。
守里: ってことは校長と、保健室の先生が1本目の2本目の鍵を持ってるのか。
川嶋: うん、そうだと思う。
守里: それで、問題3の方は?
川嶋: うん、問題の答えは分かったんだけど、肝心な鍵の場所が分からなくてね。
守里: 問題はこれか…
問題3
お尻を隠したメンデレーエフの置き手紙
110(o)/53()/39(a)/16(a)/7()
川嶋: うん、答えはどいやさんなんだけど…
守里: どいやさん?
川嶋: 森崎君知ってるの?
守里: うん!それなら任せてよ!
川嶋: で、鍵の場所はどこなの?
守里: 多分副会長が持ってる。
川嶋: ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、副会長?!!
守里: うん。答えがどいやさんなら、七星さんが鍵を持ってるはず。
川嶋: な、な、な、な、な、な、な、な、七星さんだって?!!!!!
守里: どうしたの?川嶋さん。
川嶋: あの副会長様をそんな親しげに呼ぶなんて!!!っていうか、私は今から副会長様とお会いしなければならないの?!!!
守里: うん、もちろん。
川嶋: はわわわわわわ…
慌てふためく川嶋。
川嶋: そ、そんな恐れ多い…
守里: 早く行こ!せっかく問題早く解いたんだから。
川嶋: え、ちょっと待って!!ならまずあのハゲと保健室の先生の所から行こう!
ハゲって…
守里: 川嶋さんがそういうなら分かったよ。
「おっと、問題を解き、グラウンド外に出る挑戦者がもう出てきています!!さぁ優勝は誰の手に!!!」
to be continued
春時: 次はここで、日向子とみなみの400m走だ。
飛香: 今回は移動しなくていいから、楽だわ笑
春時: 2人とも1位だろうな。
飛香: そりゃあ、足の速さ女子トップ2だもん。
春時: みなみは陸上部だから分かるけど、それに匹敵する日向子はほんとに分からん。
飛香: 野生の力ってとこじゃない?笑
春時: 馬鹿力と俊足か、確かに野生の力だわ笑
飛香: 犬好きなんだけど、本人はもっと強い動物みたいだよね。
春時: だね。
「女子400m走を開始します。」
飛香: あ、日向子とみなみ入場してきた。
春時: みなみは気だるそうだな笑
飛香: 日向子はめちゃくちゃ元気ね。
春時: あ、日向子がみなみに、なんか話しかけてる。
飛香: みなみもなんか言い返した。
春時: 日向子の元気が無くなった。
飛香: みなみ何言ったんだろ?
そして競技が始まる。
「次のレースが始まります。」
飛香: みなみの番だね。
春時: うん。みなみ頑張れ!!!
飛香: みなみ!頑張って!!!
パン!
秋吉が良いスタートダッシュを決め、抜きん出る。
春時: お、いいぞ、みなみ!
飛香: このままいけー!!!
「秋吉さん圧倒的です!」
そして、秋吉は1位でゴールした。
春時: やった!
飛香: 流石みなみだね。
秋吉も小さくガッツポーズをする。
春時: 次は日向子か。
飛香: みなみに続いて、1位でゴールして。
パン!
春時: あ!
飛香: あ…
ドテッ
日向子はスタートでずっこけた。
「あーっと南雲さん転んでしまった!!ここから挽回できるか!!!」
春時:これはダメか…
飛香: いや、日向子なら…
日向子はすぐさま立ち上がり走り出す。
春時: 4分の1周は差がついてるな。
飛香: まだまだここからよ。
日向子が徐々に差を詰める。
「南雲さんすごい勢いで追い上げて行きます!」
春時: 日向子!!!頑張れ!!!!
飛香: …すぅ……日向子!!!!頑張れ!!!!!
飛香が声を上げた瞬間…
日向子: ヘヘッ笑
日向子は笑う。
そして、さらに加速する。
春時: うわっすげ…
飛香: もう追いついた…
「とうとう南雲さん、追いつきました!!!!」
日向子は先頭に追いついた。
そして…
「ゴーーーーーール!!!!!!!」
春時: やったーーー!!!
飛香: さっすが日向子!!!
1位で日向子はゴールし…
日向子: あっしゅん!!!!!!!!!!!やったよ!!!!!!!!!!!!!
日向子は、会場中に響き渡るぐらいの大声で叫ぶ。
「南雲さんが何か叫んでいます。あっしゅん?一体なんのことなんでしょうか!!」
飛香: ///
春時: 笑、良かったな、飛香。お前の応援ちゃんと届いてたみたいだぞ笑
飛香: うるさい!
春時: よし!じゃあ次の競技…って、そろそろ俺も出番か。
飛香: って私もじゃん。
春時: なら、お互い頑張ろうぜ。
飛香: うん!
