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「あ、因みに玲音は初めてじゃないから、いきなり玩具を入れても平気だけど、初めてじゃないネコの子には最初中は指で解して上げないとネコの子を痛い思いさせちゃうから気を付けないとね」

 とカメラ目線なのか諒馬に向かって言っているのかは分からないのだが京平は右手の人差し指を立てウィンクまでしていた。

 そして中に玩具を入れたまま京平と諒馬は玲音の胸辺りに腰を下ろすと、

「今日はタチが二人いるんだから、両方供、口で責めちゃおうか?」
「あ……」

「そういうことも出来るんだ」と付け加えたかったのだが諒馬は一言で止める。

「これがタチが二人いる時の醍醐味みたいなもんでしょ?」

 そう言われても今の諒馬からしてみたら、どう答えたらいいか分からないといった所だ。

 とりあえず京平の言葉に頭を頷かせると二人は玲音の胸の突起に唇を近付け舐め始める。

「ん! いやぁ……ぁ……ぁあ! な、何コレ……ヤバいぃーっ! 気持ちいい……!」

 オーバーに気持ち良さをアピールしているのか玲音は体全体をくねらせる。

「ぁ……ぁん! も、もう……イきたいぃ……!!」
「イきたい? イきたくても君はイくことは出来ないと思うけど?」

 そう言われてみればそうだ。

 さっき玲音のモノの先端にチューブみたいなのを付けてしまったのだから玲音はイける訳がない。

「だって……も、もう……体がおかしく……やぁ……ぁん!」

 それでも胸の突起に刺激を続ける京平。 要は玲音の要求を無視しているということだ。

 諒馬が気付くと玲音のモノは自分のお腹に付きそうな位勃っていて、もうモノはパンパンに膨らんでいた。

 本当に玲音は気持ち良さそうだ。 そうでなければここまでにはなれないのだから。

「玲音……まだまだだよ……だって、今日は二人のモノを挿れなきゃならないのだからね。 しっかり、中を広げなきゃならないだろ? それとも、玲音じゃ、もうローターだけじゃ足りない?」

 一旦、京平は玲音の胸の突起から唇を離すと玲音にそう言っている。

「ぅうん……そうじゃなくて……」

 と玲音は涙目で京平のことを見上げ、

「イかせて……」

 そう甘えたような声で訴えるのだ。

「それはさっき言っただろ? 我慢すればするほどイった時の快感は格別なんだって」

 その言葉に「イきたい」と訴えていた玲音は黙ってしまう。

 本当にイくのを我慢したら、いつもとは違う気持ち良さがあるのであろうか。 そこはタチの諒馬には分からないところだ。 
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