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67 ※玩具

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 指の方も一本から二本へと増え、益々二人の声は上がるばかりだ。

 時には後ろの蕾を指先二本で広げ、それをよって来るカメラへと向ける。 そして時には相手のモノを口へと含み、わざと水音を立てて舐め激しくモノを上下へと動かしたまに先端部分を吸い上げるのだ。

「ぁあん! やぁん! そ、それもぉおお! ヤバっ!」

 そんな来未の未来の方はクスリとすると、来夢の方へと視線を向け、

「来夢さん……そろそろ、次の命令に行かないと、僕達イってしまういますよ……。 だって、本当に気持ちいいんですからねぇ」
「あ……」

 そんな息のあった二人に呆然と見てしまっていたのであろう。 全くもって命令をする事を来夢の方は忘れていたのかもしれない。

「あ、え? あー……では、どうしましょうか?」

 と急に振られて動揺してしまっている位なのだから。

「玩具! そうですね! 玩具使って貰いましょうか?」

 そんな慌てた様子からすると全くもって次の命令を考えてなかったようにも思える。

「玩具って……? どんなのですかね?」

 そうにやりとしながら言って来ているのは未来だ。 にやりとして来ている位なのだから、何をされても平気だという事だろう。

「先ずは、とりあえず! ローターで! だって、二人はリバなんでしょう? なら、二人の中にローター入れたら面白そうじゃないですか? え? そ、そうなんですよね?」

 そう聞いて来るという事は、来夢の方はあまりリバというのを分かってないのかもしれない。 確かに最終的に二人が交代でお互いの中に挿れるのは確かな事なのかもしれないのだが、今二人の中に玩具等を入れていくのは分からないという事だろう。

「ふふ……まぁ、そんな感じで大丈夫ですよ。 そうですねぇ、確かに僕たちの場合、二人共挿れあいっ子っていうのをするのですからぁ……」

 これでリバの子達を命令する事が分かったのか、来夢の方は納得すると、

「そうなんですね……分かりました」

 と笑顔で答えるのだった。

「とりあえず、お二人の中に、ローター入れてもらえませんかね? 今僕からの命令ですからぁ……」

 そこからライムはエンジンが掛かったかのように目の奥では何か企んでいるようにも思える。

「んじゃあ、ローターを入れるって事でいいんですね? 他に特に無いんでしたら、僕達の方は勝手にやらせてもらいますよ……」

 そうにこりと返す来未。

「ねぇ、未来……そうだよねぇ」
「まぁ、そういう事だよねぇ」

 とやはり双子だけあってか意見等は一緒のようだ。

 せっかく、来夢の方が押し始めてたのに、直ぐに二人には押されてしまっているような気がするのは気のせいだろうか。
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