その後、午前の部は進み…
気配切り
異常な気配察知能力と身のこなしで、見事、春時が優勝。
ムカデ競走
スタートで紗耶が張り切りすぎて転倒、その後追い上げるも、第4位。
障害物競走
美月と東野は途中まで順調だったが、フラフープが全くできず、7位と5位。
1200m走
最初に飛ばし、ペース配分はぐちゃぐちゃだったが、流石はバスケ部と言わんばかりの体力で紗耶が優勝。
大玉転がし
桜と柿谷はナイスコンビネーションで上手く運べたものの、単純にパワーが足りず、スピードが全く出なかった結果、3位。
◇◇◇
第3グラウンド外周東側
守里: 今のところ、なんも問題なしだね。
美月: そうだね。
守里: あ、そういえばさ、障害物競走はどうだったの?
美月: 7位だったよ。
守里: そっか、なんかごめん。
美月: いや、いいの、いいの。元々運動苦手だし。
守里: どんな障害物があったの?
美月: えっとね、まず、ボルダリングだったかな。
守里: え、いきなり?
美月: うん。私も最初驚いたよ笑
守里: そこは上手いこと行けたの?
美月: なんか楽勝で行けたんだよね。それで次が、平均台だったかな。
守里: それは、ありがちなやつだ。
美月: うん。その後は、網潜り、一輪車、ホッピング、ボール的当てがあって…
守里: へぇ…
美月: 最後がフラフープだった。
守里: そうなんだ。
美月: そこが上手くいかなくて…結果7位って感じ。
守里: 美月さんフラフープ苦手なんだね笑、意外かも。
美月: え、意外だった?
守里: うん、できると思ってたよ。
美月: 期待に添えなくてごめんね笑
守里: いやいや、可愛いなって思ったよニコッ
美月: ///え…
守里: なんか美月さんはさ、なんでも出来てクールな人って感じがしてたから。ギャップというかなんというか、可愛いって思っちゃった笑
美月: …出来ることなんかないよ…
守里: え…
美月: !!あ、いや、なんでもないよ!
守里: …そう?
美月: うん!障害物競走は7位だったけど、健康ランドでは精一杯頑張るから!!
守里: 笑、分かった、一緒に頑張ろう!!
美月: ってか、そろそろ行かなきゃなんじゃない?
守里: あ、ほんとだ、じゃあ行ってくるね!よろしく!
美月: うん。
そうして守里は自分の競技に向かった。
美月: 守里君には、そう見えてたんだね……でも…逆だよ…
◇◇◇
第3グラウンド
守里: 謎解きか…不安だ。
守里は控え室に入り、競技の開始を待っていた。
守里: あんまり頭が柔らかい方じゃないんだよな…
川嶋: あら、森崎君。もう着いてたのね。
守里: あ、川嶋さん。
川嶋: 風紀委員の仕事してたんでしょ、お疲れ様。
守里: ありがとう。今のところ、なんの問題も発生してないから、大変ではなかったけどね笑
川嶋: それは良いことだ。
守里: うん。これからよろしく。僕、あんまり貢献できないかもだから。
川嶋: でも、生徒会の方々が森崎君を指名したんでしょ。なら絶対なにかあるよ。
守里: やっぱ、そうだよね。
川嶋: 頑張ろう。
守里: うん。
「謎解きを開始します。」
守里: 始まるのか…
川嶋: 行こ、森崎君。
守里: 分かった。
2人はグラウンドに出る。
「これからスクリーンに3つの問題を映します。それぞれの答えを導き出し、三本の鍵を集め、グラウンドの中央にいる先生の元へ持っていってください。」
守里: なるほどな。
川嶋: 早めに問題を解かないとだね。
「さぁ挑戦者達は、この謎を解くことができるのか!!ちなみにこの問題を作ったのは、放送委員長です!!」
5分後…
守里: 川嶋さんスゴすぎ笑
川嶋: そんなことないよ。
なんと、川嶋は問題1と2を瞬殺した。
守里: ってことは校長と、保健室の先生が1本目の2本目の鍵を持ってるのか。
川嶋: うん、そうだと思う。
守里: それで、問題3の方は?
川嶋: うん、問題の答えは分かったんだけど、肝心な鍵の場所が分からなくてね。
守里: 問題はこれか…
問題3
お尻を隠したメンデレーエフの置き手紙
110(o)/53()/39(a)/16(a)/7()
川嶋: うん、答えはどいやさんなんだけど…
守里: どいやさん?
川嶋: 森崎君知ってるの?
守里: うん!それなら任せてよ!
川嶋: で、鍵の場所はどこなの?
守里: 多分副会長が持ってる。
川嶋: ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、副会長?!!
守里: うん。答えがどいやさんなら、七星さんが鍵を持ってるはず。
川嶋: な、な、な、な、な、な、な、な、七星さんだって?!!!!!
守里: どうしたの?川嶋さん。
川嶋: あの副会長様をそんな親しげに呼ぶなんて!!!っていうか、私は今から副会長様とお会いしなければならないの?!!!
守里: うん、もちろん。
川嶋: はわわわわわわ…
慌てふためく川嶋。
川嶋: そ、そんな恐れ多い…
守里: 早く行こ!せっかく問題早く解いたんだから。
川嶋: え、ちょっと待って!!ならまずあのハゲと保健室の先生の所から行こう!
ハゲって…
守里: 川嶋さんがそういうなら分かったよ。
「おっと、問題を解き、グラウンド外に出る挑戦者がもう出てきています!!さぁ優勝は誰の手に!!!」
to be continued
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる