20 / 340
第1章 出会い編
第20話「ヒーロー春時」
しおりを挟む
桜の狂気的なみたらし団子愛に、若干ビビりながらも、守里は蓮花と桜を連れてフードコートに向かう。
蓮花: お兄ちゃん、フードコートにみたらし団子なんてあるの?
守里: うん、あるよ。
蓮花: へぇー珍しいね。
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
桜、ルンルンだな笑
そしてフードコートの席について。
守里: あーやっと荷物を下ろせる~
蓮花: だから蓮花達も持つって言ったのに。
守里: いやいや、ここはお兄ちゃんとしてね…
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬キラキラ
守里: じゃあ、僕はみたらし団子を買ってくるから、2人は座ってて。
蓮花: え、蓮花達も行くよ!!
守里: 2人とも疲れてるでしょ。大丈夫任せて!
蓮花: うん、分かった。
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
そうして守里は、みたらし団子を買いに行く。
◈◈◈
蓮花: 桜お姉ちゃん、なんかお兄ちゃんカッコいいね。
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
蓮花: 笑、これは聞こえてないわ笑
ほんと、桜お姉ちゃんはみたらし団子のこととなると、頭がお花畑になるんだから笑
それにしても、お兄ちゃん…
蓮花達のために無理してるよね…
そんなお兄ちゃんだからって、なんでもしようとしなくてもいいのにさ。
でもそういう優しいところが大好きなんだよな~
蓮花: エヘヘ笑
と、桜はみたらし団子のことを、蓮花は守里のことを頭に浮かべていると…
不良1: お嬢ちゃん達、今暇?
ありがちな展開がやってきた。
蓮花: え…
不良2: いやー2人とも可愛いね!
不良3: お友達同士かな?
蓮花: いや、その~
不良1: お兄さん達と一緒に遊ばない?
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
こんな状況でも桜はお花畑から帰ってきてないようだ。
不良2: え、なんかこっちの子ヤバくない?
不良3: まぁ可愛いんだからいいだろ。
不良1: ほら、行こうよ!
と、不良1が蓮花の腕を掴む。
蓮花: ちょ、ちょっと、やめてください!!
不良3: ほらほら、そんな騒がないでよ笑
蓮花: お姉ちゃん!そろそろお花畑から戻ってきてよ!
不良2: お花畑?まぁいいや。それにしても、2人は姉妹だったんだ笑
不良1: 美人姉妹か…良いね~
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
あぁダメだ、桜お姉ちゃん、お花畑から戻ってこない。
不良3: ほら、お姉ちゃんも行きましょ。
そう言って不良3が桜の腕を掴む。
と、ここで…
桜: はっ!え、なんですか…
桜がお花畑から戻ってきた。
不良:2: いやいや、2人と一緒に遊びたいな~って思ってさ笑
桜: え、いや、あの…
蓮花: 嫌です!!離してください!!!
不良1: いいから、いいから、行くよ!!
守里: どこに行くって?💢
不良1が強引に蓮花の腕を引こうとした瞬間、みたらし団子を持った守里が後ろから声をかける。
蓮花: お兄ちゃん!!
桜: お兄ちゃん!
不良2: え、何。この子達のお兄さんですか?
不良3: ねぇねぇお兄さん、痛い目見たくなかったら、妹さん達連れてっても良いっすよね~?
守里: あ?💢
不良1: 笑、あ、じゃねぇよ。黙って言うこと聞いとけ笑
守里: うちの大事な妹達に手出してんじゃねぇよ。
そう言って、守里は桜と蓮花の腕を掴んでいた不良達の手をひねり上げ…
守里: 2人共、これ持ってちょっと離れててくれない?
桜達にみたらし団子を渡す。
蓮花: うん…
桜: 分かった…
桜と蓮花は守里に言われたとおりに、守里達から距離をとる。
不良1: どうやら痛い目見ないと、気がすまねぇようだな。
不良2: さっさと妹達をくれれば、良かったのによ笑
不良3: 手加減しねぇからな。
守里: フッ知るかよ。来るならさっさと来やがれ。
不良1: お望み通りやってやるよ笑
不良達は守里に殴りかかる。
蓮花: キャー
桜: お兄ちゃん!!
