BLR18【2】ノンケだった俺が男と初体験!ー結婚編ー

綺羅 メキ

文字の大きさ
上 下
489 / 929

ー至福ー208

しおりを挟む
 俺の方は当然、雄介はイって欲しいという思いだ。 だからいつも雄介が俺にしてくれるように一生懸命、雄介のモノを口に含んで先端部分を舐めたり、竿の部分を舐めたりして雄介がイくのを促すばかりだ。

「ふっ! ん、んんっ!」

 と本当に雄介の口からは限界そうな声が漏れて来る。 しかもお風呂なのだから響くような感じでだ。

 だけど雄介の場合、本当に俺の口に白い液体を出したくはないのか、さっきから凄く我慢していそうなのは気のせいであろうか。 そして気持ち的に俺の頭を押しているのだから。

 いやそれでも今日の俺は絶対に雄介の事をイかせて上げたいと思っているのだから、俺の方だって全く離す気持ちなんて毛頭無い。

 そしてさっきよりも激しく手や口のスピードを上げてみる俺。 流石にAV女優のように激しく吸い上げるまではいかないけど、それでも雄介のモノを吸い上げてみるのだ。

「ちょー! ホンマ、それはアカンってぇえええ!」

 さっきよりも切羽詰まってそうな声に今の俺の心の中というのは優越感でいっぱいという所だろう。

「スマン……望……ホンマに、無理やわぁ……」

 本当にギブアップという表情を俺に向けて来る雄介。 それならもう数回雄介のモノを扱いたなら雄介はイく事が出来るだろう。

 その雄介の言葉にニヤリとすると、そのまま数回扱きながら雄介のモノを吸い上げてみる俺。 するともう本当に雄介の方は限界だったのか無意識のうちに腰を動かしてしまっていたようだ。 そして急に雄介の腰が止まったかと思ったら、俺の口の中に温かさを感じる。

 温かさというよりかは熱さの方なのかもしれない。

「はぁ……はぁ……も、もう、満足したやろ?」

 肩で呼吸をしながら言ってくる雄介。 男性にとってイくという行為は、スポーツした後と一緒なのだからイった後というのは荒い呼吸が繰り返されるという事だろう。

 しかし今の雄介というのは若干怒っているようにも思える。

 本当に俺は未だに雄介の気持ちが分かっていないのかもしれない。

「な、それ……早よ、出して……」

 雄介の方はもう息の方が整って来たのか、俺の視線に合わせる為に中腰になり俺の事を真剣な瞳で見つめて来る雄介。

 雄介の息が整うのが早いのはきっと日頃から鍛えているからなのであろう。

 その雄介の言葉に俺の方は首を傾げる。

 だって雄介が言ってる意味が分からないからだ。 だって雄介の場合には俺の白い液体を飲むのだから、俺にだってこの液体を飲む権利というのはあると思うのだから。

「ホンマ、早く、それ出し……」

 そう本気で何だか怒っているように思える雄介の声。 そういつも以上に低い声で俺に言っているのだから。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...