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ー未知ー182
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当然、ファミレスなのだから、何でもかんでも揃っている。今日の俺の気分はスパゲッティだったので、それを頼むことにした。一方、雄介の方は、どうやら本当にガッツリと食べたいようで、
「ほな、俺はハンバーグステーキとミートソースにしようかな?」
「……ブッ!」
その雄介の言葉に、思わず俺は吹き出してしまった。
「……はぁ? え? そんなに食うのか!?」
「へ? 当たり前やんかぁ……だって、終わる時間も分からへんしなぁ……」
「そりゃ、そうだけど……」
雄介の食欲に、俺は引いてしまうくらいだ。しかも、よくそんなに入ると呆れてしまうほどだ。
とりあえず俺たちは注文を済ませ、またしばらく時間が空く。
だけど本当に俺たちは、今までこういう時間をあまり取れてなかったと思う。
二人だけのまったりとした時間だ。
今までの俺たちは、仕事に追われる毎日で、休みの日でもゆったりとした時間はほとんどなかったのだから。
本当に今は、こうしてまったりとする時間なのだろう。
そして、こうして雄介の顔をまともに見るのも久しぶりだ。
雄介は、会った時とあまり変わらない顔をしている。いや、確かに歳を取ってきているのだから、顔は年々老けてきているのだけど、なんだかあまり変わってないような気がするのは気のせいだろうか。
確かに今まであまりにも仕事が忙しすぎて、雄介の顔なんてあまり見たことはなかったが、それでもやっぱり変わってないように思えるのは気のせいだろうか。
そんな雄介に、今自分に余裕があるからなのか、俺は微笑んでしまう。
すると、雄介も笑顔で、
「どないしたん?」
と聞いてくる。
「え? 別に……お前って、昔からあまり変わらないなぁって……」
その俺の言葉に、雄介は首を傾げる。
「……何が? 変わらんの?」
「あー、んー……」
さすがにそう聞かれるとは思っていなかった俺。とりあえずそこはクスッとして、
「……顔、かな?」
なんでか、俺は首を傾げてまで言う。
「……顔?」
ますます、雄介の頭がハテナマーク状態だ。そんな雄介に、俺はさらにクスッとしてくる。
「顔。だってさ、何だか、雄介って、俺と出会った時と変わらないような顔してるもんな。あんま老けたって感じがしねぇっていうの?」
「ん? そういうことなん?」
「あ、ああ……俺が言いたいのは、そこなんだけどな」
「あー、うん……。まぁ、望がそう思うんだったら、そうなんと違うの?」
「ほな、俺はハンバーグステーキとミートソースにしようかな?」
「……ブッ!」
その雄介の言葉に、思わず俺は吹き出してしまった。
「……はぁ? え? そんなに食うのか!?」
「へ? 当たり前やんかぁ……だって、終わる時間も分からへんしなぁ……」
「そりゃ、そうだけど……」
雄介の食欲に、俺は引いてしまうくらいだ。しかも、よくそんなに入ると呆れてしまうほどだ。
とりあえず俺たちは注文を済ませ、またしばらく時間が空く。
だけど本当に俺たちは、今までこういう時間をあまり取れてなかったと思う。
二人だけのまったりとした時間だ。
今までの俺たちは、仕事に追われる毎日で、休みの日でもゆったりとした時間はほとんどなかったのだから。
本当に今は、こうしてまったりとする時間なのだろう。
そして、こうして雄介の顔をまともに見るのも久しぶりだ。
雄介は、会った時とあまり変わらない顔をしている。いや、確かに歳を取ってきているのだから、顔は年々老けてきているのだけど、なんだかあまり変わってないような気がするのは気のせいだろうか。
確かに今まであまりにも仕事が忙しすぎて、雄介の顔なんてあまり見たことはなかったが、それでもやっぱり変わってないように思えるのは気のせいだろうか。
そんな雄介に、今自分に余裕があるからなのか、俺は微笑んでしまう。
すると、雄介も笑顔で、
「どないしたん?」
と聞いてくる。
「え? 別に……お前って、昔からあまり変わらないなぁって……」
その俺の言葉に、雄介は首を傾げる。
「……何が? 変わらんの?」
「あー、んー……」
さすがにそう聞かれるとは思っていなかった俺。とりあえずそこはクスッとして、
「……顔、かな?」
なんでか、俺は首を傾げてまで言う。
「……顔?」
ますます、雄介の頭がハテナマーク状態だ。そんな雄介に、俺はさらにクスッとしてくる。
「顔。だってさ、何だか、雄介って、俺と出会った時と変わらないような顔してるもんな。あんま老けたって感じがしねぇっていうの?」
「ん? そういうことなん?」
「あ、ああ……俺が言いたいのは、そこなんだけどな」
「あー、うん……。まぁ、望がそう思うんだったら、そうなんと違うの?」
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