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ー至福ー200
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「なぁ、もう俺達っていうのはさ、結婚する相手になったんだろ? 寧ろ、婚約者になってるんだから、遠慮なんてしなくてもいいんじゃねぇのかな? なんか、雄介って、まだ、俺に対して遠慮してる感じがあるんだよなぁ。 だから、もう婚約してるんだから、遠慮とかってしなくてもいいんじゃねぇの? って思うんだけど……?」
そう可愛く下から俺は雄介に向かって言ってみる。 今で言ったら小悪魔的な感じなのかもしれない。
「え? あ、ぅん……? あー、なんて言うんかな? 俺的には別に遠慮とかっていうのはしてないっていうの?」
頬を掻きながら言う雄介は本当に照れ臭そうに思える。
「あ、まぁ……誤解されないように望にはちゃんと言うねんけど……。 俺の方は、ホンマに望の事が好きやから、大事にしたいって思うとるからな。 だから、望がシたいと思った時にだけでいいと思うねん。 ってか、自分がシたいからって、俺だけが暴走してしまったって、相手の気持ちはそんな気分になってない訳やろ? そんなんで、シておったら、自分が虚しいだけやんか……だから、二人の気持ちが合った時にスるっていうのが、俺の気持ちっていうんかな?」
そう真剣な瞳で言って来る雄介。 一瞬、俺の方はその純粋な雄介な言葉に目を見開いたのだけど、
「だから、今がその時なんじゃねぇのか? 俺、今は本当に雄介とシたいと思ってるし……」
「あ、まぁ……そうやったな。 今は俺の気持ちだけで動いてないっていう事だったんだもんな」
「なぁ、雄介……何で、今日はそんなに意地悪な事をしてるんだ?」
この流れでやっと中断してしまった行為の方へと会話を持っていけたような気がする。
「へ? 俺が意地悪な事しておったのか?」
「あ、え? あー、何、そこは自覚ねぇの?」
ちょっと怒り気味で言ってみる俺。
「あー、え? あー、そこは、どうなんやろ?」
その反応からすると雄介には今さっきの意地悪な行動というのは自覚が無さそうだ。 という事は無意識のうちに俺に意地悪というのか焦ったい行動をしていたという事になるのであろう。
俺の方はそんな雄介に気付き、軽く息を吐く。 ため息っていう程ではなく、なんかこう愛おしい雄介の行動に息を吐いたっていう感じでだ。
「じゃあ、何で、一番敏感な所を触ってくれなかったんだよ……」
流石の俺もそういう言葉には慣れてなかったからなのか、凄くそんな言葉を言うのは恥ずかしかったのと、そんな表情を雄介に見せる事が出来なかったのか俯き加減で小さな声で言うのだ。
「敏感な所? あ、え? あー、んー、望の反応を見てたかっただけ? って言ったらええのかな? ホンマにそういう気分なんかな? って思ったしな。 だから、途中でも止められるように敏感な部分に触れないでいた。 っていう感じなんかな?」
「……へ?」
寧ろその雄介の言葉で声を裏返したのは俺の方だ。 全くもって雄介っていうのは、そういう事に関しても本当に自分だけで動くではないっていう事が分かったからなのかもしれない。
そう可愛く下から俺は雄介に向かって言ってみる。 今で言ったら小悪魔的な感じなのかもしれない。
「え? あ、ぅん……? あー、なんて言うんかな? 俺的には別に遠慮とかっていうのはしてないっていうの?」
頬を掻きながら言う雄介は本当に照れ臭そうに思える。
「あ、まぁ……誤解されないように望にはちゃんと言うねんけど……。 俺の方は、ホンマに望の事が好きやから、大事にしたいって思うとるからな。 だから、望がシたいと思った時にだけでいいと思うねん。 ってか、自分がシたいからって、俺だけが暴走してしまったって、相手の気持ちはそんな気分になってない訳やろ? そんなんで、シておったら、自分が虚しいだけやんか……だから、二人の気持ちが合った時にスるっていうのが、俺の気持ちっていうんかな?」
そう真剣な瞳で言って来る雄介。 一瞬、俺の方はその純粋な雄介な言葉に目を見開いたのだけど、
「だから、今がその時なんじゃねぇのか? 俺、今は本当に雄介とシたいと思ってるし……」
「あ、まぁ……そうやったな。 今は俺の気持ちだけで動いてないっていう事だったんだもんな」
「なぁ、雄介……何で、今日はそんなに意地悪な事をしてるんだ?」
この流れでやっと中断してしまった行為の方へと会話を持っていけたような気がする。
「へ? 俺が意地悪な事しておったのか?」
「あ、え? あー、何、そこは自覚ねぇの?」
ちょっと怒り気味で言ってみる俺。
「あー、え? あー、そこは、どうなんやろ?」
その反応からすると雄介には今さっきの意地悪な行動というのは自覚が無さそうだ。 という事は無意識のうちに俺に意地悪というのか焦ったい行動をしていたという事になるのであろう。
俺の方はそんな雄介に気付き、軽く息を吐く。 ため息っていう程ではなく、なんかこう愛おしい雄介の行動に息を吐いたっていう感じでだ。
「じゃあ、何で、一番敏感な所を触ってくれなかったんだよ……」
流石の俺もそういう言葉には慣れてなかったからなのか、凄くそんな言葉を言うのは恥ずかしかったのと、そんな表情を雄介に見せる事が出来なかったのか俯き加減で小さな声で言うのだ。
「敏感な所? あ、え? あー、んー、望の反応を見てたかっただけ? って言ったらええのかな? ホンマにそういう気分なんかな? って思ったしな。 だから、途中でも止められるように敏感な部分に触れないでいた。 っていう感じなんかな?」
「……へ?」
寧ろその雄介の言葉で声を裏返したのは俺の方だ。 全くもって雄介っていうのは、そういう事に関しても本当に自分だけで動くではないっていう事が分かったからなのかもしれない。
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