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43話 ※

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 玲音は本当に気持ちいいのであろう。 だから完全に体から気持ち良さをアピールさせてしまっているのだから。

 そして腰をくねらせ、早くその玩具を中に挿れて欲しいとアピールしているようだ。 そう自分から腰を動かし中に玩具を入れようとしていのだから。

 だがそう腰を動かしただけでは簡単に中に玩具を入れる事は出来ないようだ。 そう人間が力を加える事によって中に入れる事が出来るのだから。

「ぁああん! きょ、京平さん……それ、早く中に入れてぇええ!」

 そう甘えるように言う玲音。

 本当にそういうところでは甘え方が上手なのかもしれない。 寧ろそこの所は素なのであろう。

「え? 玲音ちゃんはこれを早く中に入れて欲しいの? 本当に君はこういう事が好きなんだねぇ。 でも、ココで玩具が動いているだけでも焦ったく無い?」
「焦ったいのは当たり前ですよー。 さっきから本当に焦ったいだけなんですからー! だから早く私的には気持ち良くなりたいんですってばぁ……」

 その玲音の言葉に逆に京平の方はスクスクとし出すのだ。

 本当に玲音というのは快感に素直すぎる。 だから京平はクスクスとしたのであろう。

「じゃあ、お尻を閉めてないで、緩めてみてよ。 じゃなきゃ、こんな太い玩具は君の名中に入れる事は出来ないのだけどなぁ?」

 そう言う京平の方は、本当に何だか楽しそうだ。

「え? 緩めるって?」

 そう、それは一体どういう事? という瞳をしながら玲音は京平の事を見上げる。

「緩めるって? どういう事? って目で聞いてる? じゃ、こういう事!」

 と京平は一旦、手に持っていた玩具を離すと、両方の手を使ってまで玲音の双丘を広げるのだ。 片方は指先を使って横へと広げ、もう片方の手で指を入れて二本の指を中に入れるのだった。

「こんな感じにね? ほら、君の中がハッキリと見える……もっと見えるようにここを広げる道具を使っちゃおうか? 何だか君にはそんな事したくなっちゃうんだよねぇ?」

 京平はベッドの上に転がっている玩具やそういう系の道具として使う中から、シルバー色の道具を見つけ、金属音をわざと鳴らすと、

「本来、こういう目的で使うもんじゃないんだけどね。 だけど、こういう時には、こういう目的で使うんだよー。 ココにこのシルバー色の道具を先ずは中に入れて……蕾の部分をこの道具で広げるっ!」
「ちょ、それ……ぁ……冷たいんですけどー! そ、それに若干痛い?」
「そりゃね、この入口部分をこの道具で広げてみてるからねぇ。 まぁ、これで、君の中も綺麗に見えてるんだけどねぇ。 しかも、広げてるもんだから、中から透明な液体が次から次へと流れ出て来ているのだけど……そんなに玲音ちゃんは今日の事、期待してくれちゃってるのかな?」
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