13 / 36
第13話 邪竜バハムートが襲撃してきた!
しおりを挟む
「うおおおおおおし! 完成じゃー!」
俺は両手を突き上げて叫ぶ。
目の前には、人間大サイズのラジコンヘリが鎮座していた。
カラーは白と黒で警察ヘリ風にしてあるぞ。
カッケェからな!
「それは何に使うんですか?」
「俺の元いた世界じゃな、デカい畑や田んぼなどに農薬散布する時ドローンっていう道具を使ってたんだよ。で、これはラジコンヘリといってドローンの親戚みたいなもんだ。今日はこれで農薬散布していくぜ!」
一度やってみたかったんだよなぁ~、これ。
ちなみにラジコンヘリを使っているのは、純粋にドローンよりこっちのがカッコよくて好きだからだ!
「家庭菜園レベルなら人力で散布したほうが効率よさそう」
「分かってないな~、シロナは」
『これだから素人は』
「お前もラジコン初心者だろ」
「『ラジコンヘリはロマンなんだよ』」
俺と零華はロマンの何たるかを熱弁したのだが、シロナとコンちゃんには伝わらなかった。
くっ……! お前たちはニチアサに戦隊モノを見ないタイプだったのか……。
巨大ロボとか作っても興味示さなさそうだな。
気を取り直して散布していくか!
俺はラジコンを操作して農薬をまき散らかす。
やっぱラジコンは楽しいな~!
『我も! 我もやりた~い! なぎさ、変わって~!』
「ほれ」
『わーい!』
人化した零華は四苦八苦しながらラジコンを動かす。
五分をほど飛ばしているとコツをつかんだようで、メキメキと操作精度が向上し始めた。
さすが伝説の神獣、飲み込みが早ぇな!
『空中ホバリング! アクロバティック飛行! 森の中を高速飛行! 我すごくない!?』
「スゲー! 俺よりうまいじゃん! やるなぁ、零華!」
俺と零華は無邪気にはしゃぐ。
ふとその時、面白いことを思いついた。
「ラジコンヘリで釣りしてぇな! よし、やるか!」
「なぎさの行動力のすごさは素直に尊敬です」
「こん」
思い立ったら即行動!
俺たちはラジコンヘリを抱えて川にやって来た。
ここは魔境だ。
当然魚も馬鹿みたいに強い。
というわけで、ラジコンヘリのサイズを実際のヘリと同じくらいにしてみた。
動力源を電力から魔力に変更したので、魚程度に馬力負けすることはなくなったぜ。
機体に糸と重り、針をつけたらさっそく川に投下だ!
五分経過した。
「釣れんなぁ」
「川の上に大きな物体が浮いてたら魚が警戒しちゃうのでは? 音も大きいですし」
「なるほど」
シロナの助言を受け、俺はラジコンヘリを改良する。
光学迷彩機能と静音プロペラを採用してみた!
「無駄にハイテクすぎる」
十分が経過した。
「釣れんなぁ……」
「そもそもラジコンヘリで釣るのが無謀だと思いますよ。普通の釣りですらダメなのに」
『まあほら、釣りってのんびり待つものだから……』
二十分が経過した。
「…………」
「…………」
『…………』
三十分が経過した。
「ハハッ。やあみんな。僕ミッ」
『助けてシロナぁ! なぎさが壊れた!』
「いつもこんな突拍子のない感じですけどね」
もうダメだ!
おしまいだぁ……!
結論、ラジコンヘリで釣りはできなかった。
かくなる上は素手で釣るしかねぇ!
