BLR18【2】ノンケだった俺が男と初体験!ー結婚編ー

綺羅 メキ

文字の大きさ
上 下
494 / 929

ー至福ー213

しおりを挟む
 そんな事を思っていたら、今まで雄介の指は一本だったのだが、蕾の入口部分が少しキツくなったような気がするのだから指が二本に増えたという事だろう。

 指二本で俺のソコは押し広げられ中の奥へと雄介の指が入って来る。

 本当にこの行為は何回やっても慣れないのは気のせいであろうか。 ホント、中に指が入って来たという感じは未だに違和感でしかないのだから。

「……ふっ!」

 と思わずお腹に力が入ってしまう俺。

「そうか……まだまだ、望には指二本はキツかったなぁ……」

 そうまた優しく甘い声が聞こえて来る。

「だ、大丈夫だ……キツくはねぇから……ただ、まだまだ違和感があるっていうだけだからさ……」
「そっかぁ……そりゃ、望のココってのは、まだまだ狭いみたいやからなぁ……。 ホンマ、いつまで経ってもココ広がらんしな。 毎回、しっかりココ慣らしていこうなぁ」

 そう言う雄介。 そんな優しい声で言う雄介の顔は見えていないのだけど、きっと笑顔で言ってくれているのであろう。

 確かに雄介の場合、優しくて気持ち的にはこうい行為っていうのはゆっくりなのだけど、もし激しめでもっと言葉攻め的な相手だったら、俺はここまで付いて来ていたのであろうか。 好きになった相手なら、どんな事をしても許せるもんなのであろうか。 そこは俺の中で相手というのは雄介しか経験した事がないのだから分からない所なのかもしれない。 確かに数回和也とはヤった事はあるのだけど、それはある意味和也だけが暴走してしまっているのもあるのだから、愛も何もあったもんじゃない。 だから俺の中ではカウントに入ってないのかもしれない。 いや和也からしてみたら全くもって全然俺に対して愛はあったのであろうが、俺からしてみたら全くもって愛は無かったという方が正解だろう。

 緩やかな雄介の指の動き。 今日はいきなりお風呂でだったのだから、ローションも玩具も無い状況なのだから、ある意味雄介のを挿れるだけという事になるだろう。 だから今日の雄介っていうのはいつもより丁寧なのかもしれない。

 これがベッドの上でだったら、ローションや玩具といった道具が使えるのだからいいのだけど、お風呂ではそうはいかないのだから。

 気付いた時にはもう雄介の指は中の方にまで来ていて、次指が奥に入って来たら、きっといつもの気持ちいいポイントに当たるだろう。

 そんな事、体がもう分かっているのだから、快感が来るのを思わず身構えてしまう。

 次の瞬間、やはり自分が思った通りに雄介の指が俺の気持ちいいポイントを掠めるのだ。

「ん、んん!」

 今は指が気持ちいいポイントを掠めただけだったからなのか、あまり甘い声というのは出なかったように思えるのだが、もう次のターンでは完全に気持ちいいポイントを雄介の指が突く事になるだろう。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...