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 気付くと京平さんの指はゆっくりと出し入れを繰り返し、中の方へと入ってきていたのかもしれない。

「ホント、玲音君は凄いのかもしれないよ。   もう、奥にまで私の指が入っていってるみたいなんだけど?」

   ……へ?   そうなの!? 京平さんの指が奥にまで入っていってるって凄い事なの!?

「……ってここら辺かな!?」

 そう京平さんの言葉と共にある所を突かれた瞬間、僕の口からは、

「ぁああああ! ちょ……え?   そこぉおお! いやぁあああ!」

 という声を僕は上げてしまっていた。

 それを見て京平さんの方はクスクスとしている。

「やっぱり……そこだったんだね」

   京平さんにそこを突かれて、全身に武者震いのような……体中に電気が走ったような感じがした。

「ちょ、え?   あ、そこって……?」
「そこって、男性だけにしかない気持ちいい所なんだけど……」
「男性にしかない気持ちいい所……?」
「まぁ、よく言われている気持ちいいポイントって所かな?   ココを突くと男性なら誰でも気持ち良くなれるって所なんだけど?   こういう事って女性だけが気持ち良くなれる行為ではなくて男性同士でも気持ち良くなれる所はあるんだよって事」
「え?   そうだったんですか!?」

 今の話は僕からしてみたら初耳だ。

 確かに女性と男性がこういう事をして女性は男性に中にモノを入れられて気持ち良くなる事は流石に知識的にはあったのだけど、でも男性同士で中にモノを入れて気持ち良くなるとは知らなかった事だ。

「じゃあ、もう一度、試しに突いてみて上げようか?」

 その質問に僕はどうしたらいいのか分からなくて、うんとも寸ともしないでいると、京平さんはそういう所容赦ないと言った方がいいのであろうか。 返事もしてないのに京平さんはもう一度、僕の後ろの蕾にある気持ちいいポイントという所を指で突いてくる。

「ぅぁああん! やぁああん! ダメぇ! ダメぇ!」

 気付いた時には涙目になっていた。
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