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ー至福ー29
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「も……今日の俺は……はぁ……はぁ……ダメだから……」
そう熱い吐息と共に俺は本当に何かに解放されたかのように熱くなってしまっているモノをズボンの上から雄介のモノへと擦りつける。 こう自分から腰を動かしてまでだ。 それだけでも今の俺からしてみたら気持ちいい。
どうして今日の俺というのは体の熱を解放しようとしてしまっているのであろう。 今まで俺の体がここまで熱くなったっていう事はなかった筈だ。
そしてまだ布の中に隠れているモノの先端部分からは透明な液体が溢れて来てパジャマや下着を濡らしてしまっていた。
「ゆ、雄介……」
と濡れた瞳で、甘い声で雄介の名前を呼んでしまっていた俺。
……本当に今日の俺というのはヤバい気がする。
雄介の事をこのまま襲ってしまいそうな勢いだ。
だけど雄介にモノを擦り付けているだけでは今の俺には物足りない。
「ゆ、雄介……今日の俺……どうにかして……」
と気付いた時には言葉をそこで止めてしまっていた。
「どうにかって?」
そりゃそうだろう。 言葉をそこで止めてしまったのだから。 そこは完全に雄介からしてみたら今の俺の言葉というのはハテナマーク状態に決まっている。
だけど今日の俺というのは頭なんかもう働いてはいない。 なんていうのかもう考えずに言葉が先に出てしまっていたという事だ。 要は全く何も考えて無い状態なのであろう。
人間っていう生き物は、脳というのがある。 だから常に考えて言葉も行動もするもんなのだが、今日の俺というのは本当に脳が考える機能がなくなったかのように考えるより先に行動や言葉にしてしまっているようにも思える。
「……俺にも……分からねぇんだけど」
俺の方は未だに自分で腰を動かしながら、雄介にそう訴える。
「そっか……なら、俺に、体任せてくれへんか?」
そう言いながら雄介はベッドの上に半身を起こして来たのだ。 半身を起こして来た事で今の俺と雄介というのは視線の高さが一緒になった。 そして雄介は俺の後頭部に片手を添えて今度は雄介から唇を重ねて来た。
雄介とはもう何回も唇を重ねて来ている。 特に雄介からというのは、もう本当に何十回もだ。 だからなのか雄介がしたい事が分かっている舌というのは雄介の舌に合わせて濡れた音を立てて部屋内へと響かせるのだ。
それをどれくらい繰り返した頃だろうか、雄介は突然俺の唇から離れ、今度は俺の事をベッドへと押し倒して来る。
「もう、ココ熱くなってしもうて解放したいんか?」
そう言いながら雄介はパジャマの上から俺の熱くなっているモノを擦って来るのだ。 今でさえもう限界なのに雄介の手でソコを擦られてしまったら、当然、俺の口からは甘い吐息しか出てこない。
「はぁ……ぁ……やぁ……ダメぇ……ん……そこ……」
今日は自分から雄介を求めたからなのか本当に欲情に濡れたような声しか出てないように思える。
そう熱い吐息と共に俺は本当に何かに解放されたかのように熱くなってしまっているモノをズボンの上から雄介のモノへと擦りつける。 こう自分から腰を動かしてまでだ。 それだけでも今の俺からしてみたら気持ちいい。
どうして今日の俺というのは体の熱を解放しようとしてしまっているのであろう。 今まで俺の体がここまで熱くなったっていう事はなかった筈だ。
そしてまだ布の中に隠れているモノの先端部分からは透明な液体が溢れて来てパジャマや下着を濡らしてしまっていた。
「ゆ、雄介……」
と濡れた瞳で、甘い声で雄介の名前を呼んでしまっていた俺。
……本当に今日の俺というのはヤバい気がする。
雄介の事をこのまま襲ってしまいそうな勢いだ。
だけど雄介にモノを擦り付けているだけでは今の俺には物足りない。
「ゆ、雄介……今日の俺……どうにかして……」
と気付いた時には言葉をそこで止めてしまっていた。
「どうにかって?」
そりゃそうだろう。 言葉をそこで止めてしまったのだから。 そこは完全に雄介からしてみたら今の俺の言葉というのはハテナマーク状態に決まっている。
だけど今日の俺というのは頭なんかもう働いてはいない。 なんていうのかもう考えずに言葉が先に出てしまっていたという事だ。 要は全く何も考えて無い状態なのであろう。
人間っていう生き物は、脳というのがある。 だから常に考えて言葉も行動もするもんなのだが、今日の俺というのは本当に脳が考える機能がなくなったかのように考えるより先に行動や言葉にしてしまっているようにも思える。
「……俺にも……分からねぇんだけど」
俺の方は未だに自分で腰を動かしながら、雄介にそう訴える。
「そっか……なら、俺に、体任せてくれへんか?」
そう言いながら雄介はベッドの上に半身を起こして来たのだ。 半身を起こして来た事で今の俺と雄介というのは視線の高さが一緒になった。 そして雄介は俺の後頭部に片手を添えて今度は雄介から唇を重ねて来た。
雄介とはもう何回も唇を重ねて来ている。 特に雄介からというのは、もう本当に何十回もだ。 だからなのか雄介がしたい事が分かっている舌というのは雄介の舌に合わせて濡れた音を立てて部屋内へと響かせるのだ。
それをどれくらい繰り返した頃だろうか、雄介は突然俺の唇から離れ、今度は俺の事をベッドへと押し倒して来る。
「もう、ココ熱くなってしもうて解放したいんか?」
そう言いながら雄介はパジャマの上から俺の熱くなっているモノを擦って来るのだ。 今でさえもう限界なのに雄介の手でソコを擦られてしまったら、当然、俺の口からは甘い吐息しか出てこない。
「はぁ……ぁ……やぁ……ダメぇ……ん……そこ……」
今日は自分から雄介を求めたからなのか本当に欲情に濡れたような声しか出てないように思える。
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