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第三章
困惑(16歳。)
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ルディリアナはその日部屋に入ってくるや否や、ルディリアナの体を力一杯抱きしめてきた男に困惑していた。
「あぁ!ルディ!パンケーキを一人で食べれたんだってね!何ていい子なんだ!何て可愛いんだ!」
その男は、あのフワフワでとっても美味しいパンを食べた2日後に、いきなり部屋にやってきたかと思えば、ルディリアナを抱きしめ、そう言った。
「やっ!辞めてください!」
突然抱きしめられた事にびっくりしたルディリアナは男の体を思い切り押し返すのだが、
ルディリアナの力如きで相手が倒れる事もなく、「駄目じゃないかルディ。痛いよ??」と男は嬉しそうに笑いながら言うのだ。
痛いと言いながらもとびっきりの笑顔をルディリアナに見せる男をルディリアナは怖いと感じた。
なんと言ってもその笑みは、昔ルディリアナを追いかけてきた男の子を彷彿させ、ルディリアナの体中にゾワゾワと鳥肌が立つ、
恐怖でビクビクと震え出す手を抑えながら、「誰ですか、、?」と思い切って聞いてみたのだが、男はその言葉を聞くや否や、目に涙を溜めた。
「何故、、。」と男はぽつりと呟く。
その言葉の意味がわからず、ルディリアナは首を傾げる。
「ルーナ、僕だよ?アースだよ?」ルディリアナの肩に両手を置き体を揺さぶり、男は何度もルディリアナに問う。
だが、ルディリアナは何度問われても男のことなんてこれっぽっちも知らないのである。
顔は整っておりルディリアナの好みだ。なんなら、お兄様よりタイプかもしれない。
服を着ていてもわかる筋肉だってルディリアナ好みでしかないのだから、一度会ったら忘れるはずがないと思うのに、男は「僕だよ?アースだよ?」とルディリアナに何度も言う。
「あのぉ、、、大丈夫ですか??」
少しやばい人かもと思いながらも、目の前で泣く男にルディリアナは問う。だが、男はルディリアナの質問に答えずグジグジと泣いており、その姿はとっても子供みたい、、だとルディリアナは思う。
「ルディ、ルディ、ルーナ。ごめんよ。僕のせいだ。僕が、、僕がダメなんだ。ルーナ。僕の何がダメだった?何で?ルーナ、こんなにも愛してるのに、、、」
男はうわ言のように虚な目をさせ、ルディリアナに何度もそんなことばかり言う。
ルディリアナは大変困惑していた。
だって、ルディリアナをルーナと呼ぶ彼を、ルディリアナは知らない。
なのに、ルーナと親しい人しか呼ばない愛称を男は何度も呼ぶのだ。
男性の知り合いなんて、お父様かお兄様かレオンしかいないのに、、どうして目の前にいる男は自分の愛称を呼び、更には私を見て涙を流すのか、ルディリアナには訳がわからない。
わかるのは、その青年の顔と筋肉はルディリアナの好みで、触ると大変硬いということくらいである。
「誰かと勘違いしていませんか?」と問うても、「僕がルディを間違えるわけがないだろう?!」と叱責されてしまえば、「あっ、そうですよね。ごめんなさい。」と思わず返してしまう。
「君は、僕と愛し合っていたんだルディ。ここで、この部屋で僕達は愛し合っていたのに、、君は僕の事を忘れてしまったんだ。酷いよルディ。」
男はルディリアナを抱きしめると、その首に顔を埋めワンワンと泣き出した。
たまに「スゥッ。」と首元を嗅がれてる気がするのは気のせいだろう。
「でも、、でも私は確かにお父様と王宮に向かう為に馬車に乗っていたんです。」
なのに、気づいたらここにいて、、、とルディリアナの声は自信を無くしどんどんと小さくなっていく。
「君は忘れてるんだルディ。マルフェスさんとルディが王宮に来たのはもっともっと前だよ。僕達二人は長い間愛し合っていたんだ。」と言われても、信じれるわけがない。信じたくない。
「そして、僕達は近々結婚するんだ。だからこれはマルフェスさんとリジィさんも了承済みなんだよルディ。だから、誰も迎えにこないんだ。僕達は、愛し合っていたんだよ、、。」と涙を零す男が何度もルディリアナに言い聞かせた。
