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「ぁああああん! ぁあ!」
そう言いながら僕は首を横へと振ってしまう。
……もう! もう! たまらない位に気持ちいい! でも、でも、でも! どうしたらいいのかっていうのが分からないっていうのか……もう、いい加減、イきたくなってくるっ!
「ダメ! ダメッ! きょ、京平さん……」
そうまともに京平さんの事を涙目で見上げてしまっていた僕。
そんな僕に京平さんは再びにこりとしてくれて、
「もう、限界……?」
その問いに思わずコクリと頭を頷かせてしまった。
「じゃあ、動いていい?」
耳側でそう京平さんに囁かれて聞かれて、頭を二度ほど頷かせた直後に、京平さんが急に腰を激しく動かしてきた。
「え? あ、あぁあ! ちょっ!」
だけど京平さんの場合には、激しくけど痛くはない感じで、こうただ単に気持ちいいって言った方がいいのかもしれない。
京平さんが動いてくれて僕の体の方もそれに合わせて揺さぶられる。 そして、それに合わせてっていうのは違うのだけど、段々と京平さんの方も呼吸が荒くなって来た。 しかも額には汗が滲んでいる。
まぁ、そこは僕も人のこと言えないんだけどね。
そう呼吸も荒く額には汗が滲み出ているのだから。 スポーツした後っていう感じだ。
そうそう! 声も出しているのだから、喉も渇いてくるしね。
京平さんが腰を動かす度にベッドがその揺れで軋む。 その音さえ今はこのリズムの中にいるようだ。
そのベッドが軋む音が段々と激しくなってきたと思ったら、今度はゆっくりした動きになってきた。
何だか、それが少し気を休めるタイミングっていうのかな? そこで乱れた呼吸を整えていると再び激しく動かき出す京平さん。
「ぁ……ぁあん!……ん……んん!」
僕の声も京平さんの腰の動きに合わせて、こうリズムかるに出てきたようにも思える。 でも、まぁ、まだ下手くそなんだけどね。 でも今日は初めてなんだから……まぁ、それはそれでいいって京平さんが言ってたし……。
こう僕の方も気持ち良くなってきた所で、僕の方も本格的にイきたくなってきた。
「きょ、京平さん……! イきたいんですけど……」
そうこそりというのか、申し訳無さそうに言うと、京平さんは、
「いいよ……もう、私の方もイきたいって思っていたからね」
と言ってくれて僕の方も安心出来たのかもしれない。 そこに僕は京平さんの方ににこりとすると、それが合図かのように京平さんは再び腰を激しく動かし始める。
「いやぁあん! ぁあ! ぁあん!」
本当にこういう行為が気持ちいいなんて事、初めて気付いたような気がする。 いや男同士でっていうのは、初めてで本当に男同士でも気持ち良くなる事が分かったような気がする。 でも本当に僕って、そういう気あったのかな?
そう言いながら僕は首を横へと振ってしまう。
……もう! もう! たまらない位に気持ちいい! でも、でも、でも! どうしたらいいのかっていうのが分からないっていうのか……もう、いい加減、イきたくなってくるっ!
「ダメ! ダメッ! きょ、京平さん……」
そうまともに京平さんの事を涙目で見上げてしまっていた僕。
そんな僕に京平さんは再びにこりとしてくれて、
「もう、限界……?」
その問いに思わずコクリと頭を頷かせてしまった。
「じゃあ、動いていい?」
耳側でそう京平さんに囁かれて聞かれて、頭を二度ほど頷かせた直後に、京平さんが急に腰を激しく動かしてきた。
「え? あ、あぁあ! ちょっ!」
だけど京平さんの場合には、激しくけど痛くはない感じで、こうただ単に気持ちいいって言った方がいいのかもしれない。
京平さんが動いてくれて僕の体の方もそれに合わせて揺さぶられる。 そして、それに合わせてっていうのは違うのだけど、段々と京平さんの方も呼吸が荒くなって来た。 しかも額には汗が滲んでいる。
まぁ、そこは僕も人のこと言えないんだけどね。
そう呼吸も荒く額には汗が滲み出ているのだから。 スポーツした後っていう感じだ。
そうそう! 声も出しているのだから、喉も渇いてくるしね。
京平さんが腰を動かす度にベッドがその揺れで軋む。 その音さえ今はこのリズムの中にいるようだ。
そのベッドが軋む音が段々と激しくなってきたと思ったら、今度はゆっくりした動きになってきた。
何だか、それが少し気を休めるタイミングっていうのかな? そこで乱れた呼吸を整えていると再び激しく動かき出す京平さん。
「ぁ……ぁあん!……ん……んん!」
僕の声も京平さんの腰の動きに合わせて、こうリズムかるに出てきたようにも思える。 でも、まぁ、まだ下手くそなんだけどね。 でも今日は初めてなんだから……まぁ、それはそれでいいって京平さんが言ってたし……。
こう僕の方も気持ち良くなってきた所で、僕の方も本格的にイきたくなってきた。
「きょ、京平さん……! イきたいんですけど……」
そうこそりというのか、申し訳無さそうに言うと、京平さんは、
「いいよ……もう、私の方もイきたいって思っていたからね」
と言ってくれて僕の方も安心出来たのかもしれない。 そこに僕は京平さんの方ににこりとすると、それが合図かのように京平さんは再び腰を激しく動かし始める。
「いやぁあん! ぁあ! ぁあん!」
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