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ステップ29

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 諒馬君と成都さんは僕から誘ったのに……なんかこう二人に先起こされてるって感じ。 でも! 今日の僕は成都さん達より先に色々とやってやる!

 やっぱりライバル視してた。

 なら、それはそれでいいか。

 とりあえず僕は京平のモノを口へと含むのだ。 勿論、京平のモノを口に含むだけじゃなくて頭を上下に動かしてみたり舌先を使って舐めてみたり時には吸い込んでみたりと本当に今までの僕のテクニックを生かして京平のモノを勃たせていく。 人間のモノって無味無臭っていうのかな? なんていうのか……食べ物にはない味っていうの? そりゃあ人間のモノなんだから、少しはしょっぱかったりはするんだけど、京平の場合、撮影の前にはきちんとお風呂に入って洗って来るもんだからしょっぱさっていうのはないのかもしれない。

 しかも最初柔らかかった京平のモノだったのだけど、ほらね……少しずつ大きく硬くなってきた。 そしたら僕は京平のモノを愛おしそうに舌先を使って京平のモノを舐めるのだ。 舌先で感じる京平のモノの表面っていうのはつるつるっていう感じなんだよね。 いや、そこは京平だけではなくて、男性のみんなは勃つとそうなるって言った方が正解なのかもしれない。

 他にも京平のモノの竿部分を舐めたり、タマがある袋の部分を舐めてみたりって……ここまでやると、AVを撮ってるみたい。 だけど今はそういう時じゃあないんだけどな。 もう僕からしてみたら癖みたいなもんなのかな? ま、そこはいいけど……京平が気持ち良くなってくれればね。

 そうやって僕が一生懸命、京平のモノを舐めたりしていると、急に僕の体がビクンとし始める。

 ……え? あ、何!?

 と思ってたら急に京平が僕の後ろの蕾の中に指を入れてきて、一番のポイントを突いてくる。 それにビクつかせる僕の体。

 うん、うん……僕的にはそこは本当に弱い……だって自分でも自覚してる所でもあるんだもん。 しかも、そこを京平にされたら……余計に……って、僕が京平のモノ舐められなくなっちゃうじゃん!

「いやぁん! ちょ……きょ、京平……っ!」

 と言って僕はそのまま背中を逸らす。 本当に僕の体っていうのは、こういう事に関して敏感で素直に反応しちゃうっていうのかな? 

「だって、玲音も気持ち良くなりたいだろ?」
「え? あ、まぁ……確かにそうなんだけど……」
「じゃあ、いいんじゃないのかな?」

 そう京平に言われてしまうと返す言葉がなくなってしまう。 だから僕からしてみたら「もう!」っていう状態だ。

 でも、これで諒馬君達と同じようになったのかな? でもさ成都さんの場合には諒馬君に完全に負けてるって感じなのかな? それとも体が素直っていうのかな? さっきまで成都さんも一生懸命、諒馬君モノを舐めていたのに今はもう舐めてなくて僕みたいに背中逸らしちゃってるんだもん。 それじゃあ僕の方は成都さんに負けないように京平のモノを舐めなくっちゃね。
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