落ちこぼれの無能だと貴族家から追放された俺が、外れスキル【キメラ作成】を極めて英雄になるまで

「貴様のような落ちこぼれの無能は必要ない」

 神からスキルを授かる『祝福の儀』。ハイリッヒ侯爵家の長男であるクロムが授かったのは、【キメラ作成】のスキルただ一つだけだった。
 弟がエキストラスキルの【剣聖】を授かったことで、無能の烙印を捺されたクロムは家から追い出される。

 失意の中、偶然立ち寄った村では盗賊に襲われてしまう。
 しかし、それをきっかけにクロムは知ることとなった。

 外れスキルだと思っていた【キメラ作成】に、規格外の力が秘められていることを。

 もう一度強くなると決意したクロムは、【キメラ作成】を使って仲間を生み出していく……のだが。
 狼っ娘にドラゴン少女、悪魔メイド、未来兵器少女。出来上がったのはなぜかみんな美少女で──。


 これは、落ちこぼれの無能だと蔑まれて追放されたクロムが、頼れる仲間と共に誰もが認める英雄にまで登り詰めるお話。
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