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「フフ……ビリビリってきた? そうだね……? いい感じなんじゃない? ビリビリきたって事は感じてる証拠なんだしね。 じゃあ、両方のソコやってみる? 一体、玲音君はどうなっちゃうんだろうね?」

 また京平さんが支持をしてきてくれる。

 ……結構、電話越しっていうのもいいのかもしれないな。 京平さんの声を耳元で聞けるし。 だって、僕、京平さんの声好きなんだもん。 もっと、こなしていったら、もう、京平さんの声だけでもイけちゃいそうなんだけど……。 あ、そうだった……。

 そう思って京平さんが言っていた通りに自分の胸の突起を両方摘んでみる。

「ぁ……やぁああん! 京平さん……ぅんん……気持ちいいですっ!」
「それなら、良かったかな? これで、後ろのソコの方の疼きは治ったかな?」
「え? あ……」

 ……そうだ……最初はそんな事で京平さんに助けを求めていたんだっけ? でも……んー、まだまだ疼きは治っていないような気がするんだけどな。

「あ、えっと……そこはまだです……」

 そう申し訳なさそうに答える僕。

 でも京平さんの方は、

「ま、そうだよね?」

 って、僕の事分かってるようだ。

「じゃあ、自分の後ろの蕾、触れられそうかな?」

 ……うわぁああ!

 そうだった……!! そういう事だ。 京平さんに言われてやっと気付いたような気がする。 胸の突起の時は少し恥ずかしい感じはしたのだけど……後ろの蕾は胸の突起の時よりもより恥ずかしい。 それに今きっと京平さんに確かめられていたような気がする。

 だって京平さんは先に「疼くの止まった?」って聞いてきたのだから。 もし、そこで僕が「止まった」と答えていたなら、きっと後ろの蕾を弄るって事はしなかったのであろう。 
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