ドスッボコッバンッ
守里: あー痛ってぇな。
と、守里は前回と同じく防御もせず、ただ不良達の攻撃を1歩も動かずに受け止める。
不良2: こいつ食らってねぇのか?
不良3: そんなことはねぇだろ笑
守里: 弱いパンチだな笑
不良1: なんだと?じゃあ何回でもやってやるよ!!
そう言って、不良達は再び守里に攻撃を仕掛けるが…
??: おい、守里。喧嘩できないくせして、相手を煽るなよ。
ズドン
不良1: カハッ
ドスン
不良2: グヘェ
バコン
不良3: なんという威力…
ドサ
不良達はその場に倒れた。
守里: 助かったよ。春時。
春時: 全く、昔から変わらねぇな笑
守里: しょうがないだろ、今回は妹達を守るためだったし。それに、春時がいるのも分かってたから笑
春時: 俺がいるの分かってたのかよ。
守里: うん。みたらし団子を買いに行った時にね。
春時: で、その妹達っていうのは?
守里: ほら、あそこにいる、桜ちゃんと蓮花ちゃんのことだよ。
春時: あ~あそこにいる2人ね…って、桜ちゃんだけじゃなかったのかよ!
守里: え?うん。
春時: はぁ…本当にお前ってやつは…
守里: まぁまぁ。
蓮花: お兄ちゃん!!
桜: 大丈夫?って春時先輩ですか?
春時: うん。
守里: 僕は大丈夫だよ。ごめんね怖い目に合わせちゃって…
蓮花: うんうん、蓮花達を守ってくれてありがとう!
桜: ありがとう。
守里: いやいや、お礼なら春時に言ってよ笑、倒したのは春時だから。
蓮花: 春時先輩?あぁ、お兄ちゃんがよく話してる幼なじみの!…ありがとうございます!!
桜: ありがとうございます!
春時: いやいや、当然のことをしたまでだよ。いつも通りの守里の尻拭いね笑
守里: 笑、いつも感謝してるよ、春時。
春時: お互い様だ笑
蓮花: ほんと仲良しなんだね。
桜: だね、相棒って感じ。
春時: じゃ、俺は用があるから、この辺で。
守里: おう!ありがとな!!
そう言って春時は、去っていった。
守里: いや~桜ちゃんと蓮花ちゃんに怪我がなくて良かった。
蓮花: それはこっちのセリフだよ~、お兄ちゃんこそ殴られてたけど、怪我してない?
守里: うん。前とは違って1発ずつだけだったし、頑丈なのが取り柄だから笑
桜: にしても春時先輩って強いんだね。
蓮花: ワンパンだった!
守里: 昔から助けられてるよ。今みたいな感じで。
蓮花: へぇ~
守里: よし、もう時間も時間だから、そろそろ結真姉さん達と合流するか!
蓮花: うん!
守里: 桜ちゃん、みたらし団子は…ってもう食べ終わったのね笑…
桜は木の棒を三本持っていた。
桜: ニコニコ、美味しかった。
桜は、守里からみたらし団子を渡された時にすぐ食べ始めていた。
守里: じゃあもう出発できるね!結真姉さん達に連絡するか。
守里達は結真に連絡を入れ、合流するのだった。
◆◆◆
その頃、フードコート近くのトイレでは…
森田: 俺達の出番なかったな…
矢口: 木村君に良いとこ取りされた。
森田: はぁ…学校関係は俺達関与出来ないから、こういう時にこそ、護衛として働かないと行けないのに。
矢口: 笑、まぁ俺らは目立っちゃまずいから、何気に良かったんじゃない?
森田: それもそっか。俺らの出番がないことが1番良いんだもんな。
矢口: しっかし、木村君強いな~
森田: だな、防衛団に誘いたいぐらいだ。人手も足りてないし…
矢口: は~アイツら、活発に動きやがって…
森田: 今のところ抑えられてるから良いが。
矢口: できるだけ、坊ちゃんの周りでは事を起こしたくないな。
森田: 関わっちゃうとマズイし。
矢口: 学校と関係の無いとこでは俺らが見張ってるけど…
森田: まぁ学校内にも護衛は、いるからな。
矢口: 任せるしかないね。
森田: よっしゃ、坊ちゃんの護衛頑張って行くか!!
