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 そう笑顔で言ってくる京平。

 これで二人共京平に後ろの蕾に指を入れられて慣らされるって事になった。

 諒馬君の方はズボンも下着も脱ぎ終えると、僕みたいに四つん這いになって、京平がいる方へと双丘を向ける。 そうそう、僕の横に諒馬君も並んだという事だ。

 それを見た京平はフフと笑っているようにも思えた。

 ただ暫くの間、京平は何もして来ないというのか、きっとカメラマンさんが二人の双丘を撮っているのであろう。

 きっと二人の青年が双丘を並べている姿なんてそんな事は滅多にはない事なのだから、カメラマンさんもじっくりと撮っているのかもね。

 そんな中、

「じゃあ、そろそろいいかな? それと、忘れてたんだけど……」

   と僕達の後ろの方で何か蓋が開く音が聴こえてくる。

 これはきっとローションの蓋を開けたのであろう。

「そういや、玲音君がさっき痛いって言ってたんだけどさ……先生……ローション使うの忘れてたんだよね?」

 その言葉にどんな反応をしていいのか? 迷っている諒馬君と僕。

 元からそういうのを知っているっていうのもあるのだけど……やっぱ、初めての人にはそう言われても分からないと言った方がいいのかもしれない。

「ま、これを使うと滑りがよくなるから多分、痛くはないと思うよ」

   と言いながら京平はきっと手にローションを乗せている頃だろう。

「私の手は二つしかないから……先ずは玲音君の方にローションを入れて行くからね。 あ、正確には諒馬君の方には指で後ろのココを解していくのと玲音君の方にはローションの先端部分を後ろのココに入れて中にローションを入れるって事なんだけどね」

   その京平の言葉に再び諒馬君と僕は視線を合わせる。

「じゃあ、行くからね」

 そう言うとまずは僕の方にローションの容器の先端部分が入ってくる。

「ふぅ……ん!!   っ!!」
「痛いかな? でも、大丈夫だからねぇ」

   そう言いながら京平はローションの容器を押しているのか容器を押しているようなブチュッ!っていう音が聴こえてくる。

「やぁ……え?   な、何これ!? 中が……気持ち悪い!?」
「まぁ、最初はそうなのかもしれないよねー。 でも、これには薬が入ってるから大丈夫だよ。 耳にした事はない? 媚薬っていうやつなんだけど……」
「……へ?」

   ……それは聞いてないよ。

 状態な僕。 でも、ある意味、最初っから乱れてもいいって事だよね? それはそれでいいのかもしれない。 
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