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ー鼓動ー196
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そんな感じで雄介の事を待っていた。
そしてやっと検査室から出てくる雄介。
「待たせてスマンな……」
「あ、いや……それは、俺が言った事だしいいんだけどさ。 いや、しかし、一人で待たされると病院って暇なんだな」
「ま、そうやろな。 それよか、診察室前の方に行かへん?」
「あ、そうだったな」
そう言うと俺はベンチから立ち上がる。
「昔はレントゲンとか検査した後はスタッフさんが医者の所へと持って行ったもんだけど……今はパソコンでデータが送られて行く時代になったんだもんな」
「へ? あ、そっか……もう、俺ん時にはパソコンやったしなぁ」
「あ、そっか……雄介の時にはもうパソコンだったのか」
……ちょっとだけ時代の差を感じる。
「それにカルテだって、今はパソコン。 まぁ、ギリギリ俺は学校でパソコン習っていたから大丈夫だったけどさ……それだって、古い機種だったけどな」
「そう言われてみればそうやったやんなぁ。 今の時代何でもかんでもパソコンやし」
「そういや、さっき思ったんだけど、俺の携帯に何かアプリ入れてくんねぇ? 待ってる時は流石に暇だったし」
「え? あ、ええねんけど……パスワードとかって分かるん?」
「パスワード? どうだろ? 忘れちまったかもしれねぇな」
「ほなら、流石の俺でも出来へんで」
「そうなのか?」
「そうなんやって……最初にパスワードって決めるやろ? それその機種使ってる間は絶対に必要やねんで」
「ふーん……そうだったんだ」
そんな話をしながら俺と雄介は診察前へと到着する。
「雄介は何かアプリ入れてるのか?」
「あー、暇な時にチョイチョイやっとるけど……まぁ、そんなに暇な時なんかないしな。 せやから、前に入れたのが入ってる位しかないで」
「そういや……雄介が携帯でゲームやってるとこあんま見た事ないしな」
「そうそう……ホンマに今は暇ない位やし。 それやったら、望達と話しておった方がええしな」
……ま、それは言えてるのかも。
と話が丁度切れた所で雄介の名前が呼ばれる。
そこだけは前と変わっていない。
そこは雄介と診察室へと入って行くのだ。
そしてやっと検査室から出てくる雄介。
「待たせてスマンな……」
「あ、いや……それは、俺が言った事だしいいんだけどさ。 いや、しかし、一人で待たされると病院って暇なんだな」
「ま、そうやろな。 それよか、診察室前の方に行かへん?」
「あ、そうだったな」
そう言うと俺はベンチから立ち上がる。
「昔はレントゲンとか検査した後はスタッフさんが医者の所へと持って行ったもんだけど……今はパソコンでデータが送られて行く時代になったんだもんな」
「へ? あ、そっか……もう、俺ん時にはパソコンやったしなぁ」
「あ、そっか……雄介の時にはもうパソコンだったのか」
……ちょっとだけ時代の差を感じる。
「それにカルテだって、今はパソコン。 まぁ、ギリギリ俺は学校でパソコン習っていたから大丈夫だったけどさ……それだって、古い機種だったけどな」
「そう言われてみればそうやったやんなぁ。 今の時代何でもかんでもパソコンやし」
「そういや、さっき思ったんだけど、俺の携帯に何かアプリ入れてくんねぇ? 待ってる時は流石に暇だったし」
「え? あ、ええねんけど……パスワードとかって分かるん?」
「パスワード? どうだろ? 忘れちまったかもしれねぇな」
「ほなら、流石の俺でも出来へんで」
「そうなのか?」
「そうなんやって……最初にパスワードって決めるやろ? それその機種使ってる間は絶対に必要やねんで」
「ふーん……そうだったんだ」
そんな話をしながら俺と雄介は診察前へと到着する。
「雄介は何かアプリ入れてるのか?」
「あー、暇な時にチョイチョイやっとるけど……まぁ、そんなに暇な時なんかないしな。 せやから、前に入れたのが入ってる位しかないで」
「そういや……雄介が携帯でゲームやってるとこあんま見た事ないしな」
「そうそう……ホンマに今は暇ない位やし。 それやったら、望達と話しておった方がええしな」
……ま、それは言えてるのかも。
と話が丁度切れた所で雄介の名前が呼ばれる。
そこだけは前と変わっていない。
そこは雄介と診察室へと入って行くのだ。
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