その言葉をルディリアナは信じたくない。だが、実際王宮まで一緒に行ったはずの父はもう2日迎えにきてくれていなかった。
そうなってくると、男の言葉が真実な気がしてしまいルディリアナは項垂れた。
「そんな顔しないで?ルディ。愛してるんだ。」
男の話が真実であっても、記憶のないルディリアナにとって、初めて会う男に愛してると言われても、だから何?としか返せそうでしかない。
できるなら、家に返してほしいと言いたいが、記憶のないまま家に帰れば、絶対に二人はルディリアナを心配し、なんなら母は倒れるかもしれないから、家には帰れない。
「ルディ、こっちをみて。ルディ。」
抱きしめられてて顔を上げられない状況なのに、何を言ってるのか。
「上げられないのですけど、、」
少し強めな口調でルディリアナがそういえば、抱きしめる力が少し弱まったので、そっと顔を上げてみた。すると男と目があったかと思えば、男は口角を不気味な程あげ、不気味ながら嬉しそうに笑うのだ。
抱きしめられて当たるルディリアナ好みの筋肉に、自分を見る顔はとてもルディリアナ好み、そしてその笑みを可愛いと思ってしまえば、思わずドキンと胸が鳴ってしまうのは仕方がないと思うのだ。
「あぁ、ルディ。僕のルディ。」と男はうわ言のように繰り返す。
何も返事をしないルディリアナを男は気にする様子もなく、満足げに眺める。
「僕の名前はアース。君をとっても愛してる17歳の男の子だよルディ。だから、もう一度僕を好きになって。」と言われ「なに、、うむっんっ。」返事をする前に口を塞がれた。
ルディリアナはその時16歳。でも心はまだ13歳。
初恋もまだなルディリアナには突然のキスは意味がわからなく、突然口の中に舌が入ってきた事にも何をされたのかの理解すら出来ない。
「ルーナ僕のルーナ。大丈夫、今度こそ大丈夫。」と男が何か言っているが、それについて考える余裕すらルディリアナにはなかった。
ただ、繰り返されるキスの中、息をするのに必死で、少しずつ意識が薄れていく。
だが、ルディリアナはその時キスをされても、不思議と嫌だとは思っていなくて、嫌だと思わない自分を何故、、?知らない人なのに。と不思議に感じながら、意識を手放すのであった。
「あぁ!ルディ!パンケーキを一人で食べれたんだってね!何ていい子なんだ!何て可愛いんだ!」
その男は、あのフワフワでとっても美味しいパンを食べた2日後に、いきなり部屋にやってきたかと思えば、ルディリアナを抱きしめ、そう言った。
「やっ!辞めてください!」
突然抱きしめられた事にびっくりしたルディリアナは男の体を思い切り押し返すのだが、
ルディリアナの力如きで相手が倒れる事もなく、「駄目じゃないかルディ。痛いよ??」と男は嬉しそうに笑いながら言うのだ。
痛いと言いながらもとびっきりの笑顔をルディリアナに見せる男をルディリアナは怖いと感じた。
なんと言ってもその笑みは、昔ルディリアナを追いかけてきた男の子を彷彿させ、ルディリアナの体中にゾワゾワと鳥肌が立つ、
恐怖でビクビクと震え出す手を抑えながら、「誰ですか、、?」と思い切って聞いてみたのだが、男はその言葉を聞くや否や、目に涙を溜めた。
「何故、、。」と男はぽつりと呟く。
その言葉の意味がわからず、ルディリアナは首を傾げる。
「ルーナ、僕だよ?アースだよ?」ルディリアナの肩に両手を置き体を揺さぶり、男は何度もルディリアナに問う。
だが、ルディリアナは何度問われても男のことなんてこれっぽっちも知らないのである。
顔は整っておりルディリアナの好みだ。なんなら、お兄様よりタイプかもしれない。
服を着ていてもわかる筋肉だってルディリアナ好みでしかないのだから、一度会ったら忘れるはずがないと思うのに、男は「僕だよ?アースだよ?」とルディリアナに何度も言う。
「あのぉ、、、大丈夫ですか??」
少しやばい人かもと思いながらも、目の前で泣く男にルディリアナは問う。だが、男はルディリアナの質問に答えずグジグジと泣いており、その姿はとっても子供みたい、、だとルディリアナは思う。
「ルディ、ルディ、ルーナ。ごめんよ。僕のせいだ。僕が、、僕がダメなんだ。ルーナ。僕の何がダメだった?何で?ルーナ、こんなにも愛してるのに、、、」
