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ステップ45

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 その間も京平は蕾の外までにモノを出すっていう事はしないものの僕の中で引いたり奥に入れたりを繰り返しながら少しずつ京平のモノを中の奥の方まで進ませてくる。 だからなのか、こう京平のモノが中に入ってきていて壁を擦るのも分かる位だ。

「ん……ふぅ……ぁ……」

 って今は京平の腰のリズムに合わせて軽い息遣いの僕なんだけど……京平の腰の動きが激しくなると呼吸の方も荒くなって声も今以上に甲高くなってくるだろう。 だけど、まだ、そこまでの感じではないという事だ。

 でもさタチの人は本当にこういう行為って大変そうだよね……京平はイかないようにと我慢派でもあって、体も動かさなきゃいけない訳でしょー、結構、体力的なものも必要となってくると思うのだけど……。 ほら、僕の場合にはこの前のノリで成都さんの中に挿れたっていう感じだったから、なんていうのかな? 挿れたらイっちゃうタイプだったっていうのか本当に訳わからないまま達っちゃったっていうのもあったから何も考えてなかったんだけどさー。 タチの立場って色々と大変なんだねって思ったよ。

 あ、京平も苦しかったり、腰を動かし始めてるから額に汗が滲んで来たのかな? 僕の腰の辺りに温かい液体が垂れてきているって感じになってきたんだもん。 その玉になった汗が次から次へと僕の腰に落ちてきてる……。

 そして京平は一旦、思いっきり息を吸い込んで吐き出すと、気持ち的に腰に力を挿れたのか一気に僕の奥へと京平のモノが入ってきた。 その一発で僕の中にあるポイントを京平のモノが突く。

「やぁああん! あんんっ!」

 その一発で僕にポイントに当たったもんだから、僕の方は思わず声に出してしまっていた。 おまけに背中まで逸らしてしまっていたのだから、そりゃあ、そこは気持ちいいに決まっている。 いや男にとって一番気持ちいいのはそこなんだから声や体が反応してしまうのは当たり前の事だ。

 それに嬉しくしたのか、それとも京平の方は僕が気持ちいい事に満足したのか、僕の両腕を掴み背中を逸らせる形になると腰を動かしてくる。

 その京平の腰の動きに合わせて声が出てしまう僕。

「やぁん! ぁあん! はぁああん!」

 京平のモノが僕の中を打ち付ける音と皮膚と皮膚が打つかる音と中でローションが掻き交ざる音が部屋内に響き渡り聴覚をも気持ち良さの渦へと引き込まれていく感じだ。 だから、こう体も何もかも気持ち良くなりたいと思っているのか僕の腰も勝手に動き始める。 だけど、これもなかなか難しくって……僕があまりにも激しく動いてしまうと京平のモノが中から抜くてしまうのだ。 だから自分でも思いっきりくねくねと腰を動かしたいっていう気持ちを抑えながらじゃないと両方一緒に腰を動かすっていう事は出来ない。 または京平の腰の動きに合わせないと抜けてしまう。
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