539 / 929
ー未知ー33
しおりを挟む
きっと独占欲だけで雄介の事を止めようとしているのではなく、やはりこういう行為に最近目覚めたからと言ってもおかしくはないのかもしれない。
本当にダメだ……最近は、性欲をセーブする事が出来なくなって来ているのかもしれない。 確か、一週間前にもシたようにも思えるからだ。
それにもう雄介とは散々話をしてきて、結婚もする事にもなっている。 だからなのか逆に俺の体というのはセーブ出来てないのかもしれない。
婚約とか結婚とかしてない恋人の時だったら、人間っていうのは、どうにかセーブする事は出来たのかもしれないけど、今はもうセーブする事が出来ない体になってしまったようにも思える。
「ほな、今日は望に任すな……」
そう雄介の方も甘い声で言って来ていた。 きっと雄介の方もそういう気分だからなのであろう。
だけど本当にどうしたらいいのか? っていうのは未だによく分からないでいる俺。
さっき雄介の唇に唇を重ねたのだから、次は雄介の体を舐めたらいいのであろうか。
そう自分の心に聞いてみる俺。
今の俺はバスローブを着たまま、雄介のお腹の上に座っている状態だ。 雄介の方も勿論バスローブを着ていて少し前がはだけている姿だって雄介の場合には大人の色気みたいなのがあった。
はだけた隙間から見える雄介の素肌。 昔は消防士をしていたから、訓練やなんやで太陽に当たってて健康的で気持ち的に色黒ぽかったけど、今も色黒な所を見ると、元々地黒な肌の色をしているのであろう。 そこから見える素肌はまだお風呂から上がったばかりなのか、薄っすらと汗が滲んでいるようにも見える。 ホテルの薄明るい照明でも反射してその汗が光って見えているのだから。
それに吸い込まれるように、俺はもう少しだけ雄介が着ているバスローブの前を両方へと開き、手を雄介の胸やお腹へと這わせてみる。
そういつも雄介がやってくれるように優しく撫で回すように触れるのだ。
するとたったそれだけでも雄介の体が少しピクリとしたようにも思える。
「雄介……気持ちいい?」
何だか今日の俺っていうのは、甘く艶っぽい声で雄介にそう言ってしまっていた。
「え? あ、まぁ……な……」
そう視線を逸らして答える雄介。 そんな雄介の方が気まずそうにしているのは気のせいであろうか。 それともいつもは俺の事を舐めたり触れたりとしているのだから、それで雄介の方が感じてしまっている事に恥ずかしさで視線を逸らしてしまっているということなのであろうか。
そこの所は雄介じゃないと分からないところだ。
「雄介……バスローブ脱いで……」
「……へ?!」
その俺の言葉を聞いて、目を丸くしながら俺の方へと視線を向けて来る。 その雄介の反応が新鮮に感じるからなのか、それとも俺の方も新鮮に感じているからなのか、胸の鼓動が既に早くなって来たようにも思える。
本当にダメだ……最近は、性欲をセーブする事が出来なくなって来ているのかもしれない。 確か、一週間前にもシたようにも思えるからだ。
それにもう雄介とは散々話をしてきて、結婚もする事にもなっている。 だからなのか逆に俺の体というのはセーブ出来てないのかもしれない。
婚約とか結婚とかしてない恋人の時だったら、人間っていうのは、どうにかセーブする事は出来たのかもしれないけど、今はもうセーブする事が出来ない体になってしまったようにも思える。
「ほな、今日は望に任すな……」
そう雄介の方も甘い声で言って来ていた。 きっと雄介の方もそういう気分だからなのであろう。
だけど本当にどうしたらいいのか? っていうのは未だによく分からないでいる俺。
さっき雄介の唇に唇を重ねたのだから、次は雄介の体を舐めたらいいのであろうか。
そう自分の心に聞いてみる俺。
今の俺はバスローブを着たまま、雄介のお腹の上に座っている状態だ。 雄介の方も勿論バスローブを着ていて少し前がはだけている姿だって雄介の場合には大人の色気みたいなのがあった。
はだけた隙間から見える雄介の素肌。 昔は消防士をしていたから、訓練やなんやで太陽に当たってて健康的で気持ち的に色黒ぽかったけど、今も色黒な所を見ると、元々地黒な肌の色をしているのであろう。 そこから見える素肌はまだお風呂から上がったばかりなのか、薄っすらと汗が滲んでいるようにも見える。 ホテルの薄明るい照明でも反射してその汗が光って見えているのだから。
それに吸い込まれるように、俺はもう少しだけ雄介が着ているバスローブの前を両方へと開き、手を雄介の胸やお腹へと這わせてみる。
そういつも雄介がやってくれるように優しく撫で回すように触れるのだ。
するとたったそれだけでも雄介の体が少しピクリとしたようにも思える。
「雄介……気持ちいい?」
何だか今日の俺っていうのは、甘く艶っぽい声で雄介にそう言ってしまっていた。
「え? あ、まぁ……な……」
そう視線を逸らして答える雄介。 そんな雄介の方が気まずそうにしているのは気のせいであろうか。 それともいつもは俺の事を舐めたり触れたりとしているのだから、それで雄介の方が感じてしまっている事に恥ずかしさで視線を逸らしてしまっているということなのであろうか。
そこの所は雄介じゃないと分からないところだ。
「雄介……バスローブ脱いで……」
「……へ?!」
その俺の言葉を聞いて、目を丸くしながら俺の方へと視線を向けて来る。 その雄介の反応が新鮮に感じるからなのか、それとも俺の方も新鮮に感じているからなのか、胸の鼓動が既に早くなって来たようにも思える。
0
お気に入りに追加
85
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる