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ー未知ー81
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「もう、ちょっとな……」
ちょっときつそうな感じで言って来ている雄介。
しかし一体何で雄介の方はキツそうなのであろうか。 そこは俺には分からないところなのかもしれない。
そう気付いた時にはもう俺の方は女性側になっていたのだから。 それをそういう用語では『ネコ』と言うらしいのだけど。
「力抜いて……」
「……ん?」
本当に俺からしてみたら、未だにキツそうな表情で言って来る雄介にハテナマーク状態だ。
なら、聞いてみた方が早いと思った俺は、
「あのさ……さっきからお前、どうしたんだ? その……キツそうな顔してるし、言葉でもニュアンス的にそう言ってるだろ?」
その何気ない俺からの質問に今度目を丸くしたのは雄介の方なのかもしれない。
そういう事本当に今までの俺だったら聞いたことがなかったからなのかもしれないのだが。
「……ん?!」
本当にその質問自体にビックリしているようで、声までも上げている雄介。
そんな雄介に一瞬頬を膨らませながら見上げるのだ。
「え? あ、んーと……」
と俺の表情に気付いたのか、今度は視線を逸らしてまで考えてくれている雄介。
「あ、そやなぁ。 ん、まぁ……聞いた事あらへんか? その……望の中ってな、キツくて、こうなかなか奥に入らないねんなぁ……そうそう、いつまで経っても、中がキツい人って……そりゃ、男からしてみたら、キツい方が気持ちよくてめっちゃええねんけど……お前の体に負担が掛からんかなぁ? って思うてな……んで、体から力を抜いてくれると、中が緩むし俺もお前も気持ち的に楽になるっていうんかな?」
「あ……」
その雄介の説明で分かったような気がして来た。 それでよく雄介は俺に力を抜いてくれ。 と言っているということなのであろう。
「あ、そういうことな……なら、力抜いた方が、お前にもいいし、俺にもメリットがあるってことなんだな」
「あ、ああ……まぁ、そういうことやんなぁ……」
「力を抜くって言ってもさ……人間って、痛いと無意識に力が入ってしまうもんだろ? そこは、仕方ない所なんじゃねぇのか?」
「……って、事は、やっぱ、まだ、望の場合には中に挿れると痛いんか?」
そう心配そうな表情で聞いて来る雄介。
「え? あ、いや……そういう訳じゃねぇんだけどさ……」
俺の方は雄介から視線を離して、そう答えるのだ。
「視線を俺から離してしまうっていうことは、そういうことやねんな?」
「え? いや……そんなんじゃないってばさぁ……」
「まだ、痛いんだったら、痛いって言うてくれた方が、こっちからしてもいいんだけどな……」
「そうじゃなくて、だって、雄介の方だって、もう、限界に近いんだろ? それに、俺達の場合には、もう、何回もシてるんだからさ、そういうところは気にしなくてもいいんじゃねぇのかな?」
ちょっときつそうな感じで言って来ている雄介。
しかし一体何で雄介の方はキツそうなのであろうか。 そこは俺には分からないところなのかもしれない。
そう気付いた時にはもう俺の方は女性側になっていたのだから。 それをそういう用語では『ネコ』と言うらしいのだけど。
「力抜いて……」
「……ん?」
本当に俺からしてみたら、未だにキツそうな表情で言って来る雄介にハテナマーク状態だ。
なら、聞いてみた方が早いと思った俺は、
「あのさ……さっきからお前、どうしたんだ? その……キツそうな顔してるし、言葉でもニュアンス的にそう言ってるだろ?」
その何気ない俺からの質問に今度目を丸くしたのは雄介の方なのかもしれない。
そういう事本当に今までの俺だったら聞いたことがなかったからなのかもしれないのだが。
「……ん?!」
本当にその質問自体にビックリしているようで、声までも上げている雄介。
そんな雄介に一瞬頬を膨らませながら見上げるのだ。
「え? あ、んーと……」
と俺の表情に気付いたのか、今度は視線を逸らしてまで考えてくれている雄介。
「あ、そやなぁ。 ん、まぁ……聞いた事あらへんか? その……望の中ってな、キツくて、こうなかなか奥に入らないねんなぁ……そうそう、いつまで経っても、中がキツい人って……そりゃ、男からしてみたら、キツい方が気持ちよくてめっちゃええねんけど……お前の体に負担が掛からんかなぁ? って思うてな……んで、体から力を抜いてくれると、中が緩むし俺もお前も気持ち的に楽になるっていうんかな?」
「あ……」
その雄介の説明で分かったような気がして来た。 それでよく雄介は俺に力を抜いてくれ。 と言っているということなのであろう。
「あ、そういうことな……なら、力抜いた方が、お前にもいいし、俺にもメリットがあるってことなんだな」
「あ、ああ……まぁ、そういうことやんなぁ……」
「力を抜くって言ってもさ……人間って、痛いと無意識に力が入ってしまうもんだろ? そこは、仕方ない所なんじゃねぇのか?」
「……って、事は、やっぱ、まだ、望の場合には中に挿れると痛いんか?」
そう心配そうな表情で聞いて来る雄介。
「え? あ、いや……そういう訳じゃねぇんだけどさ……」
俺の方は雄介から視線を離して、そう答えるのだ。
「視線を俺から離してしまうっていうことは、そういうことやねんな?」
「え? いや……そんなんじゃないってばさぁ……」
「まだ、痛いんだったら、痛いって言うてくれた方が、こっちからしてもいいんだけどな……」
「そうじゃなくて、だって、雄介の方だって、もう、限界に近いんだろ? それに、俺達の場合には、もう、何回もシてるんだからさ、そういうところは気にしなくてもいいんじゃねぇのかな?」
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