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「気持ちいいとこ悪いけど……」

 そう京平は言うと諒馬の中に自分のモノをゆっくりと挿れていく。

「うっ! ちょ……んん! 痛っ……」
「大丈夫……それに、もう、俺も我慢してたから我慢出来ないしね」

 まだ先だけを挿れるか挿れないか位の所でもう諒馬は根を上げそうにしていた。

「ほら……諒馬……腰動かさないと玲音ちゃんが気持ち良くなれないよ」
「いや……だって……ん!」
「まだまだ、諒馬の中には全然入ってないんだけど……」
「だって……玩具とは比に……っ……ならないっ!」
「でもね……もう、我慢出来ないんだから仕方ないでしょ?」

 そう諒馬の方はまだだって言っているのにどうやら京平は待ってくれなそうもない。

 京平は腰を動かしながら諒馬の後ろの蕾に挿れようと頑張っているのだが、これがなかなか挿れられないでいる。

「諒馬……さっきみたいに力抜いて……」
「む、無理っ!」
「大丈夫だから……先だけ入れば後は気持ちがいいの知ってるでしょ? どっちにしろ、挿れなきゃ終わらないんだからね」
「でも……っ!」
「とりあえず、玲音ちゃんと気持ち良くなってて、その間に挿れちゃうから」

 そう言われ諒馬は再び腰を動かし始める。 すると再び京平は諒馬の中に挿れることを試みたようだ。

 すると今度はすんなり先が挿れることが出来た。

「これで、諒馬も大丈夫かな?」
「ぅあああ……ちょ、キツっ! 無理! 無理! ちょっと! 痛っ!」
「大丈夫……俺が奥を突いてあげれば諒馬も気持ち良くなってくるからね。 じゃ、いくよ」

 京平はそう言うと腰を動かしながら諒馬の奥にあるポイントを突くのだ。

「やぁあああ! ちょ、やぁん! 前と後ろ……ヤバイって!」

 そう体を身震いさせる諒馬。

「でしょ? サンドになった気分はいいでしょ? だから、諒馬のことを真ん中にして上げたかったの」
「こんなんじゃ……ぁ……直ぐに……イっちゃう……」
「そうだろうねぇ」

 と京平はクスリとしている。

「でも、まだ、イく感じではないでしょ? ま、気持ちいい位かな? だから、頑張って諒馬は玲音ちゃんのこと気持ち良くさせて上げてね……最後はみんなで一緒にイった方がいいでしょ?」
「ぁ……う、うん……」

 流石の諒馬も最後はみんなで一緒にイった方がいいと言う言葉に笑顔を漏らす。

 そうだ、こういうことは最後みんなでイった方が気持ちがいいに決まっている。 
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