【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

綺羅 メキ

文字の大きさ
上 下
426 / 469

女装ー97

しおりを挟む
 だが司の方は目を瞑って洗っているようで、その未来の声には反応してないようにも思える。

 そんな司に未来の方は若干頬を膨らませて、

「もうっ!」

 と呟くのだ。

「もういいっ! 司君は浴槽の中に浸かってたらー! 後は僕に任せてよ……。 純ちゃんと龍の事、僕が誘って上げるからさー」

 未来は司にそう言うと、先ずは胸の突起を自分で指と指で挟み洗い始める。

「ふぅ……ん……ぁ……」

 本当に未来は龍達の事を誘うかのように胸の突起を指先で摘み声までも上げると、腰までくねらせるのだ。

 そして自分のモノを上下に扱くかのように洗い、

「ん……ぁ……ぁあん!」

 と声を上げる。

 司からしてみたら、あまりにも刺激が強すぎて耳を塞ぎたくなりそうになるのだが、こうみんなで楽しんでいるのだから、そんな事をしたら場をぶち壊してしまいそうで、そこは我慢したようだ。

 とりあえず軽く息を吐く司。

 司はそこで嵐の前の静けさかのように、ひと息吐いていると、いきなりお風呂場のドアが開く音が耳に入って来たようだ。

 司が目を開けると、そこに居たのは純一と龍が既に裸のままで立っていたのだから。

 半分ゆったりとしていた司だったのだが、その二人の登場に体を起き上がらせる。

「へ? 何で? 純ちゃん達が……?」

 そう独り言を呟く司。

 そんな司に気付いたのか、それとも純一は元からお風呂場に来たら司の側に来る予定だったのか、浴槽に浸かっている司へと近付いて来る。

「司……」

 そう司へと近付いて行くと、甘くて低い声で司の名前を呼ぶのだ。

 このお風呂場は元から露天風呂のように、床の位置よりも下に浴槽があるからなのか、完全に司は純一の事を見上げるような形で純一を見上げる。

「未来君のおかげで私達の方がもう限界になって来ちゃってね……」

 そう言いながら純一の方も司が入っている浴槽へと入って来る。

 そして司の隣りへと腰を下ろすと、

「龍君と話したんだ……。 もう、君達の行動が私達の事を誘っているという感じがしたから、我慢出来なくて来てしまったのだけど……だから、ここでシてもいいかな? 先ずはここで各カップル同士でシて、それで、ベッドの上でみんなでシようか? って……龍君と話をしたんだ。 それに、龍君と未来君に関しては、暫くしてなかったからなのか、未来君の誘いで龍君が我慢出来なくなってしまったっていうのが正解なんだけどね」

 そう説明すると、唇を重ねる純一。

「ふぁああ……んん……」

 しかも今日はいつもより長い感じがするのは気のせいであろうか。 司が気付いた時には純一の胸を叩き続けていたのだから。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

寮生活のイジメ【社会人版】

ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説 【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】 全四話 毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

放課後教室

Kokonuca.
BL
ある放課後の教室で彼に起こった凶事からすべて始まる

柔道部

むちむちボディ
BL
とある高校の柔道部で起こる秘め事について書いてみます。

エリート上司に完全に落とされるまで

琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。 彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。 そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。 社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。

年越しチン玉蕎麦!!

ミクリ21
BL
チン玉……もちろん、ナニのことです。

処理中です...