BLR18【2】ノンケだった俺が男と初体験!ー結婚編ー

綺羅 メキ

文字の大きさ
上 下
651 / 929

ー未知ー145

しおりを挟む
 こう雄介っていう人物は不思議と自然に誘導してくれているような気がする。

「なぁ、指もええかもしれへんけど……今日は望もそういう気やって言うんやったら、もう、玩具使ってええ?」
「……え?」

 再び俺の方は声を裏返す。 だけど今さっき自分は今日素直になると心の中で宣言したのだから、

「あ、ああ……いい……」

 そう言うのだった。

 そこに雄介の方は満足したかのようにクスリとすると、そこら辺へと持って来た玩具を手にするのだ。

 玩具にローションを垂らし、俺の蕾の中へと入れて来る。

 しかし俺のソコというのは、とっくに受け入れるのを待っていたかのように、すんなりと俺の中へと入って行く。

 俺の中に入って来た玩具というのは、あまり異物感というのか違和感というのかキツさというのを感じないところからすると、一番小さいサイズのローターなのかもしれない。

 俺の中へと簡単に入って来たそのローター。 今ではただ単にポコんっていう感じで入って来ただけだ。

 そこに俺の方はまだ拍子抜け状態なのかもしれない。

 寧ろ何だかまだまだ全然余裕があるのだから。

 本当に俺の体っていうのはこういう行為に慣れて来てしまったということなのであろう。 いいのであろうか、悪いのであろうか。 そこは分からないところなのだが。

「やっぱ、こんな小さいのじゃ、何も気持ち良くないか?」

 独り言のような俺に問いかけてきているような言葉に、俺の方は、

「あ、いやぁ……?」

 と答える。

 その答えに雄介は、

「ま、そうやんなぁ……ま、これくらいやったら、もう、望じゃ、余裕だと思うしな……」

 そう言うと、何か今度はスイッチを入れ替えたように、

「ほなら、これは?」

 そう言って、急に玩具のスイッチを入れる雄介。

 すると俺の中で急の振動が入り、俺の中で震え始める。

「はぁ!? ぇ? ぇええ?! ちょっ!」

 それと同時に腰が跳ねる俺。

 そりゃ、人間のことを気持ち良くさせる為に開発された物なのだから、俺が反応してしまうのは当たり前なことなのであろうが、まさかここまで体が跳ねるとは思ってなかったのかもしれない。

「ぁ……んっ! ちょ……ん!」
「ん? ダメか?」

 と言われて急に雄介の方は中から玩具を抜いてしまうのだ。

「へ? ちょ、待っ……てっ!」

 思わずそう言ってしまっていた俺。 いやマジでなんていうのか雄介が抜くタイミングでそう言ってしまっていたのだから、きっと雄介には『マジで待って』と思われてしまったのかもしれない。

 俺の方は玩具が抜けたと同時に安堵の声を漏らす。 そして何気に刺激が強く感じたのは気のせいであろうか。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...