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「え? あ、嘘……やぁ……いやぁ……流石に……そ、それは……恥ずかしくて……ぁ……無理っ!!」
「じゃあ……ずっとこの中にピンポン球入ってていいの?」

   そう京平は脅しともとれる言葉で言ってくる。

「あ、え?」

 まさか、そんな事を言ってくるとは思ってなかった僕は少し戸惑っていた。

「玲音君が終わったら諒馬君の方もなんだけど……」

   ……あ、そうだ!!   諒馬君も今日はいたんだっけ?

 僕は諒馬君の方に顔を向けると、どうやら諒馬君の方もピンポン球を後ろの蕾に入れられているようだ。

「先生……もしかして諒馬君の方にも入ってる?」

   そう聞くと京平は、

「勿論、入ってるよ」
「なら、諒馬君が出してるとこ見たら……僕も出してみてもいいけど……」

   まさか僕がそんな事を言うとは思ってなかったのか、京平は顎に手を当て考えているようだ。

「ま、それでもいいかな? 玲音君も人がそういう風にしてるとこ見てみたいって事だろうしね」

   ……ま、そこはちょっと違うんだけど……ま、いいか。   僕的にはただの時間稼ぎみたいなもんだったんだけど……。

「じゃあ、私と同じ位置で見てるかい?」

   そう言うと僕の事を座らせる京平。

 でも座ると逆にピンポン球が中の方に入ってしまいそうで、少し双丘を浮かせておきたいという気持ちになるのかもしれない。

 ……もしかして、それも今の状態では許されない?

「じゃあ、先に諒馬君やっちゃおうか?」
「え? はぁあい!?」

 諒馬君の方はいきなり振られると思ってなかったのであろう。 裏声で返事をしていた。

「だって、玲音君がね……君が出しているとこ見たいって言ってるから……」
「え?   ぇえええ!!」

 ま、当然の反応だろう。 
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