男はうわ言のように虚な目をさせ、ルディリアナに何度もそんなことばかり言う。
ルディリアナは大変困惑していた。
だって、ルディリアナをルーナと呼ぶ彼を、ルディリアナは知らない。
なのに、ルーナと親しい人しか呼ばない愛称を男は何度も呼ぶのだ。
男性の知り合いなんて、お父様かお兄様かレオンしかいないのに、、どうして目の前にいる男は自分の愛称を呼び、更には私を見て涙を流すのか、ルディリアナには訳がわからない。
わかるのは、その青年の顔と筋肉はルディリアナの好みで、触ると大変硬いということくらいである。
「誰かと勘違いしていませんか?」と問うても、「僕がルディを間違えるわけがないだろう?!」と叱責されてしまえば、「あっ、そうですよね。ごめんなさい。」と思わず返してしまう。
「君は、僕と愛し合っていたんだルディ。ここで、この部屋で僕達は愛し合っていたのに、、君は僕の事を忘れてしまったんだ。酷いよルディ。」
男はルディリアナを抱きしめると、その首に顔を埋めワンワンと泣き出した。
たまに「スゥッ。」と首元を嗅がれてる気がするのは気のせいだろう。
「でも、、でも私は確かにお父様と王宮に向かう為に馬車に乗っていたんです。」
なのに、気づいたらここにいて、、、とルディリアナの声は自信を無くしどんどんと小さくなっていく。
「君は忘れてるんだルディ。マルフェスさんとルディが王宮に来たのはもっともっと前だよ。僕達二人は長い間愛し合っていたんだ。」と言われても、信じれるわけがない。信じたくない。
「そして、僕達は近々結婚するんだ。だからこれはマルフェスさんとリジィさんも了承済みなんだよルディ。だから、誰も迎えにこないんだ。僕達は、愛し合っていたんだよ、、。」と涙を零す男が何度もルディリアナに言い聞かせた。
その言葉をルディリアナは信じたくない。だが、実際王宮まで一緒に行ったはずの父はもう2日迎えにきてくれていなかった。
そうなってくると、男の言葉が真実な気がしてしまいルディリアナは項垂れた。
「そんな顔しないで?ルディ。愛してるんだ。」
男の話が真実であっても、記憶のないルディリアナにとって、初めて会う男に愛してると言われても、だから何?としか返せそうでしかない。
できるなら、家に返してほしいと言いたいが、記憶のないまま家に帰れば、絶対に二人はルディリアナを心配し、なんなら母は倒れるかもしれないから、家には帰れない。
「ルディ、こっちをみて。ルディ。」
抱きしめられてて顔を上げられない状況なのに、何を言ってるのか。
「上げられないのですけど、、」
少し強めな口調でルディリアナがそういえば、抱きしめる力が少し弱まったので、そっと顔を上げてみた。すると男と目があったかと思えば、男は口角を不気味な程あげ、不気味ながら嬉しそうに笑うのだ。
抱きしめられて当たるルディリアナ好みの筋肉に、自分を見る顔はとてもルディリアナ好み、そしてその笑みを可愛いと思ってしまえば、思わずドキンと胸が鳴ってしまうのは仕方がないと思うのだ。
「あぁ、ルディ。僕のルディ。」と男はうわ言のように繰り返す。
何も返事をしないルディリアナを男は気にする様子もなく、満足げに眺める。
「僕の名前はアース。君をとっても愛してる17歳の男の子だよルディ。だから、もう一度僕を好きになって。」と言われ「なに、、うむっんっ。」返事をする前に口を塞がれた。
ルディリアナはその時16歳。でも心はまだ13歳。
初恋もまだなルディリアナには突然のキスは意味がわからなく、突然口の中に舌が入ってきた事にも何をされたのかの理解すら出来ない。
「ルーナ僕のルーナ。大丈夫、今度こそ大丈夫。」と男が何か言っているが、それについて考える余裕すらルディリアナにはなかった。
ただ、繰り返されるキスの中、息をするのに必死で、少しずつ意識が薄れていく。
だが、ルディリアナはその時キスをされても、不思議と嫌だとは思っていなくて、嫌だと思わない自分を何故、、?知らない人なのに。と不思議に感じながら、意識を手放すのであった。
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