矢口: おう!
◆◆◆
結真: あ、いたいた。こっちだよ~
守里: 結真姉さん!
守里達と結真、美月が合流した。
結真: って、いっぱい買ったわね笑
美月: これ、全部桜と蓮花の服?
蓮花: うん!お兄ちゃんが買ってくれたの!!
結真: え!これ全部?!
守里: うん、そうだよ。
美月: いや、それはさすがに…
結真: 守里…
守里: 可愛い妹達のためなら!!
結真 美月: (予想通りか笑…)
桜: みたらし団子も、買ってくれた!!
蓮花: あ、そうそう。その時にね、お兄ちゃんが蓮花達を不良から守ってくれたんだ~
結真: !大丈夫だったの?
桜: さく達はなんともないよ…でもお兄ちゃんは痛そうだった…
守里: 笑、全然痛くなかったよ。春時が助けてくれたし。
結真: そ、そう…
蓮花: お兄ちゃんめちゃくちゃカッコ良かったんだ!!
美月: へぇ~
蓮花: うちの妹達に手を出すなって言ってね!
桜: 不良達の攻撃を受け止めてね!
美月: (やっぱり、守里君は何もしなかったのか…)
蓮花: で、春時先輩が来て、不良達をやっつけてくれたの!
結真: 例の守里の幼なじみ君か。
守里: そういうこと。
結真: まぁとにかくみんなが無事で良かったわ。
蓮花: お兄ちゃんが守ってくれたからね!!!
結真: じゃあ家に帰ろっか!みんな買い忘れたものとかない?
守里: 大丈夫だよ!
桜: うん。
美月: 私も。
蓮花: 蓮花も!!
結真: よし、帰ろう!
そうして守里達家族は、家へと帰った。
◇◇◇◇
ガチャ
全員: ただいま~
守里: 僕が晩ご飯作っとくから、みんなは買ってきたものを整理しといてね。
結真: うん、ありがとう。
桜: お兄ちゃんの料理…ワクワク
蓮花: はーい!!
美月: 私、買ったものそんなないから、先にお風呂入っとくね。
守里: うん。
その後…
守里: 今日も疲れたな~
ボスッ
晩ご飯を食べ、お風呂に入り、自分の部屋に来た守里はベッドへダイブする。
この一週間色々とあったな~
中々に大変だったけど…
新しい家族ができて、可愛い可愛い妹達ができて。
幸せだな~
これからもずっとこんな感じで…
月が暗闇を照らし始めてからしばらくたった頃…
守里は眠りに落ちた。
そしてその顔は薄らと微笑んでいた。
to be continued
蓮花: お兄ちゃん、フードコートにみたらし団子なんてあるの?
守里: うん、あるよ。
蓮花: へぇー珍しいね。
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
桜、ルンルンだな笑
そしてフードコートの席について。
守里: あーやっと荷物を下ろせる~
蓮花: だから蓮花達も持つって言ったのに。
守里: いやいや、ここはお兄ちゃんとしてね…
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬キラキラ
守里: じゃあ、僕はみたらし団子を買ってくるから、2人は座ってて。
蓮花: え、蓮花達も行くよ!!
守里: 2人とも疲れてるでしょ。大丈夫任せて!
蓮花: うん、分かった。
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
そうして守里は、みたらし団子を買いに行く。
◈◈◈
蓮花: 桜お姉ちゃん、なんかお兄ちゃんカッコいいね。
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
蓮花: 笑、これは聞こえてないわ笑
ほんと、桜お姉ちゃんはみたらし団子のこととなると、頭がお花畑になるんだから笑
それにしても、お兄ちゃん…
蓮花達のために無理してるよね…
そんなお兄ちゃんだからって、なんでもしようとしなくてもいいのにさ。
でもそういう優しいところが大好きなんだよな~
蓮花: エヘヘ笑
と、桜はみたらし団子のことを、蓮花は守里のことを頭に浮かべていると…
不良1: お嬢ちゃん達、今暇?
