【1】(BLR18)ゲイビ男優になった俺!ドキドキの3Pに初挑戦!!(完結)

綺羅 メキ

文字の大きさ
上 下
486 / 565

63

しおりを挟む
 一瞬、京平さんは僕から視線を外して視線を天井へと向けて何か考えている様子だったのだけど、ポンって手を叩くと、

「そういう事!?」

 と今度は僕の事を見つめてくるのだ。 そして気持ち的ににやけると、

「だって……前にココに私のを最終的には挿れるって言ったよね? だから、今は指をココに入れてみたのだけど……」
「あ……」

 そう言われてみればそうだった……。

 京平さんに言われて思い出したっていうのかな? とりあえず仕事なんだから……うん! と僕は気合いを入れると、京平さんの言う通りに体から力を抜く事にする。

 それと同時に息を吐き出す。 そして体から力を抜くのだ。

 それからの僕は胸のドキドキと自分のムスコのドキドキと両方に血液が巡り続け全身までもが熱くなってくる。

 呼吸の方も完全に乱れて来て……肩で呼吸を繰り返すまでになってきていた。

 そんな状態だったからなのか、もう頭が回らない状態だったからなのか、体も頭も何もかも気持ち良すぎて熱くなり過ぎて何が何だか分からないうちに京平さんは僕の中に指を入れてきて指の出し入れをし始める。

 そういう事、初めての僕は……上手く声にならなくて、

「ぁ……ん……んん……」

 と痛いような気持ち悪いようなこう訳の分からないような声にはならないような詰まってような声を出していたのかもしれない。 しかも手で口まで押さえて……。

 そんな僕の仕草に京平さんの方はクスクスとしている。 そして、

「まぁ……最初だから仕方ないよねー……」

 それだけ言って京平さんは、集中する為なのか、僕の中に入っている指を動かし始めてきたのだ。 だが次の瞬間、

「ぁあん! ちょ、え? やめぇ……そ、そこっ!」

 と本当に僕は涙目になってこう声を出してしまっていた。

 そんな僕の反応に京平さんの方はクスクスとしているだけっていう感じだ。

 ……って、そんなに僕の事が面白いのかな?

 だけど、そんなのんびりと何か考えている暇もなく、再び次の瞬間には、

「ぁああん!」

 全身にこう電流が走るような快感が駆け巡ったような気がした。

 ……っていうか……もう、今日の僕はおかしい……あー、分からない……何も考えられないっ! あ……でも……。

 それからは本当に今日の僕は何をされているのかが分からない位、思考が回ってなかったようだ。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

寮生活のイジメ【社会人版】

ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説 【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】 全四話 毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

屈した少年は仲間の隣で絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

真・身体検査

RIKUTO
BL
とある男子高校生の身体検査。 特別に選出されたS君は保健室でどんな検査を受けるのだろうか?

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

少年探偵は恥部を徹底的に調べあげられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...