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 しかも段々と諒馬君の方に集中出来なくなってきているような気がする。

「ぁん……! やぁ……ん……いやぁ……」

 と言ってしまった言葉に京平は、

「嫌だ? なら、辞めてしまってもいいのだけど……」

 わざとなのかそんな事を言ってくる京平。

 確かに、いやぁ……って言ってしまったけど、本当は嫌ではない。   だから僕は……

「嫌じゃなくて……その……気持ちいい……っ!!」

   と僕の後ろにいる京平の方に向かって色っぽい顔で見つめる。

「もっと……! して……」

 と双丘を振りながら言う僕。

 もう、ある意味癖みたいなもんだろう。

 だって気持ちいい事は素直になりたいんだもん。 素直にならなきゃ逆に損した気持ちになるからだ。

 今、僕が腰を動かした事で京平持っていた玩具がちょうど後ろの蕾を掠めてような気がした。

 その一瞬たりともビクリとする僕。

「ふぅ……ん!」
「やっぱり、君は入れられる方が向いているのかもしれないね……んじゃあ……」

 と言うと京平はその玩具を今度後ろの蕾の周りをグルグルと円を描き始めてきた。

 このもどかしい感じも結構たまらない。

「ぁ……はぁん……やぁ……ぁあ」

 もう諒馬君の事を攻める事を忘れてしまっている状態だ。

「ほら、玲音君……手の動きが止まってるよ。 ちゃんと諒馬君の事して上げないと諒馬君が痛い事になっちゃうんだけど……」
「あ……」

 喘ぎ声のような気付いたような声を上げる僕。

 確かに完全に諒馬君の事を忘れてたのかもしれない。

 ……真ん中って結構難しいな。

 だって、攻めなきゃなんないし気持ちよくもさせられるし……。
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