ありがちな展開がやってきた。
蓮花: え…
不良2: いやー2人とも可愛いね!
不良3: お友達同士かな?
蓮花: いや、その~
不良1: お兄さん達と一緒に遊ばない?
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
こんな状況でも桜はお花畑から帰ってきてないようだ。
不良2: え、なんかこっちの子ヤバくない?
不良3: まぁ可愛いんだからいいだろ。
不良1: ほら、行こうよ!
と、不良1が蓮花の腕を掴む。
蓮花: ちょ、ちょっと、やめてください!!
不良3: ほらほら、そんな騒がないでよ笑
蓮花: お姉ちゃん!そろそろお花畑から戻ってきてよ!
不良2: お花畑?まぁいいや。それにしても、2人は姉妹だったんだ笑
不良1: 美人姉妹か…良いね~
桜: みたらし♬ ♬みたらし♬ ♬
あぁダメだ、桜お姉ちゃん、お花畑から戻ってこない。
不良3: ほら、お姉ちゃんも行きましょ。
そう言って不良3が桜の腕を掴む。
と、ここで…
桜: はっ!え、なんですか…
桜がお花畑から戻ってきた。
不良:2: いやいや、2人と一緒に遊びたいな~って思ってさ笑
桜: え、いや、あの…
蓮花: 嫌です!!離してください!!!
不良1: いいから、いいから、行くよ!!
守里: どこに行くって?💢
不良1が強引に蓮花の腕を引こうとした瞬間、みたらし団子を持った守里が後ろから声をかける。
蓮花: お兄ちゃん!!
桜: お兄ちゃん!
不良2: え、何。この子達のお兄さんですか?
不良3: ねぇねぇお兄さん、痛い目見たくなかったら、妹さん達連れてっても良いっすよね~?
守里: あ?💢
不良1: 笑、あ、じゃねぇよ。黙って言うこと聞いとけ笑
守里: うちの大事な妹達に手出してんじゃねぇよ。
そう言って、守里は桜と蓮花の腕を掴んでいた不良達の手をひねり上げ…
守里: 2人共、これ持ってちょっと離れててくれない?
桜達にみたらし団子を渡す。
蓮花: うん…
桜: 分かった…
桜と蓮花は守里に言われたとおりに、守里達から距離をとる。
不良1: どうやら痛い目見ないと、気がすまねぇようだな。
不良2: さっさと妹達をくれれば、良かったのによ笑
不良3: 手加減しねぇからな。
守里: フッ知るかよ。来るならさっさと来やがれ。
不良1: お望み通りやってやるよ笑
不良達は守里に殴りかかる。
蓮花: キャー
桜: お兄ちゃん!!
ドスッボコッバンッ
守里: あー痛ってぇな。
と、守里は前回と同じく防御もせず、ただ不良達の攻撃を1歩も動かずに受け止める。
不良2: こいつ食らってねぇのか?
不良3: そんなことはねぇだろ笑
守里: 弱いパンチだな笑
不良1: なんだと?じゃあ何回でもやってやるよ!!
そう言って、不良達は再び守里に攻撃を仕掛けるが…
??: おい、守里。喧嘩できないくせして、相手を煽るなよ。
ズドン
不良1: カハッ
ドスン
不良2: グヘェ
バコン
不良3: なんという威力…
ドサ
不良達はその場に倒れた。
守里: 助かったよ。春時。
春時: 全く、昔から変わらねぇな笑
守里: しょうがないだろ、今回は妹達を守るためだったし。それに、春時がいるのも分かってたから笑
春時: 俺がいるの分かってたのかよ。
守里: うん。みたらし団子を買いに行った時にね。
春時: で、その妹達っていうのは?
守里: ほら、あそこにいる、桜ちゃんと蓮花ちゃんのことだよ。
春時: あ~あそこにいる2人ね…って、桜ちゃんだけじゃなかったのかよ!
守里: え?うん。
春時: はぁ…本当にお前ってやつは…
守里: まぁまぁ。
蓮花: お兄ちゃん!!
桜: 大丈夫?って春時先輩ですか?
春時: うん。
守里: 僕は大丈夫だよ。ごめんね怖い目に合わせちゃって…
蓮花: うんうん、蓮花達を守ってくれてありがとう!
