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ー未知ー50
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イけそうでイけない。
そんな状態が続いている俺。
だからなのか余計に体の方は熱くなってくる一方だ。
そして今度は雄介の方は激しく指を動かしてくるものの、突いて欲しい所にはなかなか突いてくれないといった感じだ。
部屋内にくちゅくちゅという水音だけが響き渡り、今度は聴覚をも刺激してくる雄介。
それなのに、本当に突いて欲しい所には突いてくれないという感じがまだまだ続いている。
「ぁ……も、もうっ! げ……」
「限界」と言いそうになって、俺の方は口を紡いでしまう。 何でかそう言った言葉をなかなか口に出来ないのは俺だ。
それがきっと簡単に言えたなら、雄介は中にある気持ちいいポイントを突いてくれるだろう。 だけど俺の方はきっとプライドが邪魔をして本当にそれを言う事が出来ない。
再び俺の方は自分が情けなくなって拳を握る。
もしかしたら、今日のこの行為っていうのは、何か雄介に試されているのかもしれない。 それにもう直ぐ、俺達っていうのは:夫夫(ふうふ)になる。 だからある意味何でも話し合える仲とか隠し事は無しだとか、そういった意味で雄介の方は焦ったくしているのかもしれない。
そう思った俺は、「物足りない」とか「イきたい」っていう言葉を口にする事を決意する。
「ゆ、雄……す、け……あのっ!」
ここまで頑張って言って来たのだが、その後の言葉を繋げる事が出来ない俺。
「やっぱり、俺の口からそんな恥ずかしい言葉を言える訳がない」と心の中で思うと再び拳を握る。 それでも雄介の方は未だに俺の蕾の中へと単調に指も出し入れの作業は止めないようだ。
また次第に俺の腰が動き始める。
本当にそれだけではもどかしくて仕方がない。
「も、もう……!」
こう何かがギリギリまで来ているような気がするのだけど、本当に後一歩が足りないもんだから、俺の体はイく事さえも出来ない位だ。
当然ここまで来たなら息も上がってくる。 体もとうに熱くなって来ているのだから当然だろう。 今全身を駆け巡っている血がずっと走りっぱなしなのだから。
本当にこの状況が俺の方で辛くなってくる。 出したいものを出せないのだから当然だろう。
「ん……んんっ! も、もう……分かった……ゆ、雄……すけ……? ゴメン……イかせて、くれねぇか?」
熱い吐息と一緒に言葉を繋げる。 これで十分に俺の気持ちが雄介に伝わった事だろう。
「ほな、イかせて上げるな……」
その雄介の優しい声に何だか急にホッとした俺。
だけどその後というのは、これでもかっていうくらいに雄介は俺の中にある気持ちいいポイントを指だけで突いて来て、
「ちょ、ぁああん! はぁあん! いやぁあん! ダメ、だめぇええええ! それ、イく! 絶対にそれは……イくからぁあああ!」
本当に今までにはないような気持ち良さが俺の体を支配しているような気がして来た。 言葉だって本当に素直に勝手に出て来てしまっている位なのだから。
そんな状態が続いている俺。
だからなのか余計に体の方は熱くなってくる一方だ。
そして今度は雄介の方は激しく指を動かしてくるものの、突いて欲しい所にはなかなか突いてくれないといった感じだ。
部屋内にくちゅくちゅという水音だけが響き渡り、今度は聴覚をも刺激してくる雄介。
それなのに、本当に突いて欲しい所には突いてくれないという感じがまだまだ続いている。
「ぁ……も、もうっ! げ……」
「限界」と言いそうになって、俺の方は口を紡いでしまう。 何でかそう言った言葉をなかなか口に出来ないのは俺だ。
それがきっと簡単に言えたなら、雄介は中にある気持ちいいポイントを突いてくれるだろう。 だけど俺の方はきっとプライドが邪魔をして本当にそれを言う事が出来ない。
再び俺の方は自分が情けなくなって拳を握る。
もしかしたら、今日のこの行為っていうのは、何か雄介に試されているのかもしれない。 それにもう直ぐ、俺達っていうのは:夫夫(ふうふ)になる。 だからある意味何でも話し合える仲とか隠し事は無しだとか、そういった意味で雄介の方は焦ったくしているのかもしれない。
そう思った俺は、「物足りない」とか「イきたい」っていう言葉を口にする事を決意する。
「ゆ、雄……す、け……あのっ!」
ここまで頑張って言って来たのだが、その後の言葉を繋げる事が出来ない俺。
「やっぱり、俺の口からそんな恥ずかしい言葉を言える訳がない」と心の中で思うと再び拳を握る。 それでも雄介の方は未だに俺の蕾の中へと単調に指も出し入れの作業は止めないようだ。
また次第に俺の腰が動き始める。
本当にそれだけではもどかしくて仕方がない。
「も、もう……!」
こう何かがギリギリまで来ているような気がするのだけど、本当に後一歩が足りないもんだから、俺の体はイく事さえも出来ない位だ。
当然ここまで来たなら息も上がってくる。 体もとうに熱くなって来ているのだから当然だろう。 今全身を駆け巡っている血がずっと走りっぱなしなのだから。
本当にこの状況が俺の方で辛くなってくる。 出したいものを出せないのだから当然だろう。
「ん……んんっ! も、もう……分かった……ゆ、雄……すけ……? ゴメン……イかせて、くれねぇか?」
熱い吐息と一緒に言葉を繋げる。 これで十分に俺の気持ちが雄介に伝わった事だろう。
「ほな、イかせて上げるな……」
その雄介の優しい声に何だか急にホッとした俺。
だけどその後というのは、これでもかっていうくらいに雄介は俺の中にある気持ちいいポイントを指だけで突いて来て、
「ちょ、ぁああん! はぁあん! いやぁあん! ダメ、だめぇええええ! それ、イく! 絶対にそれは……イくからぁあああ!」
本当に今までにはないような気持ち良さが俺の体を支配しているような気がして来た。 言葉だって本当に素直に勝手に出て来てしまっている位なのだから。
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