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ー未知ー36
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そうだ。 よくよく考えてみると、最近は島でみんなで暮らしている時にだったのだから、俺の方は気持ち的にこういう行為から逃げていたからなのかもしれない。 だけど今日は誰もいない状態だ。 それでもって雄介とは婚約をした仲なのだから余計にだろう。 だから完全に雄介に体を委ねているという事なのかもしれない。
こういう行為で完全に体を人に委ねると、本当に本当に体が気持ち良く感じるのは気のせいであろうか。
それの何年と雄介と体を重ねて来ている俺の体というのは、雄介とスると気持ちいいというのは知っているからなのかもしれない。
「望のバスローブも脱がしていくな……」
「……へ? んん!?」
こう何か言おうとしたのだけど、どうやら雄介の唇で再び俺の唇は塞がれてしまったようだ。
本当に雄介はその言葉通りに俺が着ているバスローブの紐を外しに掛かる。 そして紐を外し終えると、今度はバスローブの前をはだけさせてくるのだ。 だからなのか俺の肌が露わになる。
「ホンマ、望の肌っていうのは、スベスベやんなぁ……」
バスローブをはだけさせた後っていうのは、雄介の指先が俺の皮膚に触れて来る。 それさえも今は体をビクリとさせてしまう俺。
「ふぅ……ぁ……」
「ホンマ、敏感な体になったよなぁ……それだけでも声出てまってるんやから」
そのちょっと意地悪そうな雄介の言葉に一瞬俺は雄介の事を睨み上げようとしたのだけど、本当に雄介っていうのは太陽みたいな笑顔で俺の事を見つめて来るのだから、その表情さえも俺の方は諦めてしまう程だ。 そう全くもって雄介には下心みたいなのが無いからであろう。
本当、雄介っていう人間は純粋そのものだ。
もしかしたら、そこは意地悪で言っているのであろう。 と思っていても実際全くもって意地悪な意味で使っているっていう事はないのだから。
きっと俺はそこも雄介が好きな所なのかもしれない。
実際、和也という人間が下心ありありで裕実に言うもんだから、裕実が怒っている姿を何度も見た事があるのだから。
「ゆ、雄介……もう、俺の腕離して……」
「ん?」
俺のその言葉に「何で?」っていう表情を見せる雄介。
本当に雄介っていうのは純粋だと思ってしまい、寧ろこっちがクスクスとしてしまうくらいなのだから。
「もう、俺はお前から逃げる気はないからな……寧ろ、今日は俺もこういう気分だからさ、大丈夫っていう意味で……」
「あ、そういう事な……」
と納得してくれると雄介の方はゆっくりと手首を握っていた手を離してくれるのだ。
「ん……」
そこで俺は甘い返事をすると、その今離してくれた手を今度雄介の首へと回す。
「これの方がいいだろ?」
「え? あ、まぁ……そうやんな……」
そして俺の方はその腕に力を込めて、雄介の顔を自分の方へと引き寄せるのだった。
こういう行為で完全に体を人に委ねると、本当に本当に体が気持ち良く感じるのは気のせいであろうか。
それの何年と雄介と体を重ねて来ている俺の体というのは、雄介とスると気持ちいいというのは知っているからなのかもしれない。
「望のバスローブも脱がしていくな……」
「……へ? んん!?」
こう何か言おうとしたのだけど、どうやら雄介の唇で再び俺の唇は塞がれてしまったようだ。
本当に雄介はその言葉通りに俺が着ているバスローブの紐を外しに掛かる。 そして紐を外し終えると、今度はバスローブの前をはだけさせてくるのだ。 だからなのか俺の肌が露わになる。
「ホンマ、望の肌っていうのは、スベスベやんなぁ……」
バスローブをはだけさせた後っていうのは、雄介の指先が俺の皮膚に触れて来る。 それさえも今は体をビクリとさせてしまう俺。
「ふぅ……ぁ……」
「ホンマ、敏感な体になったよなぁ……それだけでも声出てまってるんやから」
そのちょっと意地悪そうな雄介の言葉に一瞬俺は雄介の事を睨み上げようとしたのだけど、本当に雄介っていうのは太陽みたいな笑顔で俺の事を見つめて来るのだから、その表情さえも俺の方は諦めてしまう程だ。 そう全くもって雄介には下心みたいなのが無いからであろう。
本当、雄介っていう人間は純粋そのものだ。
もしかしたら、そこは意地悪で言っているのであろう。 と思っていても実際全くもって意地悪な意味で使っているっていう事はないのだから。
きっと俺はそこも雄介が好きな所なのかもしれない。
実際、和也という人間が下心ありありで裕実に言うもんだから、裕実が怒っている姿を何度も見た事があるのだから。
「ゆ、雄介……もう、俺の腕離して……」
「ん?」
俺のその言葉に「何で?」っていう表情を見せる雄介。
本当に雄介っていうのは純粋だと思ってしまい、寧ろこっちがクスクスとしてしまうくらいなのだから。
「もう、俺はお前から逃げる気はないからな……寧ろ、今日は俺もこういう気分だからさ、大丈夫っていう意味で……」
「あ、そういう事な……」
と納得してくれると雄介の方はゆっくりと手首を握っていた手を離してくれるのだ。
「ん……」
そこで俺は甘い返事をすると、その今離してくれた手を今度雄介の首へと回す。
「これの方がいいだろ?」
「え? あ、まぁ……そうやんな……」
そして俺の方はその腕に力を込めて、雄介の顔を自分の方へと引き寄せるのだった。
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