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ー未知ー54
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きっと今まで恋人同士だったのが、婚約にまできたのだから、気持ち的にも違うのであろう。 婚約まで来たら、もう相手の事を信じられるという所まで来てるのだから。
いや実際、本当に今の俺というのは雄介の事を信じている。
長年恋人同士でもあったし、長年、雄介の事を見て来ているのだから、今の所雄介には何一つ悪い所というのは無いのだから。
本当に俺からしてみたら勿体無いくらいの人物だと未だに思っている。
今まで雄介の事を見て来たけど、浮気もする気配もなく一途だし、本当に優しい。 家事だってめんどくさがらずに寧ろ自らやってくれるし、本当に本当に雄介の嫌な所は無いのだから。 さっきも言ったけど、雄介唯一の弱点だった決断力も医者になってからは完全に付いたのだから、本当に全くもって雄介に悪い所なんて無い。 世に言う、スパダリさんになったようにも思える。
容姿も申し分無いし、お金だって医者なのだから十分にある。 性格に関しても本当に申し分無いのだから、本当に本当に雄介の場合にはスパダリという言葉が似合う男だろう。
確かに、何だかそう考えると、本気で雄介の事を惚れ直してしまう。
目の前には完璧な男性がいるのだから。 本当に女性なら、惚れて当たり前の男なのであろう。
そう考えると急に雄介の事が愛おしくなってしまったのか、俺の方は雄介の背中へと腕を回し、雄介の胸へと顔を埋め抱きしめるのだ。
「……ん?」
と雄介の気の抜けたような声が聞こえて来たけど、それでも俺の方は雄介の体を抱き締めたままでいる。
「……何?! 急にどうしたん?」
優しくて俺の事を心配してくれている雄介の声が上から降って来る。
「……ん?」
俺はその声に反応して、雄介の方へと視線を向けるのだ。
そこには本当に声と一緒で優しくて俺の事を心配そうな表情で見つめて来る雄介の姿があった。
別に心配されるような事はしてないのだけど、何でか今の雄介は俺の事を心配しているような表情をしている。
そして俺の方はその心配そうな表情をしている雄介の唇へと近付き、唇を重ねる。
何度も角度を変えて、時折、舌を絡めたり、雄介の唇を軽く食んだりして何度も唇を重ねる俺。
本当に俺からしてみても雄介という人間は愛おしいという事なのだから。
自分から何度も唇を重ねていると、段々と体中の血液が全身を回り始め、瞳もこう愛おしい人を見つめ誘うように潤わせていたのかもしれない。
「はぁ……望……」
そんな俺の事を見つめていたからなのか、今まで以上に余計に俺の事愛おしく呼んでいたようにも思える。
本当に今日の俺達っていうのは、いつも以上に盛り上がってしまっているのかもしれない。
いや実際、本当に今の俺というのは雄介の事を信じている。
長年恋人同士でもあったし、長年、雄介の事を見て来ているのだから、今の所雄介には何一つ悪い所というのは無いのだから。
本当に俺からしてみたら勿体無いくらいの人物だと未だに思っている。
今まで雄介の事を見て来たけど、浮気もする気配もなく一途だし、本当に優しい。 家事だってめんどくさがらずに寧ろ自らやってくれるし、本当に本当に雄介の嫌な所は無いのだから。 さっきも言ったけど、雄介唯一の弱点だった決断力も医者になってからは完全に付いたのだから、本当に全くもって雄介に悪い所なんて無い。 世に言う、スパダリさんになったようにも思える。
容姿も申し分無いし、お金だって医者なのだから十分にある。 性格に関しても本当に申し分無いのだから、本当に本当に雄介の場合にはスパダリという言葉が似合う男だろう。
確かに、何だかそう考えると、本気で雄介の事を惚れ直してしまう。
目の前には完璧な男性がいるのだから。 本当に女性なら、惚れて当たり前の男なのであろう。
そう考えると急に雄介の事が愛おしくなってしまったのか、俺の方は雄介の背中へと腕を回し、雄介の胸へと顔を埋め抱きしめるのだ。
「……ん?」
と雄介の気の抜けたような声が聞こえて来たけど、それでも俺の方は雄介の体を抱き締めたままでいる。
「……何?! 急にどうしたん?」
優しくて俺の事を心配してくれている雄介の声が上から降って来る。
「……ん?」
俺はその声に反応して、雄介の方へと視線を向けるのだ。
そこには本当に声と一緒で優しくて俺の事を心配そうな表情で見つめて来る雄介の姿があった。
別に心配されるような事はしてないのだけど、何でか今の雄介は俺の事を心配しているような表情をしている。
そして俺の方はその心配そうな表情をしている雄介の唇へと近付き、唇を重ねる。
何度も角度を変えて、時折、舌を絡めたり、雄介の唇を軽く食んだりして何度も唇を重ねる俺。
本当に俺からしてみても雄介という人間は愛おしいという事なのだから。
自分から何度も唇を重ねていると、段々と体中の血液が全身を回り始め、瞳もこう愛おしい人を見つめ誘うように潤わせていたのかもしれない。
「はぁ……望……」
そんな俺の事を見つめていたからなのか、今まで以上に余計に俺の事愛おしく呼んでいたようにも思える。
本当に今日の俺達っていうのは、いつも以上に盛り上がってしまっているのかもしれない。
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