桜: ありがとう。
守里: いやいや、お礼なら春時に言ってよ笑、倒したのは春時だから。
蓮花: 春時先輩?あぁ、お兄ちゃんがよく話してる幼なじみの!…ありがとうございます!!
桜: ありがとうございます!
春時: いやいや、当然のことをしたまでだよ。いつも通りの守里の尻拭いね笑
守里: 笑、いつも感謝してるよ、春時。
春時: お互い様だ笑
蓮花: ほんと仲良しなんだね。
桜: だね、相棒って感じ。
春時: じゃ、俺は用があるから、この辺で。
守里: おう!ありがとな!!
そう言って春時は、去っていった。
守里: いや~桜ちゃんと蓮花ちゃんに怪我がなくて良かった。
蓮花: それはこっちのセリフだよ~、お兄ちゃんこそ殴られてたけど、怪我してない?
守里: うん。前とは違って1発ずつだけだったし、頑丈なのが取り柄だから笑
桜: にしても春時先輩って強いんだね。
蓮花: ワンパンだった!
守里: 昔から助けられてるよ。今みたいな感じで。
蓮花: へぇ~
守里: よし、もう時間も時間だから、そろそろ結真姉さん達と合流するか!
蓮花: うん!
守里: 桜ちゃん、みたらし団子は…ってもう食べ終わったのね笑…
桜は木の棒を三本持っていた。
桜: ニコニコ、美味しかった。
桜は、守里からみたらし団子を渡された時にすぐ食べ始めていた。
守里: じゃあもう出発できるね!結真姉さん達に連絡するか。
守里達は結真に連絡を入れ、合流するのだった。
◆◆◆
その頃、フードコート近くのトイレでは…
森田: 俺達の出番なかったな…
矢口: 木村君に良いとこ取りされた。
森田: はぁ…学校関係は俺達関与出来ないから、こういう時にこそ、護衛として働かないと行けないのに。
矢口: 笑、まぁ俺らは目立っちゃまずいから、何気に良かったんじゃない?
森田: それもそっか。俺らの出番がないことが1番良いんだもんな。
矢口: しっかし、木村君強いな~
森田: だな、防衛団に誘いたいぐらいだ。人手も足りてないし…
矢口: は~アイツら、活発に動きやがって…
森田: 今のところ抑えられてるから良いが。
矢口: できるだけ、坊ちゃんの周りでは事を起こしたくないな。
森田: 関わっちゃうとマズイし。
矢口: 学校と関係の無いとこでは俺らが見張ってるけど…
森田: まぁ学校内にも護衛は、いるからな。
矢口: 任せるしかないね。
森田: よっしゃ、坊ちゃんの護衛頑張って行くか!!
矢口: おう!
◆◆◆
結真: あ、いたいた。こっちだよ~
守里: 結真姉さん!
守里達と結真、美月が合流した。
結真: って、いっぱい買ったわね笑
美月: これ、全部桜と蓮花の服?
蓮花: うん!お兄ちゃんが買ってくれたの!!
結真: え!これ全部?!
守里: うん、そうだよ。
美月: いや、それはさすがに…
結真: 守里…
守里: 可愛い妹達のためなら!!
結真 美月: (予想通りか笑…)
桜: みたらし団子も、買ってくれた!!
蓮花: あ、そうそう。その時にね、お兄ちゃんが蓮花達を不良から守ってくれたんだ~
結真: !大丈夫だったの?
桜: さく達はなんともないよ…でもお兄ちゃんは痛そうだった…
守里: 笑、全然痛くなかったよ。春時が助けてくれたし。
結真: そ、そう…
蓮花: お兄ちゃんめちゃくちゃカッコ良かったんだ!!
美月: へぇ~
蓮花: うちの妹達に手を出すなって言ってね!
桜: 不良達の攻撃を受け止めてね!
美月: (やっぱり、守里君は何もしなかったのか…)
蓮花: で、春時先輩が来て、不良達をやっつけてくれたの!
結真: 例の守里の幼なじみ君か。
守里: そういうこと。
結真: まぁとにかくみんなが無事で良かったわ。
蓮花: お兄ちゃんが守ってくれたからね!!!
