【R18/完結】Fall in love

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　ゴーは再び春の隣りへと腰を下ろすと、

「じゃあ、僕達は恋人同士で告白とキスはもう済ませました。　では、後はどんなことが残ってるのでしょうか?」

　そのゴーからの質問に秀は少し考えると、やっと淡白な春でも答えが出て来たのであろう。　今までモヤモヤとしていた答えが出てきてスッキリしたのか一つ息を吐くと、

「やっと、分かった！　さっきっから君はそのことを言ってたんだね。　僕はそういうことに関しては疎くてね……なかなか答えが出てこなかったんだよ」
「まぁ、先程、春さんは男同士については初めてだと言っていましたが、その……流石に女性との経験はありますよね?」

　そうゴーは申し訳なさそうに質問をする。

「……それは、流石にあるよ」
「それなら、大丈夫です。　要はあまり変わりませんから……ただ、女性とは挿れる所が少し違うだけですからね」

　流石に説明してる方も恥ずかしくなってきたのかゴーは少し顔を赤らめながら春とは視線を反らす。

「とりあえず、今日は僕がリードしますから……でも……挿れるのは春さんで……。　挿れるのは僕でもいいのですが…春さんはどちらがいいですか?」
「あ……それなら……」

　流石の春もゴーからの質問に想像したのであろう。　顔を赤くし、

「……それなら……今日は両方共にってのはどうだい?」
「分かりました。　では、今日はそうしましょう。　じゃあ、先に僕がリードしますね……それから、春さんがリードして下さい」

　春はゴーの言葉に頭を頷かせると、ベッドの方へと足を向ける。　そして一人暮らしには似つかないダブルベッドの上へと仰向けに横になるのだ。