BLR18【2】ノンケだった俺が男と初体験!ー結婚編ー

綺羅 メキ

文字の大きさ
上 下
483 / 929

ー至福ー202

しおりを挟む
「ふぅ……ぁあ!」

 そこを舐められると体の中からゾクゾクと何かが来るような感覚に襲われる。

「な、弱いやろ?」

 何だか、そう自慢げに言って来る雄介の事を睨みたくなってくるのだけど、今の自分達の関係というのは、恋人ではなく婚約者なのだから、それくらいは許せる範囲だろう。 寧ろ、そんな事は普通なのだから。

「ホンマ、望の胸って、小さくて可愛えよなぁ……でもな、ココを舐めたり摘んだりしてると、ココがプックリと勃って来て、もっと、舐めてって言ってるようになるんやで」

 雄介はそう言って俺の胸の突起を唇と唇に挟むのだ。

「ふぅんん! ぁ……!」

 どんなに口を塞いでいても甘い声というのは我慢出来なくなってくるもんだ。 それに本当に好きな人と体を重ねているのだから気持ち良い位なのだろう。 それに今日の俺っていうのは雄介の事を求めているのだから余計になのかもしれない。

「ホンマに、望って、ココ弱いんやな? ココ、もう何回も舐めておるのに、その度にビクビクって体がしておるし、声も可愛え位やしな。 それに、毎回ココを舐めてるとなぁ。 美味しくなってきているように思えるわぁ……。 それに、白い肌にココのピンク色が映えるっていうんかな? 小さいのに、こないに舐めてって言ってるように思えるしな」

 しかし今日の雄介っていうのは、いつも以上に話をしているような気がする。 さっきまでは黙ったままだったように思えるのだが。

 それにもう俺は雄介に遠慮する事はない。 とは言ったのだけど、もしかして、これが雄介の本領発揮という感じなのであろうか。 俺の方だって今日は雄介には本気のつもりなのだから、遠慮する事は無いような気がする。 寧ろ雄介にも気持ち良くなってもらいたいとさえ思っているという事だ。

 確かにこういう行為というのは恥ずかしい事だけど、これから俺は雄介とずっと一緒に人生を歩んで行く人なのだから、どんな自分でも認めて貰った方がいいのであろう。

 どんな自分であろうと、相手がどんな性格であろうと、そこを認め合うのが本当の家族だと思うのだから。

 今日はどんな自分でも雄介の前で曝け出す。 それに人間なのだから、寧ろ三大欲求の一つである性欲を見たそうとしているのだから、ある意味全然普通な欲求の一つでもあろう。

「なぁ、雄介……な、今日は俺はどうしたらいい?」

 もしかしたら本当にこんな事を言うのだって、俺からしてみたら初めての事なのかもしれない。

「……へ?」

 そんな言葉に素っ頓狂な声を上げて、俺の事を見上げるようにして見て来る雄介。 その唇は唾液で濡れてしまっているからなのか光の加減によってキラキラと反射して見える。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...