結真: じゃあ家に帰ろっか!みんな買い忘れたものとかない?
守里: 大丈夫だよ!
桜: うん。
美月: 私も。
蓮花: 蓮花も!!
結真: よし、帰ろう!
そうして守里達家族は、家へと帰った。
◇◇◇◇
ガチャ
全員: ただいま~
守里: 僕が晩ご飯作っとくから、みんなは買ってきたものを整理しといてね。
結真: うん、ありがとう。
桜: お兄ちゃんの料理…ワクワク
蓮花: はーい!!
美月: 私、買ったものそんなないから、先にお風呂入っとくね。
守里: うん。
その後…
守里: 今日も疲れたな~
ボスッ
晩ご飯を食べ、お風呂に入り、自分の部屋に来た守里はベッドへダイブする。
この一週間色々とあったな~
中々に大変だったけど…
新しい家族ができて、可愛い可愛い妹達ができて。
幸せだな~
これからもずっとこんな感じで…
月が暗闇を照らし始めてからしばらくたった頃…
守里は眠りに落ちた。
そしてその顔は薄らと微笑んでいた。
to be continued
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

駆け落ち男女の気ままな異世界スローライフ
壬黎ハルキ
ファンタジー
それは、少年が高校を卒業した直後のことだった。
幼なじみでお嬢様な少女から、夕暮れの公園のど真ん中で叫ばれた。
「知らない御曹司と結婚するなんて絶対イヤ! このまま世界の果てまで逃げたいわ!」
泣きじゃくる彼女に、彼は言った。
「俺、これから異世界に移住するんだけど、良かったら一緒に来る?」
「行くわ! ついでに私の全部をアンタにあげる! 一生大事にしなさいよね!」
そんな感じで駆け落ちした二人が、異世界でのんびりと暮らしていく物語。
※2019年10月、完結しました。
※小説家になろう、カクヨムにも公開しています。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

嘘だったなんてそんな嘘は信じません
ミカン♬
恋愛
婚約者のキリアン様が大好きなディアナ。ある日偶然キリアン様の本音を聞いてしまう。流れは一気に婚約解消に向かっていくのだけど・・・迷うディアナはどうする?
ありふれた婚約解消の数日間を切り取った可愛い恋のお話です。
小説家になろう様にも投稿しています。
最弱職の初級魔術師 初級魔法を極めたらいつの間にか「千の魔術師」と呼ばれていました。
カタナヅキ
ファンタジー
現実世界から異世界に召喚された「霧崎ルノ」彼を召還したのはバルトロス帝国の33代目の皇帝だった。現在こちらの世界では魔王軍と呼ばれる組織が帝国領土に出現し、数多くの人々に被害を与えていた。そのために皇帝は魔王軍に対抗するため、帝国に古から伝わる召喚魔法を利用して異世界から「勇者」の素質を持つ人間を呼び出す。しかし、どういう事なのか召喚されたルノはこの帝国では「最弱職」として扱われる職業の人間だと発覚する。
彼の「初級魔術師」の職業とは普通の魔術師が覚えられる砲撃魔法と呼ばれる魔法を覚えられない職業であり、彼の職業は帝国では「最弱職」と呼ばれている職業だった。王国の人間は自分達が召喚したにも関わらずに身勝手にも彼を城外に追い出す。
だが、追い出されたルノには「成長」と呼ばれる能力が存在し、この能力は常人の数十倍の速度でレベルが上昇するスキルであり、彼は瞬く間にレベルを上げて最弱の魔法と言われた「初級魔法」を現実世界の知恵で工夫を重ねて威力を上昇させ、他の職業の魔術師にも真似できない「形態魔法」を生み出す――
※リメイク版です。付与魔術師や支援魔術師とは違う職業です。前半は「最強の職業は付与魔術師かもしれない」と「最弱職と追い出されたけど、スキル無双で生き残ります」に投稿していた話が多いですが、後半からは大きく変わります。
(旧題:最弱職の初級魔術師ですが、初級魔法を極めたら何時の間にか「千の魔術師」と呼ばれていました。)
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる