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ー閃光ー161
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みんなと話ししている間はいいのだけど、やはりまだ一人になると色々と考え込んでしまうからだ。
まだ雄介がいない頃は、こんなに悩んだことがないくらいだったのに、雄介が居るようになってからは本当に毎日のように何かに悩んでいるような気がする。
だけどそれが嫌っていうわけではない。確かにその忙しい中または悩みの中で、めんどくさいと思うことはたくさんあるのだけど、それ以上に雄介といると楽しいことはたくさんあった。だから雄介といることは全くもって苦とも思ってなんかいない。
だけど、さすがに今の状況っていうのは苦だ。
雄介が記憶喪失になってしまってからの俺達の生活っていうのは一変してしまったのだから。
雄介と恋人になって、それで本当に好きで結婚までして、俺的には本当に本当にこれが幸せな時なんだと思えた瞬間に雄介が記憶喪失になってしまっていた。
あの船の事故で、荒波に揉まれて命だけは助かったものの、さすがに大した怪我では終わらなかったようだ。
まさかその事故の時に、雄介が頭を打っていたとは思ってなかったのかもしれない。
寧ろ、無事に帰還してくれたことに安堵したのだから。
しかもまさか記憶喪失にまでなるとは思ってなかったことだ。
記憶喪失とは、死んでしまった並の喪失感っていうのは計り知れない。
見た目は雄介であって、そこにいるのは本当に全くの別人だからだ。
今の雄介は、記憶喪失前と記憶喪失後では本当に全くの別人になってしまっている。
今の雄介は本当に俺の体を求めてくるような人間で、記憶喪失になる前の雄介っていうのは、優しくて、明るくて、本当に俺思いで……俺はそんな雄介を好きになったのだから。
確かに今の雄介は俺からしてもそんなに好きではない。だけど、そんな雄介から離れてしまうのが違うと思う。
それに俺達っていうのは、結婚したのだから、そう簡単には離れることは出来ないということでもある。
いや、本当に俺は雄介のことが好きになったのだから、雄介とは結婚した。
そう、テレビのニュースで同性同士で結婚出来るようになるっていうのを聞いて、本当に俺の方は心から喜んでいたのだから。それほど俺からしてみたら、雄介っていう存在を誰にも渡したくはなかった。むしろ、こんなにも人のことを好きになったのは初めてなのかもしれない。そして自分がこんなにも独占欲が強い人間だとは思ってなかったのかもしれない。
本当に雄介っていうのは、俺からしてみたら大事な人間なのだから、絶対に手放したくない。寧ろ雄介のおかげで今の俺があるようなもんなのだから。
もし雄介が俺に告白してこなかったら?
今の俺というのは、なかっただろう。
まだ雄介がいない頃は、こんなに悩んだことがないくらいだったのに、雄介が居るようになってからは本当に毎日のように何かに悩んでいるような気がする。
だけどそれが嫌っていうわけではない。確かにその忙しい中または悩みの中で、めんどくさいと思うことはたくさんあるのだけど、それ以上に雄介といると楽しいことはたくさんあった。だから雄介といることは全くもって苦とも思ってなんかいない。
だけど、さすがに今の状況っていうのは苦だ。
雄介が記憶喪失になってしまってからの俺達の生活っていうのは一変してしまったのだから。
雄介と恋人になって、それで本当に好きで結婚までして、俺的には本当に本当にこれが幸せな時なんだと思えた瞬間に雄介が記憶喪失になってしまっていた。
あの船の事故で、荒波に揉まれて命だけは助かったものの、さすがに大した怪我では終わらなかったようだ。
まさかその事故の時に、雄介が頭を打っていたとは思ってなかったのかもしれない。
寧ろ、無事に帰還してくれたことに安堵したのだから。
しかもまさか記憶喪失にまでなるとは思ってなかったことだ。
記憶喪失とは、死んでしまった並の喪失感っていうのは計り知れない。
見た目は雄介であって、そこにいるのは本当に全くの別人だからだ。
今の雄介は、記憶喪失前と記憶喪失後では本当に全くの別人になってしまっている。
今の雄介は本当に俺の体を求めてくるような人間で、記憶喪失になる前の雄介っていうのは、優しくて、明るくて、本当に俺思いで……俺はそんな雄介を好きになったのだから。
確かに今の雄介は俺からしてもそんなに好きではない。だけど、そんな雄介から離れてしまうのが違うと思う。
それに俺達っていうのは、結婚したのだから、そう簡単には離れることは出来ないということでもある。
いや、本当に俺は雄介のことが好きになったのだから、雄介とは結婚した。
そう、テレビのニュースで同性同士で結婚出来るようになるっていうのを聞いて、本当に俺の方は心から喜んでいたのだから。それほど俺からしてみたら、雄介っていう存在を誰にも渡したくはなかった。むしろ、こんなにも人のことを好きになったのは初めてなのかもしれない。そして自分がこんなにも独占欲が強い人間だとは思ってなかったのかもしれない。
本当に雄介っていうのは、俺からしてみたら大事な人間なのだから、絶対に手放したくない。寧ろ雄介のおかげで今の俺があるようなもんなのだから。
もし雄介が俺に告白してこなかったら?
今の俺というのは、なかっただろう。
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