俺はまたもや服を脱ぎ散らかすと、勢い良く川の中に飛び込んだ。
「川の中に魚がいる! アッ、この川深いッッッ! ボボボゴボボボ……!」
川の中に飛び込んだはいいものの、水難事故の典型例のようになってしまった。
陸に向けて傾斜を駆け上がろうとしても、踏んだ部分の砂が崩れて全く前に進めない。
下りのエスカレーターを登ろうとして進めないのをイメージしてもらうと分かりやすいだろう。
だが、俺はいたって冷静だ。
川で溺れたくらいじゃ死にようがないからな。
酸素ボンベ【創造】するなり、爆弾【創造】して爆発で陸まで吹っ飛ぶなりどうとでもできる。
そもそも五分は潜水していられるし。
「ボボボ……!」
俺は水中で両ひざを曲げる。
そのまま跳躍したところ、勢い余って空高くまで吹き飛んでしまった。
「しまった! 力込めすぎた!」
「込めすぎたとかいうレベルじゃないだろ」
大砲の時ほどではないが、視界が目まぐるしく移り変わる。
五キロほど進んだところで、遠くに煌びやかな鳥が飛んでいるのが見えた。
なんだあいつカッコよくてうまそうだな!
────────
種族:ガルーダ
ランク:S
称号:聖鳥
────────
俺は手足を勢い良く動かす。
その風圧で進行方向を調整し、ガルーダの背中に飛び乗った。
「こんにちは!」
「ピヒャア!?」
「いただきます!」
俺はハンティング手刀斬を放つ!
仕留めたガルーダを抱えてシロナたちの下に戻った。
「昼メシ獲ってきたぜ!」
「まぁ~たやらかしてやがる。飛んでった時点でそんな気はしてましたよ」
「今日の昼メシは鳥の照り焼き丼だ!」
『うまそーう! 早く帰って食いたい!』
「きゅう~!」
「それじゃあ帰りますか」
荷物を片付けて俺たちは帰宅。
ガルーダを捌いたところでクッキング開始だ!
『野菜の裁断は我に任せろ! 我の爪は切れ味バツグンだからな!』
「じゃあキャベツとパプリカと白ネギのカット頼む」
『了解! うりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ~!』
零華は料理歴こそないが、裁断作業においてはプロ顔負けの実力だ。
野菜があっという間に均一にカットされた。
『ドヤ!』
「すごい! 最強最高包丁ウルフ!」
「なんだその褒め方」
零華が野菜の処理をしてくれている間に、俺は鳥肉に下味をつけ、タレを調合しておく。
肉に下味をつけるコツは、最後に片栗粉をまぶすことだ。
こうすることでうま味をギュっと閉じ込めることができるぞ!
ちなみにこの時、片栗粉を多くつけるとカリっと感が増すのでお好みで調整してくれ。
『我、片栗粉多めで!』
「私も多めでお願いします」
「きゅ~」
「みんな多めね。了解!」
フライパンに油を敷き、中火で皮目から肉を焼いていく。
裏返して両面に焼き色をつけたら、パプリカと白ネギを投入する。
肉に火が通ったらタレを加えて煮絡める。
じゅわ~というジューシーな音と共に、香ばしい匂いが周囲に漂い出した。
「ガルーダの肉めっちゃうまそうやんけ!」
『生のガルーダとは比べ物にならんうまさになってそうだな!』
「わくわく……!」
「きゅい~!」
どんぶりにほかほかの炊き立てコシヒカリを注ぎ、千切りキャベツを盛る。
その上に鳥の照り焼きを乗せ、タレを回しかける。
「そこにマヨネーズを投入! こってりさをブーストするぜ!」
「罪深い味になってそうですね……!」
最後にミニトマトを乗せたら完成だ!
「ガルーダの照り焼き丼! いったっだっきまあ~す!」
俺たちは速攻で食べ始める。
ガルーダ肉を噛むと、濃厚なうま味が口の中いっぱいに広がった。
「あ~! やっぱ照り焼きのこの甘辛い味付けたまんねぇな!」
『マヨネーズでこってりさが爆増してるのも好ポイント! 一億フェンリルポイントあげちゃう!』
「おいし~! キャベツとパプリカのシャキシャキ感や、タレの染みこんだお米との相性が最高ですね!」
「きゅん!」
ガルーダ肉の照り焼き丼は想像以上にうまかった!
