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京平はポロシャツにジャージ姿だが僕達の方は完全に体操着だ。 白い体操着にしっかりと名前の方も入っている。
僕達は名前でしか呼び合っていないからなのか、胸の所には『れおん』と何故かひらがなで書いてあった。
「って、俺は諒馬ってひらがなで書いてあんじゃん!」
その突っ込みに僕は笑った。
「そりゃな、玲音は可愛いからいいけどさぁ、俺はなぁ、可愛いとかってイメージないし……」
「でも、いいんじゃない? スタッフさんの軽いジョークって事でさ」
京平の方はポロシャツにジャージに体育教師って事で首には笛を付けている。
「やっぱり、京平は何着ても似合うよね?」
そう僕は着替え終えると京平の腕に腕を回しながら可愛い顔で見上げるのだ。
「え? まぁ……そうなのかな?」
「謙遜しなくて大丈夫だよ! だって、本当の事だもん!」
……フフ……京平とイチャイチャするのもここでの楽しみだったりー! だって、京平と僕は恋人同士なんだからイチャイチャしたっていいでしょー! でも、諒馬君の方は僕達がこういう事するの慣れちゃったみたいで自分の事しちゃってるけどー! 僕的には見せつけちゃいたいんだけどなー!
「君達には帽子もあるみたいだけど……ハチマキとどっちにする?」
「あー! 帽子ねぇ? 帽子よりかハチマキの方が萌えちゃわない? だってさぁ、ハチマキがあったら、手首結べちゃうんだよ」
と僕は普通に言ったのだけど京平の方はそれに気付いていなかったのか、
「そうか! ハチマキにはそういう手があったのか!」
と驚いていたようだ。
「じゃあ、黄色のハチマキがいいかな? それともピンク? あー、いやぁ……やっぱ、黄色の方が似合いそう! うんうん! 諒馬君も黄色の方が似合いそうだしねー! なら、黄色にしよっ!」
そう言いながら僕は黄色のハチマキを手にしていた。
そして諒馬君にもそのハチマキを手渡すのだ。
「やっぱ、玲音は女巻きなんだな……」
「え? これが普通なんじゃないの?」
「え? 違うって! 男の場合は額にバンっ! だって!」
「えー! 僕の場合にはそれは似合わないと思うから、こうでいいのっ!」
と僕はハチマキの巻き方について諒馬君と語り出す。
僕達は名前でしか呼び合っていないからなのか、胸の所には『れおん』と何故かひらがなで書いてあった。
「って、俺は諒馬ってひらがなで書いてあんじゃん!」
その突っ込みに僕は笑った。
「そりゃな、玲音は可愛いからいいけどさぁ、俺はなぁ、可愛いとかってイメージないし……」
「でも、いいんじゃない? スタッフさんの軽いジョークって事でさ」
京平の方はポロシャツにジャージに体育教師って事で首には笛を付けている。
「やっぱり、京平は何着ても似合うよね?」
そう僕は着替え終えると京平の腕に腕を回しながら可愛い顔で見上げるのだ。
「え? まぁ……そうなのかな?」
「謙遜しなくて大丈夫だよ! だって、本当の事だもん!」
……フフ……京平とイチャイチャするのもここでの楽しみだったりー! だって、京平と僕は恋人同士なんだからイチャイチャしたっていいでしょー! でも、諒馬君の方は僕達がこういう事するの慣れちゃったみたいで自分の事しちゃってるけどー! 僕的には見せつけちゃいたいんだけどなー!
「君達には帽子もあるみたいだけど……ハチマキとどっちにする?」
「あー! 帽子ねぇ? 帽子よりかハチマキの方が萌えちゃわない? だってさぁ、ハチマキがあったら、手首結べちゃうんだよ」
と僕は普通に言ったのだけど京平の方はそれに気付いていなかったのか、
「そうか! ハチマキにはそういう手があったのか!」
と驚いていたようだ。
「じゃあ、黄色のハチマキがいいかな? それともピンク? あー、いやぁ……やっぱ、黄色の方が似合いそう! うんうん! 諒馬君も黄色の方が似合いそうだしねー! なら、黄色にしよっ!」
そう言いながら僕は黄色のハチマキを手にしていた。
そして諒馬君にもそのハチマキを手渡すのだ。
「やっぱ、玲音は女巻きなんだな……」
「え? これが普通なんじゃないの?」
「え? 違うって! 男の場合は額にバンっ! だって!」
「えー! 僕の場合にはそれは似合わないと思うから、こうでいいのっ!」
と僕はハチマキの巻き方について諒馬君と語り出す。
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