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ー未知ー26
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「あん時、和也がな……俺の家にまで来て話したからなぁ……」
「ん?」
その雄介の言葉に俺の方は再び雄介の方へと視線を向けてしまうのだ。 人間相手が運転中だと分かっていても反応はしてしまうもんだろう。
「どういう意味……?」
と俺が訊ねると、雄介の方は話をしてくれるのだ。 きっと雄介の方も俺には隠し事をしたくは無いと思っていてくれているからなのかもしれない。
「和也がな……家に来て、望の事を話ししてくれたんやで……。 そうあの時の俺っていうのは、望の事を抱き締めた時に『離せよ』って言われてまったから、望に嫌われてしまった。 って思うっておったんやけど、和也が言うには、ホンマは違うって言ってたんよ……。 でも、俺の方は信じられなくて、和也が『望が俺にお前の事で色々相談してくるんだよ』っていう言葉で、望も俺に本気なんやって気付かされたって事になるんかな? ホンマ、和也って凄い奴やと思うたわぁ……。 ま、最後に『望の事、幸せにする事が出来ないんだったら、俺が望の事、奪いに行ってやるからなぁ!』の言葉に完全に俺の方は目覚める事が出来たっていうんかな? そして最後の最後に、『望の事はお前に任せたからな』とも言っておったしな。 まぁ、そこで、和也は完全に望には興味は無いっていうのが分かったんやけど……。 もう、あん時の和也っていうのは、完全に望の事を友達としか見てなかったようぬも思えるわぁ……だから、その後の事も和也に完全に任せる事が出来たっていう事なんかな?」
そう話してくれる雄介に腕を組んでまで頷いている俺。
まさかその時にそんなに和也が動いてくれているとは思ってなかったからなのかもしれない。
「ホント、確かに和也って凄いよなぁ……だって、ホント、和也には色々と助けられた事、沢山あるしな。 俺達が喧嘩すると必ずっていう程、和也が動いてくれてたし、裕実も何かと動いてくれてたしな。 裕実の場合には寂しそうに言うから、なんか、こっちが悪い気持ちになってくるっていうのかな?」
「ま、確かに、それはあるよなぁ……。 あないな寂しそうな瞳で見つめられたら、ホンマ、こっちが悪い気持ちになって来るわぁ……」
「……だろ?」
なんて事をクスクスとしながらも気付くと、もう宝石店の前へと来ていたらしく、近場にあるパーキングへと車を停めるとお店へと入って行く。
店内へと入ると、確かに男女のカップルも居るのだが、気持ちばかり同性のカップルも多くなったようにも思える。 そこに安心する俺達。
だからなのか、俺の方も堂々と雄介の腕へと腕を絡ませるた。 確かにちょっと前の俺だったら、こんな事出来なかったのかもしれないのだけど、この雰囲気飲まれたとかじゃなく、本当に雄介とは婚約したり結婚したりしたいと思っているのだから、今は雄介とはこれでいいと思っているからなのかもしれない。
「ん?」
その雄介の言葉に俺の方は再び雄介の方へと視線を向けてしまうのだ。 人間相手が運転中だと分かっていても反応はしてしまうもんだろう。
「どういう意味……?」
と俺が訊ねると、雄介の方は話をしてくれるのだ。 きっと雄介の方も俺には隠し事をしたくは無いと思っていてくれているからなのかもしれない。
「和也がな……家に来て、望の事を話ししてくれたんやで……。 そうあの時の俺っていうのは、望の事を抱き締めた時に『離せよ』って言われてまったから、望に嫌われてしまった。 って思うっておったんやけど、和也が言うには、ホンマは違うって言ってたんよ……。 でも、俺の方は信じられなくて、和也が『望が俺にお前の事で色々相談してくるんだよ』っていう言葉で、望も俺に本気なんやって気付かされたって事になるんかな? ホンマ、和也って凄い奴やと思うたわぁ……。 ま、最後に『望の事、幸せにする事が出来ないんだったら、俺が望の事、奪いに行ってやるからなぁ!』の言葉に完全に俺の方は目覚める事が出来たっていうんかな? そして最後の最後に、『望の事はお前に任せたからな』とも言っておったしな。 まぁ、そこで、和也は完全に望には興味は無いっていうのが分かったんやけど……。 もう、あん時の和也っていうのは、完全に望の事を友達としか見てなかったようぬも思えるわぁ……だから、その後の事も和也に完全に任せる事が出来たっていう事なんかな?」
そう話してくれる雄介に腕を組んでまで頷いている俺。
まさかその時にそんなに和也が動いてくれているとは思ってなかったからなのかもしれない。
「ホント、確かに和也って凄いよなぁ……だって、ホント、和也には色々と助けられた事、沢山あるしな。 俺達が喧嘩すると必ずっていう程、和也が動いてくれてたし、裕実も何かと動いてくれてたしな。 裕実の場合には寂しそうに言うから、なんか、こっちが悪い気持ちになってくるっていうのかな?」
「ま、確かに、それはあるよなぁ……。 あないな寂しそうな瞳で見つめられたら、ホンマ、こっちが悪い気持ちになって来るわぁ……」
「……だろ?」
なんて事をクスクスとしながらも気付くと、もう宝石店の前へと来ていたらしく、近場にあるパーキングへと車を停めるとお店へと入って行く。
店内へと入ると、確かに男女のカップルも居るのだが、気持ちばかり同性のカップルも多くなったようにも思える。 そこに安心する俺達。
だからなのか、俺の方も堂々と雄介の腕へと腕を絡ませるた。 確かにちょっと前の俺だったら、こんな事出来なかったのかもしれないのだけど、この雰囲気飲まれたとかじゃなく、本当に雄介とは婚約したり結婚したりしたいと思っているのだから、今は雄介とはこれでいいと思っているからなのかもしれない。
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