俺たちはあっという間にどんぶり一杯食べ尽くす。
おかわりをよそって堪能していると、不意に俺たちの周囲が暗くなった。
「天気悪くなってきたんか?」
空を見上げると、俺たちの真上に巨大なドラゴンが滞空していた。
「は……?」
ドラゴンが俺たちの目の前に降り立つ。
体長は優に十五メートルを超えていた。
漆黒の光沢を放つ鱗に覆われている。
全身から禍々しい威圧感を放っていた。
『お、お前は……!』
「零華、何か知っているのか? お前の結界が機能していないのはどうしてなんだ?」
『我と同格の相手に守護結界は意味を成さん……! コイツは……邪竜バハムートだ!』
フェンリルと対を成す伝説の神獣。
『久しぶりに会いに来てやったぞ、フェンリルよ! 妾と勝負するのじゃ!!!』
邪竜バハムートが俺たちの前に現れた。
俺は両手を突き上げて叫ぶ。
目の前には、人間大サイズのラジコンヘリが鎮座していた。
カラーは白と黒で警察ヘリ風にしてあるぞ。
カッケェからな!
「それは何に使うんですか?」
「俺の元いた世界じゃな、デカい畑や田んぼなどに農薬散布する時ドローンっていう道具を使ってたんだよ。で、これはラジコンヘリといってドローンの親戚みたいなもんだ。今日はこれで農薬散布していくぜ!」
一度やってみたかったんだよなぁ~、これ。
ちなみにラジコンヘリを使っているのは、純粋にドローンよりこっちのがカッコよくて好きだからだ!
「家庭菜園レベルなら人力で散布したほうが効率よさそう」
「分かってないな~、シロナは」
『これだから素人は』
「お前もラジコン初心者だろ」
「『ラジコンヘリはロマンなんだよ』」
俺と零華はロマンの何たるかを熱弁したのだが、シロナとコンちゃんには伝わらなかった。
くっ……! お前たちはニチアサに戦隊モノを見ないタイプだったのか……。
巨大ロボとか作っても興味示さなさそうだな。
気を取り直して散布していくか!
俺はラジコンを操作して農薬をまき散らかす。
やっぱラジコンは楽しいな~!
『我も! 我もやりた~い! なぎさ、変わって~!』
「ほれ」
『わーい!』
人化した零華は四苦八苦しながらラジコンを動かす。
五分をほど飛ばしているとコツをつかんだようで、メキメキと操作精度が向上し始めた。
さすが伝説の神獣、飲み込みが早ぇな!
『空中ホバリング! アクロバティック飛行! 森の中を高速飛行! 我すごくない!?』
「スゲー! 俺よりうまいじゃん! やるなぁ、零華!」
俺と零華は無邪気にはしゃぐ。
ふとその時、面白いことを思いついた。
「ラジコンヘリで釣りしてぇな! よし、やるか!」
「なぎさの行動力のすごさは素直に尊敬です」
「こん」
思い立ったら即行動!
俺たちはラジコンヘリを抱えて川にやって来た。
ここは魔境だ。
当然魚も馬鹿みたいに強い。
というわけで、ラジコンヘリのサイズを実際のヘリと同じくらいにしてみた。
動力源を電力から魔力に変更したので、魚程度に馬力負けすることはなくなったぜ。
機体に糸と重り、針をつけたらさっそく川に投下だ!
五分経過した。
「釣れんなぁ」
「川の上に大きな物体が浮いてたら魚が警戒しちゃうのでは? 音も大きいですし」
「なるほど」
シロナの助言を受け、俺はラジコンヘリを改良する。
光学迷彩機能と静音プロペラを採用してみた!
「無駄にハイテクすぎる」
十分が経過した。
「釣れんなぁ……」
「そもそもラジコンヘリで釣るのが無謀だと思いますよ。普通の釣りですらダメなのに」
『まあほら、釣りってのんびり待つものだから……』
二十分が経過した。
「…………」
「…………」
『…………』
三十分が経過した。
「ハハッ。やあみんな。僕ミッ」
『助けてシロナぁ! なぎさが壊れた!』
「いつもこんな突拍子のない感じですけどね」
もうダメだ!
おしまいだぁ……!
結論、ラジコンヘリで釣りはできなかった。
かくなる上は素手で釣るしかねぇ!
俺はまたもや服を脱ぎ散らかすと、勢い良く川の中に飛び込んだ。
「川の中に魚がいる! アッ、この川深いッッッ! ボボボゴボボボ……!」
川の中に飛び込んだはいいものの、水難事故の典型例のようになってしまった。
陸に向けて傾斜を駆け上がろうとしても、踏んだ部分の砂が崩れて全く前に進めない。
下りのエスカレーターを登ろうとして進めないのをイメージしてもらうと分かりやすいだろう。
だが、俺はいたって冷静だ。
川で溺れたくらいじゃ死にようがないからな。
酸素ボンベ【創造】するなり、爆弾【創造】して爆発で陸まで吹っ飛ぶなりどうとでもできる。
そもそも五分は潜水していられるし。
「ボボボ……!」
俺は水中で両ひざを曲げる。
そのまま跳躍したところ、勢い余って空高くまで吹き飛んでしまった。
「しまった! 力込めすぎた!」
「込めすぎたとかいうレベルじゃないだろ」
大砲の時ほどではないが、視界が目まぐるしく移り変わる。
五キロほど進んだところで、遠くに煌びやかな鳥が飛んでいるのが見えた。
なんだあいつカッコよくてうまそうだな!
────────
種族:ガルーダ
ランク:S
称号:聖鳥
────────
俺は手足を勢い良く動かす。
その風圧で進行方向を調整し、ガルーダの背中に飛び乗った。
「こんにちは!」
「ピヒャア!?」
「いただきます!」
俺はハンティング手刀斬を放つ!
仕留めたガルーダを抱えてシロナたちの下に戻った。
「昼メシ獲ってきたぜ!」
「まぁ~たやらかしてやがる。飛んでった時点でそんな気はしてましたよ」
「今日の昼メシは鳥の照り焼き丼だ!」
『うまそーう! 早く帰って食いたい!』
「きゅう~!」
「それじゃあ帰りますか」
荷物を片付けて俺たちは帰宅。
ガルーダを捌いたところでクッキング開始だ!
『野菜の裁断は我に任せろ! 我の爪は切れ味バツグンだからな!』
「じゃあキャベツとパプリカと白ネギのカット頼む」
『了解! うりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ~!』
零華は料理歴こそないが、裁断作業においてはプロ顔負けの実力だ。
野菜があっという間に均一にカットされた。
『ドヤ!』
「すごい! 最強最高包丁ウルフ!」
「なんだその褒め方」
零華が野菜の処理をしてくれている間に、俺は鳥肉に下味をつけ、タレを調合しておく。
肉に下味をつけるコツは、最後に片栗粉をまぶすことだ。
こうすることでうま味をギュっと閉じ込めることができるぞ!
ちなみにこの時、片栗粉を多くつけるとカリっと感が増すのでお好みで調整してくれ。
『我、片栗粉多めで!』
「私も多めでお願いします」
「きゅ~」
「みんな多めね。了解!」
フライパンに油を敷き、中火で皮目から肉を焼いていく。
裏返して両面に焼き色をつけたら、パプリカと白ネギを投入する。
肉に火が通ったらタレを加えて煮絡める。
じゅわ~というジューシーな音と共に、香ばしい匂いが周囲に漂い出した。
「ガルーダの肉めっちゃうまそうやんけ!」
『生のガルーダとは比べ物にならんうまさになってそうだな!』
「わくわく……!」
「きゅい~!」
どんぶりにほかほかの炊き立てコシヒカリを注ぎ、千切りキャベツを盛る。
その上に鳥の照り焼きを乗せ、タレを回しかける。
「そこにマヨネーズを投入! こってりさをブーストするぜ!」
「罪深い味になってそうですね……!」
最後にミニトマトを乗せたら完成だ!
