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ステップ25
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僕達の方はとっくに裸でいるんだけど……ま、京平はまだ白衣着てるんだけどさぁ。 着衣でするのと裸のままでするのと、どっちが実際萌えるんだろ? いやー、僕的にはどっちも最終的にはする事同じなんだから、どっちでもいいじゃんって思うけどねー。 って、諒馬君達は着衣のままって事なのかな? あ! どうせなら、コスプレ勧めちゃう? あ、いや……それだったら、僕も着たいしなー。 なら、今日はもうこのままでいいかー。
そう考えると僕は京平の方に視線を向ける。 要は今の僕の状態っていうのはベッドに仰向けの状態なのだから、天井の方に視線を向けるって感じになるのかな?
そして京平の肩に両腕を回して、
「京平……」
っていつものように甘えたように言ってみる。 そしたら京平は僕に向かって微笑んで来て再び唇を重ねてくれた。
生温かくて、恋人同士なら甘く感じる唇。 ホント恋人同士でのキスって嫌いじゃあないんだよねー。 寧ろ、好きっていうの? 恋人同士でいる間っていうのは、ずっとずっとキスしてたいっていう位、中毒性があるっていうのかな? でも、流石にずっとしてたんじゃあ何も出来ないからずっとっていう訳にはいかないのかー。 でも僕は京平とのキスは好き。 だから、たまに僕からキスする時もあるしねー。
そう思っていたら、諒馬君達も……?
さりげなく諒馬君達の方に視線を向けると逆っていうのかな? 普通、こういう事する時って、諒馬君の方が上にならない? って、成都さんって、こういう事に本当に積極的っていうのかな? もう成都さんの方が諒馬君の上に跨っていて、自分からキスしに向かってるんですけどー! 僕も成都さんみたくしてみたいとは思うのだけど、きっと、それは京平が許さないかもね。 だって京平は完全にSなんだもん。 そこはプライドみたいなのがあるから、こういう事の主導権は離したくないっていうのかな? あ、でも……たまには僕が京平の体の上に跨って自分から動いてみたいかも。
そう思った僕は京平の耳に、
「ねぇ、京平……今日は僕が動いていい?」
と聞いてみる。
すると京平はその僕の言葉に少し考えているのか、手を顎に当てていた。
「んー……玲音はそれをやってみたいの?」
「え? あ、ぅん……たまには僕が動いてみたいなーってね。 だって、諒馬君の所は完全にそうなんじゃないの?」
僕はそう言いながら京平に諒馬君達の方を見てくれと言わんばかりに視線を移す。 すると京平の方も僕のサインに気付いてくれたようで、京平も視線を向けてくれた。
「なる程ね……。 いいんじゃない? たまには玲音が動くのもさ……」
そう言うとわりかしこうあっさりとベッドへと仰向けになる京平。 そして両腕を天井へと向けて、どうやら僕に向かって「おいで……」と言ってくれているようだ。 それに気付いた僕は京平さんのお腹辺りへと跨る。
裸のままで洋服のまま京平のお腹の上に跨るって、なんかよく分からないんだけど、恥ずかしいのかも……しかも白衣姿って……。
「ほら……玲音……何かしてくれるんだろ?」
そう考えると僕は京平の方に視線を向ける。 要は今の僕の状態っていうのはベッドに仰向けの状態なのだから、天井の方に視線を向けるって感じになるのかな?
そして京平の肩に両腕を回して、
「京平……」
っていつものように甘えたように言ってみる。 そしたら京平は僕に向かって微笑んで来て再び唇を重ねてくれた。
生温かくて、恋人同士なら甘く感じる唇。 ホント恋人同士でのキスって嫌いじゃあないんだよねー。 寧ろ、好きっていうの? 恋人同士でいる間っていうのは、ずっとずっとキスしてたいっていう位、中毒性があるっていうのかな? でも、流石にずっとしてたんじゃあ何も出来ないからずっとっていう訳にはいかないのかー。 でも僕は京平とのキスは好き。 だから、たまに僕からキスする時もあるしねー。
そう思っていたら、諒馬君達も……?
さりげなく諒馬君達の方に視線を向けると逆っていうのかな? 普通、こういう事する時って、諒馬君の方が上にならない? って、成都さんって、こういう事に本当に積極的っていうのかな? もう成都さんの方が諒馬君の上に跨っていて、自分からキスしに向かってるんですけどー! 僕も成都さんみたくしてみたいとは思うのだけど、きっと、それは京平が許さないかもね。 だって京平は完全にSなんだもん。 そこはプライドみたいなのがあるから、こういう事の主導権は離したくないっていうのかな? あ、でも……たまには僕が京平の体の上に跨って自分から動いてみたいかも。
そう思った僕は京平の耳に、
「ねぇ、京平……今日は僕が動いていい?」
と聞いてみる。
すると京平はその僕の言葉に少し考えているのか、手を顎に当てていた。
「んー……玲音はそれをやってみたいの?」
「え? あ、ぅん……たまには僕が動いてみたいなーってね。 だって、諒馬君の所は完全にそうなんじゃないの?」
僕はそう言いながら京平に諒馬君達の方を見てくれと言わんばかりに視線を移す。 すると京平の方も僕のサインに気付いてくれたようで、京平も視線を向けてくれた。
「なる程ね……。 いいんじゃない? たまには玲音が動くのもさ……」
そう言うとわりかしこうあっさりとベッドへと仰向けになる京平。 そして両腕を天井へと向けて、どうやら僕に向かって「おいで……」と言ってくれているようだ。 それに気付いた僕は京平さんのお腹辺りへと跨る。
裸のままで洋服のまま京平のお腹の上に跨るって、なんかよく分からないんだけど、恥ずかしいのかも……しかも白衣姿って……。
「ほら……玲音……何かしてくれるんだろ?」
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