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 京平は僕の方にローションの容器の先端部分を入れた後に諒馬君の方に取り掛かったようだ。 諒馬君から声が漏れてくる。

「っ……ぁ……ちょ……え?   やぁ……待ってっ!!   え? あ、何!? それ、気持ち悪いっって!!」

 演技なのか本気でなのか分からないけど、本当に諒馬君の場合には気持ち悪そうだ。

「ちょ、え? それ、冷たいしっ!!」

 そう文句ばかり言っている諒馬君。

 もしかしたら本音なのかもしれない。

 だって諒馬君は本来ならタチだった筈なのに僕達と組むようになってからは、ネコもやらされているのだから。

「お尻引かないで……ちゃんとやらないと痛い思いするのは諒馬君なんだけど?」
「え? だって……それ、冷たいしっ!   気持ち悪いんだもん!」
「そういうもんなんだから仕方ないでしょ。   それに今日は媚薬が入っているんだから、十分に気持ちよくなれると思うけどなぁ」

   その言葉に諒馬君は僕の方へと顔を向けていた。

「へ?」

 ……あ!  そうかっ! 諒馬君は媚薬使った事がなかったのかもしれないねっ!

 それに気付いた僕は諒馬君の耳側で、

「媚薬っていうのは気持ち良くなれる薬って言ったらいいかな?」
「あ、いや……それは分かってるんだけどさ。   でも、俺的はそういうの使うの初めてだし、ちょっと不安っていうのか……」
「まぁ、使ってみたら分かると思うけどね」

   そう言うと僕の方は演技の方へと移る。

「え? いっぱい!? 中に!?」
「入れたよ……。 玲音君の中にローション沢山入れておいたからね……」

 本当に沢山入れたのかな? 双丘でも振ったら何だかチャポンチャポンと言いそうな位入ってるようにも思える。

「ぁ……ん……」
「諒馬君の方も気持ち良くなってきたのかな?   声出てきたみたいだしね」
「え?   あ……ぁああ!   ちょっと……!?」

 と諒馬君がそう答えた瞬間、

「ぁあああ! やぁあん!」

 と言う声を上げる。

「因みにこの媚薬は即効性だから、直ぐに効いてくると思うよ。 だから、もう効いてきてるみたいで良かったよ。   じゃあ、二人の後ろの蕾に指を入れてってみようか?」

 京平は僕の中に入れていたローションの容器を抜くと、ゆっくりと僕の中に指を入れてくる。 
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