「ガルーダの照り焼き丼! いったっだっきまあ~す!」
俺たちは速攻で食べ始める。
ガルーダ肉を噛むと、濃厚なうま味が口の中いっぱいに広がった。
「あ~! やっぱ照り焼きのこの甘辛い味付けたまんねぇな!」
『マヨネーズでこってりさが爆増してるのも好ポイント! 一億フェンリルポイントあげちゃう!』
「おいし~! キャベツとパプリカのシャキシャキ感や、タレの染みこんだお米との相性が最高ですね!」
「きゅん!」
ガルーダ肉の照り焼き丼は想像以上にうまかった!
俺たちはあっという間にどんぶり一杯食べ尽くす。
おかわりをよそって堪能していると、不意に俺たちの周囲が暗くなった。
「天気悪くなってきたんか?」
空を見上げると、俺たちの真上に巨大なドラゴンが滞空していた。
「は……?」
ドラゴンが俺たちの目の前に降り立つ。
体長は優に十五メートルを超えていた。
漆黒の光沢を放つ鱗に覆われている。
全身から禍々しい威圧感を放っていた。
『お、お前は……!』
「零華、何か知っているのか? お前の結界が機能していないのはどうしてなんだ?」
『我と同格の相手に守護結界は意味を成さん……! コイツは……邪竜バハムートだ!』
フェンリルと対を成す伝説の神獣。
『久しぶりに会いに来てやったぞ、フェンリルよ! 妾と勝負するのじゃ!!!』
邪竜バハムートが俺たちの前に現れた。
10
お気に入りに追加
598
あなたにおすすめの小説
家族全員異世界へ転移したが、その世界で父(魔王)母(勇者)だった…らしい~妹は聖女クラスの魔力持ち!?俺はどうなんですかね?遠い目~
厘/りん
ファンタジー
ある休日、家族でお昼ご飯を食べていたらいきなり異世界へ転移した。俺(長男)カケルは日本と全く違う異世界に動揺していたが、父と母の様子がおかしかった。なぜか、やけに落ち着いている。問い詰めると、もともと父は異世界人だった(らしい)。信じられない!
☆第4回次世代ファンタジーカップ
142位でした。ありがとう御座いました。
★Nolaノベルさん•なろうさんに編集して掲載中。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
1枚の金貨から変わる俺の異世界生活。26個の神の奇跡は俺をチート野郎にしてくれるはず‼
ベルピー
ファンタジー
この世界は5歳で全ての住民が神より神の祝福を得られる。そんな中、カインが授かった祝福は『アルファベット』という見た事も聞いた事もない祝福だった。
祝福を授かった時に現れる光は前代未聞の虹色⁉周りから多いに期待されるが、期待とは裏腹に、どんな祝福かもわからないまま、5年間を何事もなく過ごした。
10歳で冒険者になった時には、『無能の祝福』と呼ばれるようになった。
『無能の祝福』、『最低な能力値』、『最低な成長率』・・・
そんな中、カインは腐る事なく日々冒険者としてできる事を毎日こなしていた。
『おつかいクエスト』、『街の清掃』、『薬草採取』、『荷物持ち』、カインのできる内容は日銭を稼ぐだけで精一杯だったが、そんな時に1枚の金貨を手に入れたカインはそこから人生が変わった。
教会で1枚の金貨を寄付した事が始まりだった。前世の記憶を取り戻したカインは、神の奇跡を手に入れる為にお金を稼ぐ。お金を稼ぐ。お金を稼ぐ。
『戦闘民族君』、『未来の猫ロボット君』、『美少女戦士君』、『天空の城ラ君』、『風の谷君』などなど、様々な神の奇跡を手に入れる為、カインの冒険が始まった。
おじさんが異世界転移してしまった。
月見ひろっさん
ファンタジー
ひょんな事からゲーム異世界に転移してしまったおじさん、はたして、無事に帰還できるのだろうか?
