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ステップ3
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ま、そういう事だから、僕は車は運転しないんだけどー。
それから京平と一緒にスタジオの中へと入って行く。 そう今いた場所っていうのはただの駐車場。 スタジオの方はその駐車場も隣にあって、一応、門の中にあるって言ったらいいかな? そこには警備員さんもいてこう会社のカードをその警備員さんに見せれば中に入れるって感じなんだよねー。
会社のカードを持っていても初めての所ってドキドキしない? まぁ、僕の場合にはそういう性格だからドキドキするんだけど、まぁ、京平がいるから平気かな? って思う。 その京平はそういうの全然平気そうだしねー。 寧ろ、堂々としてるっていうのかな? また今日は京平の男らしいところ見つけたのかも。
それからスタジオ内に入ると、まだ真新しいだけあってか、あの真新しい匂いがしている。 その建物というのは木で作られている訳でもなく、鉄骨で作られている訳でもなく、こうプレハブっぽいんだけど、それよりかは気持ち的にしっかりと作られている建物になっていた。
フロアは一階と二階。 一階の玄関から中に入るとちょっとしたロビーみたいになっていて、少し広めに作られてていくつかソファが置いてある。 きっと仕事で来たメンバーがそこで待っている事が出来るようになっているのかな? 玄関入って左側には二階へと上がる階段があって右側の方にいくつかドアがある。 きっと、そこが各スタジオになっているのかもしれない。
とりあえず京平はスマホを見ながら、
「玲音……まだ、今日は諒馬君が来てないみたいだから……そこのソファで待ってようか?」
「あ、うん!」
そう京平に言われて僕は京平と一緒にそこにあるソファへと腰を下ろすのだ。
そこからは軽く山が見える。 都心部だと山というのは遠くの方に見えるもんなんだけど……ここら辺にまで来ると、流石に目の前っていう訳ではないのだけど、結構近くに見える位だ。
京平は仕事の事になると、僕の存在というのを忘れてしまうのか、難しい顔をしながらスマホと睨めっこ。 そんな京平にため息を吐きながら僕の方はつまらなそうにしていた。 だって、まだ諒馬君も来てないんだもん。 話し相手もいないしね。
そう子供みたいにソファに座って、顔を俯けながら足をぶらぶら。 たまに頰を膨らませながら僕は京平の事を見上げたり、外の景色を眺めたりしていた。 事務所の方は狭すぎる位なのに、ここだと逆に今度広すぎる位なのかもしれない。 だからこう落ち着かないっていうのかな?
……あ! スマホでゲームしよう!!
と思った直後。 スタッフ達が大荷物を抱えてやってきたようだ。 そのスタッフ達に京平は挨拶をする為に立ち上がる。 流石は京平、一応、社長に任せられているだけあるよねー。 こうなんていうのかな? 僕の場合にはスタッフさんには軽く会釈する程度だけど、京平の場合には、色々と相談しなきゃならないから、ちゃんと話してるって感じなのかな?
スタッフさん達は来てくれたのだけど、まだ諒馬君が来てない! 京平はスタッフさん達とお話しているから、益々、暇になる僕。
それから京平と一緒にスタジオの中へと入って行く。 そう今いた場所っていうのはただの駐車場。 スタジオの方はその駐車場も隣にあって、一応、門の中にあるって言ったらいいかな? そこには警備員さんもいてこう会社のカードをその警備員さんに見せれば中に入れるって感じなんだよねー。
会社のカードを持っていても初めての所ってドキドキしない? まぁ、僕の場合にはそういう性格だからドキドキするんだけど、まぁ、京平がいるから平気かな? って思う。 その京平はそういうの全然平気そうだしねー。 寧ろ、堂々としてるっていうのかな? また今日は京平の男らしいところ見つけたのかも。
それからスタジオ内に入ると、まだ真新しいだけあってか、あの真新しい匂いがしている。 その建物というのは木で作られている訳でもなく、鉄骨で作られている訳でもなく、こうプレハブっぽいんだけど、それよりかは気持ち的にしっかりと作られている建物になっていた。
フロアは一階と二階。 一階の玄関から中に入るとちょっとしたロビーみたいになっていて、少し広めに作られてていくつかソファが置いてある。 きっと仕事で来たメンバーがそこで待っている事が出来るようになっているのかな? 玄関入って左側には二階へと上がる階段があって右側の方にいくつかドアがある。 きっと、そこが各スタジオになっているのかもしれない。
とりあえず京平はスマホを見ながら、
「玲音……まだ、今日は諒馬君が来てないみたいだから……そこのソファで待ってようか?」
「あ、うん!」
そう京平に言われて僕は京平と一緒にそこにあるソファへと腰を下ろすのだ。
そこからは軽く山が見える。 都心部だと山というのは遠くの方に見えるもんなんだけど……ここら辺にまで来ると、流石に目の前っていう訳ではないのだけど、結構近くに見える位だ。
京平は仕事の事になると、僕の存在というのを忘れてしまうのか、難しい顔をしながらスマホと睨めっこ。 そんな京平にため息を吐きながら僕の方はつまらなそうにしていた。 だって、まだ諒馬君も来てないんだもん。 話し相手もいないしね。
そう子供みたいにソファに座って、顔を俯けながら足をぶらぶら。 たまに頰を膨らませながら僕は京平の事を見上げたり、外の景色を眺めたりしていた。 事務所の方は狭すぎる位なのに、ここだと逆に今度広すぎる位なのかもしれない。 だからこう落ち着かないっていうのかな?
……あ! スマホでゲームしよう!!
と思った直後。 スタッフ達が大荷物を抱えてやってきたようだ。 そのスタッフ達に京平は挨拶をする為に立ち上がる。 流石は京平、一応、社長に任せられているだけあるよねー。 こうなんていうのかな? 僕の場合にはスタッフさんには軽く会釈する程度だけど、京平の場合には、色々と相談しなきゃならないから、ちゃんと話してるって感じなのかな?
スタッフさん達は来てくれたのだけど、まだ諒馬君が来てない! 京平はスタッフさん達とお話しているから、益々、暇になる僕。
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