モンスターが蔓延る異世界で、様々な出会いと別れを経験し、おじさんはまた一つ、歳を重ねる。
兎人ちゃんと異世界スローライフを送りたいだけなんだが
アイリスラーメン
ファンタジー
黒髪黒瞳の青年は人間不信が原因で仕事を退職。ヒキニート生活が半年以上続いたある日のこと、自宅で寝ていたはずの青年が目を覚ますと、異世界の森に転移していた。
右も左もわからない青年を助けたのは、垂れたウサ耳が愛くるしい白銀色の髪をした兎人族の美少女。
青年と兎人族の美少女は、すぐに意気投合し共同生活を始めることとなる。その後、青年の突飛な発想から無人販売所を経営することに。
そんな二人に夢ができる。それは『三食昼寝付きのスローライフ』を送ることだ。
青年と兎人ちゃんたちは苦難を乗り越えて、夢の『三食昼寝付きのスローライフ』を実現するために日々奮闘するのである。
三百六十五日目に大戦争が待ち受けていることも知らずに。
【登場人物紹介】
マサキ:本作の主人公。人間不信な性格。
ネージュ:白銀の髪と垂れたウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。恥ずかしがり屋。
クレール:薄桃色の髪と左右非対称なウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。人見知り。
ダール:オレンジ色の髪と短いウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。お腹が空くと動けない。
デール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ドール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ルナ:イングリッシュロップイヤー。大きなウサ耳で空を飛ぶ。実は幻獣と呼ばれる存在。
ビエルネス:子ウサギサイズの妖精族の美少女。マサキのことが大好きな変態妖精。
ブランシュ:外伝主人公。白髪が特徴的な兎人族の女性。世界を守るために戦う。
【お知らせ】
◆2021/12/09:第10回ネット小説大賞の読者ピックアップに掲載。
◆2022/05/12:第10回ネット小説大賞の一次選考通過。
◆2022/08/02:ガトラジで作品が紹介されました。
◆2022/08/10:第2回一二三書房WEB小説大賞の一次選考通過。
◆2023/04/15:ノベルアッププラス総合ランキング年間1位獲得。
◆2023/11/23:アルファポリスHOTランキング5位獲得。
◆自費出版しました。メルカリとヤフオクで販売してます。
※アイリスラーメンの作品です。小説の内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
NTRエロゲの世界に転移した俺、ヒロインの好感度は限界突破。レベルアップ出来ない俺はスキルを取得して無双する。~お前らNTRを狙いすぎだろ~
ぐうのすけ
ファンタジー
高校生で18才の【黒野 速人】はクラス転移で異世界に召喚される。
城に召喚され、ステータス確認で他の者はレア固有スキルを持つ中、速人の固有スキルは呪い扱いされ城を追い出された。
速人は気づく。
この世界、俺がやっていたエロゲ、プリンセストラップダンジョン学園・NTRと同じ世界だ!
この世界の攻略法を俺は知っている!
そして自分のステータスを見て気づく。
そうか、俺の固有スキルは大器晩成型の強スキルだ!
こうして速人は徐々に頭角を現し、ハーレムと大きな地位を築いていく。
一方速人を追放したクラスメートの勇者源氏朝陽はゲームの仕様を知らず、徐々に成長が止まり、落ちぶれていく。
そしてクラス1の美人【姫野 姫】にも逃げられ更に追い込まれる。
順調に強くなっていく中速人は気づく。
俺達が転移した事でゲームの歴史が変わっていく。
更にゲームオーバーを回避するためにヒロインを助けた事でヒロインの好感度が限界突破していく。
強くなり、ヒロインを救いつつ成り上がっていくお話。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
カクヨムとアルファポリス同時掲載。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる